陶芸界の棟方志功、澤田痴陶人。
1960年に佐賀・嬉野に移り、焼き物のデザイナーとなり ました。
数々のすばらしい作品を生み出しながらも、
痴陶人は最近に至るまでほとんど無名でした。
世に出るきっかけとなったのは、
1993年、大英博物館、日本美術部長の
ローレンス・スミス氏が伊万里を訪れ、作品と出会ったことによります。
図柄の大胆さ、人間味あふれるユー モア、筆づかいにこめられた力、
スケールの広がり、そしてありのままの個性、
これらすべての結合、つまり一体感であると絶賛しました。
大英博物館で日本の陶芸家としては初めての個展「澤田痴陶人展」
が開催されました。
日本よりも先に海外で脚光を浴びた珍しい陶芸家です。
現在、佐賀県有田町の佐賀県立九州陶磁文化館で「澤田痴陶人の世界」
開催中です。6月17日(日)まで
http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/kanko_bunka/k_shisetsu/kyuto/_63012.html
「みつめられる。なぐさめられる。そして、はげまされる。」面
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