こんな男に騙されるなんて。

こんな人とか、

こんな人とか、

こんな人とか、

こんな人なら、

騙されるのもまだ分かる。

それに、騙されてると分かってても

それでもいいと思えるかもしれない。

でも、

でもだねぇ、

これはないだろ、これは。

「苦しいよ、助けて、死にたくない…」29歳女性が“白血病のピアニスト”を騙る男から2000万円を詐取されるまで | 文春オンライン

いやー、風貌だけで私は無理や。

恋は盲目と言うが、どんなに盲目でも

判別くらい出来るわ。私は

不潔そうな人が嫌いなので、

これに騙されることはない…と思う。

でも、なんとこんな人に騙されて

二千万円騙し取られた女性がいるんだもんなぁ。

詐欺師って風貌をもカバーできる何かが

あるんだね。

今日び、

『自分は捨て子だった』っていう

大映テレビみたいな不幸な生い立ちエピソードで

ホロリとくる女性いてんの？？

クサイ芝居やで、そんなん。

立て篭もり犯に、母親を連れてきたら

「おふくろ…」って具合になるくらい

クサイで。

最初は少額から、それが成功したら

徐々に額が増えていく。

ほんと、テキスト通りの詐欺師だね。

しかしながら…。

もうちょっと男前なら、

百年の恋から覚めたときでも

“騙された私も悪い”と思えるかもしれない。

でも、さすがにあの風貌では

思い出したくないほど封印したい恥に

なるに違いない。

この男も、騙された女性も、

どっちもどっちな事件だけどね。

同じ女性としては、騙された

心の傷が癒えることを願っている。

私も、この人と

この人になら騙されてもいいや。

ではでは、またね！