私の体の一部だったマロンが
亡くなったのも、3月だった。
数日前、私に
高齢うさぎへのご飯について
質問を送ってきてくださった
フォロワーさんがいる。
私は、えらいこっちゃ!と
はやる気持ちを抑えながら
家に帰り、経験の限りを
書いて送信した。
介護をしている飼い主の願いは、ひとつ。
“なんとか食べて生きてほしい。”
きっと、そんな思いで
私に連絡してきてくれたのだろう。
私がマロンの時に経験したことを、
あの人も今経験してるのだと思うと、
気が気でならなかった。
本日、
私は有休で、ダンスの練習を
していたときのこと。
その人から訃報が届いた。
何年経っても、マロンを失ったときの
悲しみは覚えているもの。訃報を
聞いたとき、あの人も体の一部を
もぎとられるような痛みを経験
しているのかと思うと、筆舌に
尽くせない思いがした。
私がおすすめしたペレットや牧草が、
本日届いたとのこと。それは、
無駄なようで、決して無駄ではないはず。
もう時間がないと覚悟をしていても、
できる限りのことを尽くしたんだ
という証なので。逆に、これを
していなければ、後悔していたと思う。
奇しくも、マロンの命日が近い。
高齢うさぎの介護経験者が多い中、
私を選んでメッセージを
送ってきてくれたのは、
あの人の愛うさぎが
“マロンの飼い主を頼ってほしい”
と念を送ったのではないかと思う。
亡くなったのはとても寂しいけど、
きっと今頃、マロン達と
飛び跳ねているはず。
食べないかもしれないペレットに、
一縷の望みを託して購入した
フォロワーさん。あの子に
その気持ちは伝わってますよ。
心よりお悔やみ申し上げます。
KT Jackson
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