雨の降らない放課後


基本的に内容の薄い日記
のんびりマイペースに更新してます。
読んでもらえると嬉しいです。

いつかきっとさめてしまうゆめ 後書き

2019-05-13 22:06:55 | 小説もどき
平成最後で令和最初の小説もどきを完成出来てほっとしています。


川津美月ちゃん(ちゃん呼び違和感あるけど呼び捨てもへん)と先輩のイラスト落ち着いたら描きたいなあと思うぐらいには、書くの楽しいお話でした。


理想をいえば日常の謎とか殺人事件とか起きて、
2人の距離が縮まったり友達との絡みとかある 私の大好きな話に出来たらもっと良かったのですが、私の今の力ではこれが精一杯です。


はい、これでも精一杯なんです。


そういうの書くにはおツムが足りなすぎます。


それがとても悲しかったけれど
書くのはとても楽しかったし
キャラにも愛着はあります。

いつかこの小説もどきを小説にできるように日々頑張って行きたいなあって思います。


令和での目標のひとつに
小説もどきじゃなくて小説をかけるようになりたいがありますので。


あと今日はもう無理かもしれないですが
いつかきっとさめてしまうゆめ おまけ書きたいと思ってます
本編より先に書きたくなって
慌てて本編を書いてました( ´・ω・` )


少しでも楽しんで貰えたら何よりです。

いつかきっとさめてしまうゆめ 3_3

2019-05-13 22:00:53 | 小説もどき

「綺麗……」


夕日に照らされた川がよく見えてとても綺麗だ。
ここまで綺麗なのは、ちょうどいい時間に来たのもあるとは思うけど。


「だろ?綺麗だろ。
じっくり話をするにはここがいいとおもってな」


先輩はいつもみたいににかり、と私に得意げに微笑んだ。
頬に泣いた跡がある以外はいつも通りの笑顔だ。


「はい」

「さて、何から話すかな」

先輩はよっこいしょと言いながら大雑把に草の上に座った。
私も汚れるかなと思いつつ
自分でちゃんと汚れとかてるから許してお母さんと
心の中で呟き
先輩のすぐ側にゆっくり座った。


「支離滅裂でもぐちゃぐちゃでも訳わかんなくても、まとまってなくてもいいから先輩が好きなように話してください。
つまんなくてもちゃんと最後まで聞くつもりではいますから。」

「つもりなんだ」


「はい。先輩の話の内容によっては最後まで聞けないかもしれないので。その時はごめんなさい。」


「ありがとうな、川津 」


「はあ、どういたしまして」


「まだ死にたくなかったなあ。
大学いって楽しいキャンパスライフ送りたかったし、初任給で回らないお寿司行ってみたかったし、ドライブするのも夢だったし、1度でいいから彼女欲しかったなあ。」


「なんだか先輩らしいですね。彼女出来たら何したいとかありました?」

先輩が告ってフラれたという好きな人とそれらをしたかったんだろうけれど、先輩が彼女が出来たらしたかったことはなんなのかとても気になる。


「んんー……やはり学ラン着てもらいたかった……ぶかぶかなんだろうなあ〜」


「はあ」

ぶかぶかということは先輩と先輩の好きな人には
それなりに身長差はあるんだなあ。


「あと放課後にアイス食いながら帰ったりとか
水族館デートとかしたかったなあ。
ギューって前からでも後ろからでもいいけど抱きつかれたらたまらないなあ。
普段クールな感じなのにたまに甘えてくるのとかもう最高………」


先輩は完全に妄想の世界に入ってて、でへでへ とだらしのない表情を浮かべている。
先輩の好きな人は普段クールなんだ。

まあ先輩と身長差があってクールな人なんて
それなりに居そうだから
どこの誰だかは分からないけど。


「頑張ればひとつぐらいなら叶うかもしれませんよ」

言ってしまってから自分が言ってはいけないことをいつてしまったことに気がついた。
頑張れなんて他人に軽々しく言ってはいけない。
なんて残酷なこと言ってしまったんだろう


生きていれば叶ったかもしれないその願いたちは、死んでいる先輩にとって叶えるにはまた違った意味で難しいものなのに。

「ごめんなさい……先輩……私……」

先輩は酷く悲しそうな顔をした。


「頑張ればって川津……俺は死んでるんだぞ?
いつ消えるかもしれないし 消えなくても俺……おれがおれじゃなくなるかもしれないんだぞ……俺そんなんやだよ……俺まだ……」


先輩はちゃんとはっきり言わなかったけれど、悪霊になるかもしれないと言いたいのだろう。


考えたくはないけどありえないことではないと思う。

先輩を悪霊なんかにさせない!と言いきれたらいいだろう。
そんなこと出来る力が私にないから言えない。
そんなふうに冷静に考えることが出来てしまう自分が嫌だ。


考える前に悪霊なんかにさせない!って伝えることができるような人間に私はなれない。


私はゆっくりと先輩の方に手を回して軽くだけど、抱きしめた。
抱きしめたところでこの胸のなんと言っていいのかわからない気持ちも伝わるわけでないし
先輩が生き返る訳でもない。


