ほら、よくあるでしょ?
嫌いな人が居なくなってほしいとき、
『“◯◯さんが辞めますように”とか、
左遷されますように”と願ってはいけません。
“◯◯さんがヘッドハンティングされて
いい職場に転職しますように”と願いましょう』
という、ドンウォーリー、ビーハッピー的な
胡散臭いやつ。
私に言わせりゃ、
何眠たいこと言うとんねん、や。
そんなまどろっこしい願い方の方が叶わんわ。
◯◯さんが異動になりますように、
◯◯さんが辞めますようにのどこが
悪いんじゃい。
さて。
私の主任は意地が悪い。
過去の記事はこちら。
うちの病院の担当になって間もない
営業の人がいる。
彼は、とある部署に行かなければならず、
主任に場所を尋ねた。
その部署はそんなに遠くないが、大きな
病院なので、口頭で道案内するより
連れて行く方がナンボか早いし賢明だ。
それなのに、
あー行って、こー行って…と
混乱させるような説明をしていた。
途中から、明らかに営業の子の「???」と
いう感じが私の席まで伝わってきた。
“コンニャロ、連れて行ってやれよ”
と思いつつも、
ここはまだ私の出る幕じゃねえと
言い聞かせ、黙っていた。
下手な道案内を聞いたあと、
営業の子は不安げに、
「すぐ分かるところですか?」
(心の声・不安だから連れて行ってほしい)
と聞くと、主任は
「ま、ややこしいっちゃややこしいけど、
行けんことはない」と言ったのだ。
行ったことない人に、ド下手な
道案内をして、迷わず行けるかいな。
どこまで意地悪いんや。
女の腐った奴め。
もー辛抱ならん!
私が連れて行きましょかって言ってやらな!
と思ったと同時に、主任が溜息混じりに
「…連れて行ったろか?」と
嫌そうに言ったのだ。
私の全細胞が総ズコー!となったわよ。
最初からそう言ってやれば、お互い
気持ちいいし無駄な時間を使わなくて
済んだのに、なぜにこうも自分の株を
下げるのだ。
そのあと、一人で営業の子が
帰ってきたので、
『さっきの、腹立ったなぁ!
連れて行きましょかって言いかけたわ!』と
言うと、
『いつもあんな感じなんですか?
めちゃ困りました』と言ってたよ。
営業の若人よ、
私なんか毎日そんな感じだよ。
そんなワケで、私は主任の
異動や転職を念仏のように唱えている。
いやはや。
栄転やヘッドハンティングが叶わんかったら、
もう“どストレート”に願うしかないやろ?
【人を呪わば穴二つ】なんて
言い出すヤツァ大嫌いだ。
ではでは、またね!