過去に、
同じタイトルで投稿したことがある。
やはり、ラブストーリーも別れ話も
突然訪れると、本日つくづく思った。
私が行ってる動物病院は、
どの先生も優秀で対応もいいので、
今まで先生を指名することはなかった。
色んな先生に担当してもらっていたが、
カルテはあるとはいえ、症状を補足的に
説明しないといけないので、そろそろ
指名しようかと夫と話したことがある。
そして、亡き愛兎マロンの頃から
担当してもらう回数が割と多く、
何となくでも私のうさぎのことを
知ってくれているF先生を主治医にしようと決めた。
(転倒を防ぐための、介護用クッション)
ミロやシロは完全にF先生指名だったので、
前回の症状や触診でのちょっとした
変化もよく分かってくれていた。
私達も、安心して先生に任せていた。
(スナッフルで、治療をしていた頃のシロ)
本日、ミロシロの爪切りと健康チェックのために、
動物病院へ赴き、F先生を指名した。
(帰ったらオヤツだからな、と目で訴えるミロ)
一通り診察が終わったあと、F先生は
『ちょっとお伝えしなければならない
ことがあります』と切り出した。
来年1月末で、退職されるとのこと。
私は、突然の知らせに、
一瞬頭が真っ白になった。
冷静を取り戻し、
『別のところに行かれるのですか?』と
聞いたが、まだ未定との回答。
きっと、決まっているのかもだけど、
言ってしまうと患者を取ってしまうことに
なりかねないので、濁しているのかもしれない。
私は、それ以上は聞かなかったが、
マロンやミロシロを丁寧に診て
もらっていたF先生が次からいなくなると
思うと、とても寂しい気持ちになった。
私は、F先生に、
『私達は、今までどの先生も指名することは
なかったけど、マロンの頃からよく担当して
もらって丁寧に診てもらっていたので、
F先生を指名するようになりました。
いなくなるのが寂しいです』と伝えると、
この先生を信じてマロンやシロのために
足繁く通院したことなどを思い出し、
さめざめと泣いてしまった。
涙を止めようとしたが、ここは動物病院。
亡くなって号泣する飼い主さんを、
たくさん見ているだろうと思うと、
泣いても構いやしないんじゃないかと、
さめざめ泣いた。
退職を惜しまれるF先生。
少なくとも、私にとっては
動物病院界のシェーンだ。
ではでは、またね。