■ 「禁煙」物件の誤解。 今や、禁煙でないほうが・・・ ■
JTの喫煙人口調査(2017年度)では、
喫煙率は男性が28.2%、女性が9.0%。
厚生労働省調査では、
男性が29.4%、女性が7.2%、男女合わせると17.7%で、
政府は、この喫煙率を、2022年度までに、約6ポイント下げて
12%にする目標を打ち出しています。
国民の健康保全を通して、社会医療費増大を抑えることで、
国民の負担を軽減しようという目的もあるようです。
厚生労働省調査では、
男性が29.4%、女性が7.2%、男女合わせると17.7%で、
政府は、この喫煙率を、2022年度までに、約6ポイント下げて
12%にする目標を打ち出しています。
国民の健康保全を通して、社会医療費増大を抑えることで、
国民の負担を軽減しようという目的もあるようです。
そんな政府の目標はさておき、
物件(部屋)探しをしている女性が10人いたら、
物件(部屋)探しをしている女性が10人いたら、
現状の喫煙率からすると、9人以上が非喫煙者なのですから、
入居者募集条件に、「禁煙」を明確に打ち出すほうが、
非喫煙者(嫌煙家)の方からすれば、
入居者募集条件に、「禁煙」を明確に打ち出すほうが、
非喫煙者(嫌煙家)の方からすれば、
分かり易くて安心できるかと思います。
男性にしたって、10人のうち7人近くは非喫煙者であるから、
入居者募集条件に「禁煙」を打ち出したからといって、
引き合いが弱まって入居者が決まらずに困ってしまうというほどのものでも
なさそうです。
物件(部屋)探しをしている年齢層を、
29歳未満に限ってみると、非喫煙率は、男女共に更に高まりますから、
29歳未満に限ってみると、非喫煙率は、男女共に更に高まりますから、
新大学生や新社会人の新生活の部屋探しにおいては、
「禁煙」は、何ら、入居者募集の障害にはならないと考えます。
*******
喫煙は、基本的人権の問題ではなく、
個人の嗜好の問題であって、
公共の場や飲食店などの不特定多数の人がいる場所で、
愛煙家が自由に喫煙してしまうと、
嫌煙家は一方的に我慢を強いられてきました。
個人の嗜好の問題であって、
公共の場や飲食店などの不特定多数の人がいる場所で、
愛煙家が自由に喫煙してしまうと、
嫌煙家は一方的に我慢を強いられてきました。
こういう状況は、公平ではないので、
せめて分煙・エリア区分をしましょう・・・、という流れなのでしょうね。
せめて分煙・エリア区分をしましょう・・・、という流れなのでしょうね。
電車の「女性専用車両」も、女性がそれを利用するには、
その乗車位置まで移動しなければなりませんし、
男性は、その乗車位置を避けて、他の車両に乗り込まねばなりません。
このような区分けを運用していくには、
その区分けの明示と、それに伴う行動が求められます。
生命保険料でも、昔には無かった、非喫煙者割引(特約)が普及し、
公平性を保つ仕組みが当たり前になってきました。
公平性を保つ仕組みが当たり前になってきました。
先日、どこかの会社が、「喫煙者を採用しない」とか、
「喫煙者は役員候補にしない」とか、
「喫煙で、そこまで決めてしまうのか?」とも感じなくもないですが、
人選の指標の一つにしますというのが、
社員には長く健常に勤めて欲しいと願うならば、
企業方針となりうるなあとも理解できます。
まあ、喫煙をする求職者が、その会社を選ばなくなるだけかもしれませんが、
喫煙者が少なくなってきているので、人材確保難に影響する惧れも少ないと
いう判断なのかもしれません。
喫煙をする求職者が、
喫煙者を採用しない会社への就職を強く願うならば、
禁煙を実現するくらいのことは、やってのけてくださいという
メッセージなのかもしれません。
強い意志で、自己管理能力を発揮できるのかを問う一面があるのかも。
さて、賃貸物件だって、
非喫煙者も暮らす集合住宅であるならば、
喫煙する入居者が「喫煙するのは、私の自由だ」という理屈で、
物件内、ベランダ、物件敷地内で喫煙してしまうと、
非喫煙者である既入居者にとっては、
喫煙する入居者が「喫煙するのは、私の自由だ」という理屈で、
物件内、ベランダ、物件敷地内で喫煙してしまうと、
非喫煙者である既入居者にとっては、
