“箸が転んでもおかしい年頃”
とはよく言ったもんだ。
あれは私が高校1年のとき。
入学後、前の席に座ったS田さんと
仲良くなった。
違う中学だったというのに、
偶然にも共通の友達がいて、
一気に距離が縮まった。
S田さんとは笑いのツボが一緒で、
よく冗談の応酬をしたものだ。
どういう経緯だったか失念してしまったが、
親指を立てたポーズで「アルフィー👍」と
言い合っては涙が出るほど笑い合うという
ものが二人の間で流行った。
今思えば、何がおかしかったのか
サッパリ分からないが、当時はもう
呼吸出来ないほどヒィヒィ笑い、
笑い死にしてしまうのではないかと
思うほど笑ったのだ。
まさしくこんな感じ。
なぜアルフィーだったのかも覚えていない。
なぜ親指を立てる必要があったかも分からない。
最初は、「アルフィー👍」と声に出して
笑い合っていたのだが、お互いその
ポーズが出たらアルフィーの意なので、
親指を立てるだけで
「あ、アルフィーだ」と分かり、それが
またおかしくて死ぬほど笑い合った。
中指を立てながら、ファックユー!と
言うアレに似たようなモノかな。
大人になり、何度か「アルフィー👍」に
ついて語らったが、二人とも何があんなに
面白かったのか分からずじまいだった。
いやはや、これがかの
“箸が転んでもおかしい年頃”
だったのだろう。
そんなうら若き高校生だった私も、
今では、膝が笑う年齢になってしまったダよ。
ではでは、またね!
mainoさん、私のことを書いてくださり
ありがとうございます😊