季節いろいろ

思い出もとめて・・・

担任恩師(綾部仁喜)の俳句(2014.11.28)

2014-11-29 08:02:49 | Weblog

2014.11.28付け読売新聞(朝刊) 四季(長谷川櫂)の欄に

中学時代の担任の綾部仁喜先生の俳句が目に止まり

懐かしさのあまり、記録に留めておこうと思った。

  「あたたかく枯れゆくものの中に臥す」

    (室内の寝床に横たわりながら安らかな

                       充足の境地をうたっている句のようです)

 

<参考> 

綾部仁喜(あやべじんき 1929年ー)は俳人。東京都八王子生まれ。1953年「鶴」に入会、石田波郷に師事。1974年「泉」創刊同人。1990年より「泉」主宰。2014年「泉」主宰を藤本美和子に譲り同顧問となる。句集に「山王」「撲簡」「寒木」「沈黙」。1994年「撲簡」により第34回俳人協力賞、2008年「山王林だより」により第23回俳人協力評論賞、2009年「沈黙」により第9回俳句四季大賞受賞。俳人協会評議委員。日本文藝家協会会員。                (インターネットWikipediaより)


都立庭園紅葉めぐり(2014.11.24)

2014-11-26 17:47:15 | Weblog

都立9庭園のうち5庭園の紅葉めぐりに出かけで東京の秋を感じてきました。

 

JR駒込駅から。

柳沢吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な庭園の六義園へ。

園の入口で都立園芸高等学校生徒の作品「懸崖菊」が迎えてくれた。

   

 

 北側の小高い丘には洋館を建て、斜面には洋風庭園、そして低地には日本庭園を配したのが特徴の旧古河庭園へ。

小高い丘の洋館には真っ赤なサルビアが咲き、洋風庭園にはバラが咲き、日本庭園には錦秋の紅葉が見事でした。

 

 

 

 

 

大江戸線清澄白河駅から

泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」の清澄庭園へ。

清澄庭園は関東大震災で大きな被害を受けましたが、災害時の避難場所としての役割を果たし、多数の人命を救ったそうです。

 

 

 

 

 

水戸徳川家の祖である頼房が、江戸時代の中屋敷の庭として造り、二大藩主の光圀の代に完成した庭園、小石川後楽園へ。「雪つり」が見事でした。

 

最後にJR国分寺駅から殿ケ谷戸庭園に行き、日没近くで紅色が落ち始めた紅葉を紅葉亭から鑑賞しました。

昼間とは違って静寂さを感じ、良いひと時でした。

 


昭島で生まれた講談・月廼野露草雙紙(2014.11.3)

2014-11-06 17:02:39 | Weblog

昭島市制60周年記念文化財講座が旧三井家拝島別邸で講談「月廼野露草雙紙」(つきののつゆくさそうし)が行われました。

       講談師は昭島市在住の室井一凛さんです。

 

        

~昭島市有形民俗文化財~である「月廼野露草雙紙」について・・・

  作者は不老軒宇多々(ふろうけんうたた)

この双紙は1814年宇多々55歳の作品で、当時の村民の中から生まれた読本で、多摩地区一円の古い地名、故事などが記されている。

宇多々は本名を伊八といい、所蔵家宮崎家の祖先にあたり、生来文学を愛好し、俳句、戯文などにすぐれ1853年94歳で没した。

蜀山人(大田南畝)などと交友があったという。墓は昭島市郷地町の宝積寺にある。(文化講座資料から抜粋)