CANON PS Pro-1
熊本の帰りに立ち寄った
夏目漱石の小説、「草枕」の舞台、
熊本県玉名市小天温泉、前田家別邸の離れの前庭に
咲いていた、ムラサキカタバミの花、
漱石も見ていたことでしょう。
著者のいう「非人情」の世界を描いた作品である。
「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。」
という一文に始まり、「智(ち)に働けば角(かど)が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」と
続く冒頭部分が有名である。
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