あれは、忘れもしない
小4で迎えた5月18日。
私は、しみじみ思った。
“10歳かぁ。私、10年も生きたんだ…
凄いなぁ、生まれて10年も経ったのか。”
今となっては、
10年なんて“ついこないだ”だよなぁ。
よくあるでしょ、こんな遣り取り↓
A『そういや、〇〇さんって今何してんの?
最近めっきり見なくなったけど。』
B『あー、私もちょっと前に見かけて以来、
全然知らんわぁ。』
話の内容にもよるけど、ちょっと前って、
若人なら、きっと一年以内のことを
指すのだろう。でも、私くらいの
クラスになると、4,5年前でも
ちょっと前&ついこないだの範囲だもんなぁ。
よー考えたら、4,5年前なんて相当前だで。
中高年の一年って、どんだけデカイと
思ってんのよ。病気で激やせしたり、
また逆に激太りしたり、急激に老け込んだり。
そんな中高年に、4,5年前をちょっと前
だなんて、渡辺徹の変貌ぶりとは訳が違う。
過去にも書いたことあるけど、
薬師丸ひろ子の歌にこんな歌詞がある。
“笑っちゃう涙の止め方も知らない
20年も生きてきたのにね”
この曲が流れていた頃は、私は
これくらいのクソガキだった。
なので、幼心に、
“20年経っても涙は自分で
コントロール出来ないもんなんやな”
なんて思ったものだ。
ところがどっこい。
今となっては、
“え?20年しか生きてないのに??
30年経っても知らんで。”
とか思ってしまうね。
何十年経っても、涙の止め方なんて
分かりゃしないよ、ねぇ?寅ちゃん。
(脳内BGMは、語り始めるときのあの挿入歌で。
オープニングのインストみたいなやつね)
『俺はねぇ、最近わかってきたんだ。
涙をこらえようとすると、余計涙が
こぼれそうになっちまう。笑いを
こらえると、余計おかしくなるだろう?
欲しいものを我慢すると、余計欲しく
なっちまうだろう?それと一緒なんじゃ
ねぇかって。だったらよぉ、もう、
涙が枯れるまで泣いちまえばいいんだ。
どんな好物だって、毎日たらふく
食べちゃあ、もう姿も見たくねぇって
思うだろ?もう、この際、目元が
岸部一徳のあんちゃんみたいに
なるくらい泣いちまえ。
我慢なんかすんじゃねぇぞ、
腹が減るまで泣いてみろ。
そのうちよぉ、涙の一滴も出なくなるモンだ。
泣き飽きたらこっちのモンよ。
だけどよぉ、さくら。
やっぱり人間ってもんは…
悲しいときは旨い飯食べてても悲しいんだ。
涙の止め方なんてよぉ、太古の昔から
時間薬に勝るもんはねぇんじゃねぇか?
(KTの架空のセリフ劇場 ー終ー)
愛うさぎを失ったとき、
も〜顔がクシャおじさんみたいに泣いて、
毎日がノン整形で岸部一徳だった。
どんだけ泣いても、涙は枯れんもんなんやなと
思ったねぇ。それでも泣き続けた。
不思議なモンで、あんなに悲しみの
ズンドコのどん底だったのに、
その涙もいつかは止まるんよね。
時間薬とは、よく言ったもんだ。
さて、そんな訳で、
今年も5/18に誕生日を迎える。
…2023歳かぁ。
もう、閣下って呼んでくれよ。
ちなみに、かこちゃんとは
私のモノホンの愛称だス。
仕事仲間が祝ってくれた^_^
ではでは、またね!
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