【単身者】
年収額面 推定手取り年収 ひと月あたり住宅費上限目安
年収額面 推定手取り年収 ひと月あたり住宅費上限目安
(推奨:手取りの25%以内)
240万円 190万円 4.0万円
300万円 235万円 4.9万円
360万円 283万円 5.9万円
400万円 312万円 6.5万円
450万円 350万円 7.3万円
500万円 387万円 8.0万円
240万円 190万円 4.0万円
300万円 235万円 4.9万円
360万円 283万円 5.9万円
400万円 312万円 6.5万円
450万円 350万円 7.3万円
500万円 387万円 8.0万円
【共働き夫婦、16歳未満の子供2人(扶養)の4人家族】
年収額面合計 推定手取り年収 ひと月あたり住宅費上限目安
(推奨:手取りの20%以内)
400万円 312万円 5.2万円
450万円 350万円 5.8万円
500万円 387万円 6.5万円
600万円 458万円 7.6万円
400万円 312万円 5.2万円
450万円 350万円 5.8万円
500万円 387万円 6.5万円
600万円 458万円 7.6万円
◎ 超長期のローン金利が低いために、うっかり、
身の丈以上の借財をしてしまいそうな金利環境にあります。
超低金利、超長期、団信付き・・・、
お得な条件なのだと錯覚してしまいそうです。
「自宅は購入すれば資産になるから・・・」は、
間違いとは言い切れませんが、
自宅は「消耗材」の性質も持っているので、
「ローン返済ペース」よりも
「自宅の消耗劣化(価格下落)スピード」が速ければ、
自宅は、「資産ではなく負債となって」しまいます。(負債化)
負債化が進むと、住み替え(買い替え)も容易にできなくなり、
地理的にも経済的にも自宅に「地縛」されてしまいます。
こういう観点から、(特に30歳代半ば以降に)
返済期間が25年、30年、35年の超長期のローンを組むのは、
子の大学進学や定年退職も踏まえて、
慎重に検討しないとアブナイですし、
持ち家か賃貸かの選択において、
「ローン返済月額」と「家賃」とを単純に比べるだけで、
得だの損だの、あるいは、返済を抑えておいて投資に回すなど
パッシブな選択をすると、
引き返せなくなりやすいので要注意です。
賃貸の場合、
家賃等以外の支払いは、
家賃保証料、借家人賠償責任保険料くらいなものですが、
持ち家の場合、ローン元利返済額以外にも、
管理費・修繕積立金(戸建の場合は修繕費)、固都税、火災保険料など
なかなかヘビーな支出があるので、
せめて、それらの付随支出まで含めて判断したいところです。
私見では、少なくとも、現役で働いているうちは、
持ち家か賃貸かの別よりも、
住居費を、
手取り収入(もしくは、可処分所得)に対して何%以内となるように、
住まい選びをする、住み方を考える、ことのほうが大切かと思います。
賃貸暮らしならば、収入減、教育費・医療費などの支出増で、
家計の収支状況が変化してしまい、
現行の家賃負担が重く感じるようであれば、
駅からの距離や、広さの条件を譲歩して、
住み替えもし易いので、
ローンを抱えた持ち家よりも柔軟に生計再建ができます。
負債の固定化が枷になる状況に陥ると、
自分自身の努力や工夫では、なかなか解消・改善できず、
生計再建実現のハードル・道程が高く・長くなります。
しんどいです。
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どれだけ娯楽・貯蓄などに回すかにも由りますが、
単身者向けの当マンション(約21平米)では・・・、
年収(額面)270万円前後、
社会保険料、所得税・住民税控除後の
手取り年収が210~220万円くらいあれば、
フィットしそうです。
* 個賠付き賃貸住宅保険料(月あたり625円)、
家賃債務保証料(月あたり834円)、
府民共済掛金(月2,000円)を含めて。
私の場合、転勤で、初めて賃貸住宅へ入居した部屋は、
6畳ワンルーム(15平米くらい、収納無し、洗濯機はベランダ)、
3点ユニット、電気コンロ付の簡易キッチンで、
最寄駅までは徒歩5分圏内の家賃が月4.2万円でした。
衣服ほかの持ち物が少なめでしたが、 15平米では、
スーツ・Yシャツ・コート等を掛ける組立式パイプハンガー2棹と
衣装ケース(樹脂製の引出しタイプ、スタック式のやつ)、
小型の2ドア冷蔵庫を置いたら、
寝床(敷布団)スペースしか残りませんでした。
食事はほぼ全て外食、冷凍食品を電子レンジで温めるだけ、
モノは買わない、仕事から帰宅したら寝るだけの生活なら、
用は足りる広さではあるのですが、
「もう少し広いと助かる」とは感じてました。
20平米以上あれば、
少し(気持ち)ゆとりを持つこともできるのかな?とは思います。
収入は簡単には変化させることができなくても、
最寄駅までの距離条件を譲歩する、あるいは、
ひと駅、ふた駅ズラしてみると、
必要な広さを確保できることはあります。
ひと駅・ふた駅の違い、駅からの徒歩所要時間の2~3分程度の差が、
死活問題になることはないと思います。
社会人1年目の年収(額面、冬賞与込み)は240万円そこそこでしたが、
社会人3年目になるまでは、社員寮に住んでました。
ボロい木造(バランス釜式の風呂付、キッチンは無し)ながら、
6畳2部屋の寮費が月2万円程度たっだので救われてました。
* 福利厚生により、半額相当が住宅補助のようなもので控除されてたようです。
ただ、勤務先まで片道1時間半。
それが苦痛なら、寮を出て、
自分自身で住まいを見つけて、住宅手当は
規定の範囲なら認めますよ・・・ということで。
広さか、便利さか、設備充実度か、それとも・・・、
何かを譲歩して、 住宅費支払いに窮しないよう、
落としどころを付けて、選んでいくことになるのでしょうね。