むらのっちの風に吹かれて

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鼓の胴の松飾り

2022-01-02 22:10:39 | アート・文化
鼓の胴の松飾り」は、佐賀藩独自の伝統の正月飾りです。
松飾りの大きさは幅120センチ。佐賀市蓮池町「鼓の胴の松飾り保存会」のメンバーが制作しました。
このしめ飾りは米俵を基本とし、子孫繁栄を願いユズリハやダイダイが添えられています。
由来は、「1638年、閉門を命じられていた佐賀藩主鍋島勝茂公が、年末を迎えた江戸・鍋島屋敷でひっそりと新年を迎えようとしていたが、
12月28日に処分が解かれた。不意の開門で正月の準備がなく、
納屋にあった米俵などを用いてにわかに松飾りを作り、その形が鼓の形に似ていたので鼓の胴の松飾りといいこれを吉例とした」とのことです。
1月16日まで御玄関に飾られます。




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