キンモクセイの季節

2013-10-05 00:13:31 | 日記
通勤途中の神社で、明日、子ども神輿と店が出ると聞く。帰りに神社を通りかかると、長い参道にテントが張ってある。明日のための下準備がされていた。こんなところに、店が出ていたとは知らなかった。明かりとり用の提灯も吊してあり、心が期待で開く。「明日か、また、お一人様お楽しみ時間を持つことができる。」と、うれしくなった。その時、あれ! 確かに私は、嗅いだ、キンモクセイの匂いを。このあたりキンモクセイの木はあったっけ?でも、この匂いはキンモクセイだ。暗い空間に、匂いはやって来ている。
私の中で、祭りの御神燈のオレンジがかったろうそくの光の色と、キンモクセイの色が、今年も出会った。昼間、桜の葉が少し黄色をおびて、まだ夏色の陽を浴びていたのを思い出す。
今日、ある家の人も私に言った。「この木、何かご存じ?キンモクセイなの。今年は何か花が遅いと思っていたけど、ほらこの下の方、花が咲いてきた。」と。
キンモクセイの季節がやってくる。


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