自分で何がしたいのか自分でわからない。


先輩は私にされるがままになってる。
俺は他の誰かが好きだからこういうことは出来ないとかいうことを言う気配を見せず
私の腕の中から動かない。

抱き締め返してはくれないけど、それでも嬉しいことには変わりない。


「ありがとうな、俺の事を励まそうと思ってるんだろ……優しいな川津は。」


低めだけどじんわりと優しい先輩の声がとても優しく私の心に染みる。
ひどいこと言ったばかりなのにそんなふうに
ありがとうなんて言われたら勘違いしたくなる。

フラれたけれど先輩には好きな人はいるし
もう死んでるし 私に脈はないのに。


生きてるようにしか思えない感触と温かさと
抱きしめた時の感触が女友達のそれとは全く違うということが頭の中を支配する。
そうだよね、先輩は男の子なんだもの。


にしても先輩の匂いがいつもよりずっと近い。

柔軟剤の匂いだけじゃなくてほかの何かの匂いも混ざってるけど これはなんの匂いだろう?



「こんなことろで1人で何してるの?」

振り返ると美結がいた。
そっと私は先輩を抱きしめている腕を離した。


「え、何となく川がみたくなってさ……ほら、ここら辺の川って割といい感じじゃない?
飛び込むつもりとか毛頭ないから安心して あははは
それはともかく美結はどうしてここに?」


すごく挙動不審になってしまった。恥ずかしい。


「私?部活帰りだけど……美月が見えたから声をかけたの。ここ帰り道だからさ」

美結は先輩のことが全く見えてないらしい。
本当にこちらを心配してるのが伝わってくる。


ごめんね。美結。先輩に連れてこられたんだなんて本当のこと言えないから嘘でごめん。
でも、川に飛び込むつもりがないのは本当だから許して。


「そうなんだ。部活お疲れ様!」

「美月……なんかあったらちゃんと話してね。心配だから」

「う、うん。ありがとう。じゃあね」

私はぎこちなく笑って美結に手を振った。

美結はなんとなく納得してなかったけど 私に手を振り返して帰って行った。



「先輩ってほんとに死んでるんですね」

「うん」

私にはこんなにはっきり見えてるのに
抱きしめてみたら暖かくて生きてるみたいなのに
美結には全然見えてなかった。

その事実がとても重たい。


「寂しいので消えるまでわりと一緒にいてくださいね」

私は先輩の方を見ず川の方を見たまま言った。


それが今いえる私の精一杯だ
好きだなんて言えるほど私は勇気がないし言ったところで
どうにもならないし、これが伝えられればいいんだ。



私は恥ずかしいけれど顔を先輩の方に向けた。

先輩は少し恥ずかしそうにしながら私ににかり、と微笑みを返す。
いつものにかりとした笑顔がとても嬉しい。


「ご主人様の仰せのままに。なんつってな」

私の前に跪く。格好だけハマってる。
やはり先輩は少しうざくて笑顔がずるいぐらい可愛くて少しズレてるところがとても愛おしいなあ。


だから少しでも長くそのままで私のそばに居てよ、先輩。
夕陽に照らされて輝いている
いつかきっとさめてしまうゆめに私は微笑んだ。

いつかきっとさめてしまうゆめ 3_2

2019-05-13 17:52:10 | 小説もどき
先輩はそれだけ言うとサクサク歩き出した。
ドアを開けて部室から出ていく。


私も慌てて先輩が歩いていく方向についていく。


「え、ちょ先輩……」

「俺の事見えない人もいるんだから人いるかもしれない所では話さない方がいいぞ」


先輩は少しだけ歩みも緩めたけど止まらなかった。


「……………分かりました」


さっきよりも小さく私は返事をする。
変に見られてもいいから
先輩の手にひかれたかったと思うのはワガママなんだろうか。


それからサクサクと前を歩いてしまう先輩についていった。


追いてかれるという程の速さではなく
私の歩幅を考えられているのはちゃんとわかるスピードではあるけれど、
いつもはゆっくりゆっくり話しながら顔を見合わせながらだからすごく寂しい。



学校を出て10分ぐらいしたところで先輩は止まった。


「ここで話をしよう」

今度はちゃんと私の方を振り向いてくれた。
その頬には涙が伝っていた跡があった。




起きました

2019-05-13 11:15:45 | 日記
こんにちはー


なんとか起きて洗濯中です。



今日はめいっぱい楽しもうと思います。


最近はTwitterでさえも
ゆっくり見ることができなかったので
それが出来たなあと思います。


あと昨日?も言った通り小説もどきもケリつけたいなあ。






次回は

2019-05-13 01:34:42 | あんさんぶるスターズ!
こんばんはー


イベント予告出ましたね。


夏目の顔めっちゃ好きです。


もちろんみかちゃんもめっちゃ好きです。
みかちゃんと夏目どっちがランボだろうなあ……


忙しい期間になるとは思いますが
ゴールデンウィークほどではないとは思いますし
なんとか次回は目標達成したいと思います!



頑張るそー!