煙や臭いは勘弁してほしいという自由が
一方的に踏みにじられますから、
一方的に踏みにじられますから、
「禁煙」の明示と、それに必要な行動が求められる時代が
到来しているのだと思います。
ひと昔前の旅館の部屋予約でも、
特に「禁煙」「喫煙可」の別を問われることは無かったです。
当たり前のように、すべての部屋に灰皿とマッチが置いてありました。
でも、時代と常識は変わりつつあります。
喫煙者は、「禁煙ではない物件(部屋)」を選び、
非喫煙者は、「禁煙」の部屋を選んで予約するのが普通になってきてます。
賃貸物件でも、同様の変化がないとオカシイのですが、
どうも、賃貸業界・オーナーの意識改革は遅いようです。
喫煙者は、
喫煙者は、
他に入居者がいない=集合住宅ではない「戸建物件」を選ぶとか、
喫煙したくなったら、喫煙しても大丈夫な場所へ行くとか、
喫煙の自由(権利)の行使に、そういうアクション(義務)を履行することが
求められる時代になってきてるのです。
喫煙したくなったら、喫煙しても大丈夫な場所へ行くとか、
喫煙の自由(権利)の行使に、そういうアクション(義務)を履行することが
求められる時代になってきてるのです。
私自身も喫煙者でした・・・から、喫煙そのものを、
頭から非難するつもりはありません。
頭から非難するつもりはありません。
非喫煙者を慮り、時と場所とルール・マナーを弁え、
楽しむならば、喫煙はOKだと思います。
(禁煙は、社会負担を減じるものだと考えるようになりました。)
(禁煙は、社会負担を減じるものだと考えるようになりました。)
禁煙エリアに指定されてない所でも、
歩きタバコは危ないんで、止めましょう。
周りの人に、焼きを入れしてしまったり、
ナイロン生地の服に穴をあけてしまったりするので。
吸い殻のポイ捨てもね、
喫煙者が総じてマナー向上してるのだと世に示すためにも。
★ 脱線しましたが、
賃貸物件の入居者募集において、「禁煙」を条件提示していこうと
考えてます。
考えてます。
これまでは、条件提示無しで、退去時にヤニ汚れが酷いときは、
原状回復にて清算する流れでしたが、
この従前の方法は変えていかねばならない時勢かと思います。
「ペット不可」についても、同様の考え方で条件提示していきます。
犬・猫が苦手な入居者もいるやもしれないので、
ハッキリさせておくほうが、
「ペット不可」についても、同様の考え方で条件提示していきます。
犬・猫が苦手な入居者もいるやもしれないので、
ハッキリさせておくほうが、
物件検討中の方、既に入居している方のどちらも、
安心して過ごしていけるのだと思います。
安心して過ごしていけるのだと思います。
****** 時代は変わる。 当たり前も変わっていく。 ******
クルマには、シガーライターや備え付けの灰皿などが標準装備であるかのように
当たり前のように付いてきましたが、それは、昔の話。
当たり前のように付いてきましたが、それは、昔の話。
例えば、マツダのクルマは、既に10年くらい前から、
シガーライターの仕様設定がなくなり、
シガーライターの仕様設定がなくなり、
USB形の充電口が標準仕様っぽく付いてたりします。
他のクルマメーカーや車種については、
ドライブレコーダーやクルマ用の電化製品が、
未だにシガーソケット対応仕様であったりするので、
まだ、シガーライターが付いていたりしますが、
それも、あと何年かすれば消えていきそうな気配がします。
ドライブレコーダーやクルマ用の電化製品が、
未だにシガーソケット対応仕様であったりするので、
まだ、シガーライターが付いていたりしますが、
それも、あと何年かすれば消えていきそうな気配がします。
スマホ充電器と「スマホホルダーかスマホを置くトレイ」が付いてるほうが
喜ばれるでしょうから。
喫煙者ですら、タバコの火を点けるのが、
シガーライターでなければならない事情は無いですし・・・。
喫煙者ですら、タバコの火を点けるのが、
シガーライターでなければならない事情は無いですし・・・。
タクシーは、殆どが、禁煙になりましたね。
昔は昔。今は今。
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