読書が好きだ。
小説は、飛ばし読みや斜め読み
しづらいので滅多に読まないけどね。
いつだったか、調子に乗って
小難しい本を買った。
岩波書店系のホラ、ちょっと
“これ読んでたら、博学そうじゃね?”
みたいなやつね。
デカルトの方法序説とか、そういうの。
クルクルパーの私でも、これを読めば
周りと差がつくかもよ、なんていう
やましく浅ましい気持ちから買ってみた。
買って、1ページ読んでみた。
日本語で書いてんのに、
理解できんとはどういうことや。
もう一度同じ箇所を読み返す。
…え、何やて?
何がどうやて?
さーーーっぱりワカラン。
うーん。
うーーん。
結局読むのが苦しくなり、
本棚にしまって、もう何年も過ぎた。
自分も成長したし、買った当初より
読めるようになっているかもと
思い、また開いてみた。
いやー、あかんかった。
歯が立たん。
無理矢理な翻訳が
これまた難易度を上げる。
もう、多分読了することはないな。
処分しよ、処分。
よく考えてみてくれよ。
かの夏目漱石でさえ歯が立たなかった
本があるんだから、凡人の私達にも
そんな本があっても何らおかしくない。
身の丈に合った本でいい。
肴は炙ったイカでいい。
ではでは、またね!
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