「ドキドキの5000円ランチ」編。

ひでこです。

2日目は京都！

そもそも今回の旅の始まりは、お正月に能登半島地震が起きて、金沢にいる友達と連絡を取ってLINEが繋がって、話してるうちに京都で会おうってところから。

しかも友達が桜が好きらしく、去年の東寺の桜の写真を送ってくれたんだけど、それがあまりに綺麗で、、せっかくなので桜が咲く頃にってことになりました。

友達とは同じ大学で同じ下宿で過ごした仲、本当にたくさんの思い出があります。

一番の思い出はやっぱり一緒に北海道1周旅行したことかな。

今だと考えられないけど、行きは舞鶴から船で行き、10日間くらい全てユースホステルに泊まり、移動はひたすら電車。

お金はなかったけど時間と体力はいくらでもあったからね(笑)

中でも知床でヒッチハイクして大きなトラックに乗せてもらったこと、あれは今考えると本当に信じられないくらい怖いもの知らず。

友達に聞いたらどうやら最終バスを逃したらしい。

え、、マジ？忘れてた、そんなことも。

ちょっと話がそれたけど、、ではでは京都の旅、スタート！

三女の最寄り駅からは京都まで30分、めちゃくちゃ近いです。

友達が着く1時間前くらいに私は京都に着いて、とりあえずお土産を買いまくり。

たぶん帰りに買う時間はないだろうと思って、先に事前に調べてたお菓子を買いに行ったんだけど、やっぱ実際行くと思い通りにはならんね。

あれだけ入念に考えてメモって行ったのに、なかなかお店が見つけられなかったりして右往左往してました(笑)

今回京都に行くということで、何本Vlog見たことか。

観光地はもちろん、おススメのお土産とかとにかくいっぱい見た(笑)

人気の阿闍梨餅が箱入りは10：00の時点で既に売り切れ。

けど5個入りのは結構残ってたのでそれをとりあえず3箱くらい買って、長女が好きな抹茶系のお菓子を買って、親が好きなお漬物を買って、、とりあえず目的は果たしました。

そして京都っぽいものも買いたいなぁとこれまた事前に調べてたお店を見つけることができたんだけど、、

そこまでピンとくるのがなかったので購入には至らず。

かわいいがま口があったら買おうかなって思ってたんだけど。

そして友達と待ち合わせ。

私は気づかなかったけど、遠くから友達が手を振りながら近づいて来て。

相変わらず明るくて元気な友達、大学時代から全然変わってない！

声が大きいところも！(笑)

早速目的地に向かって、もうすっかりおばさんだから2人共電車の乗り継ぎもいまいちわかってないんだけど(笑)なんとか最寄り駅に辿り着きました。

もう行く前からわかってたけど、天気予報外れてくれって思ってたけど、、残念ながらバッチリ当たってあいにくの雨。

でもまーそこまでザーザー降りでもなかったので、蹴上（けあげ）駅から南禅寺方面へ、時間もあるし歩こうかってことで。

京都ってそこかしこに古い建物あるから、ただ歩くだけでも楽しいね。

この歳になってますます京都の良さを感じるなぁ。

若い頃もお寺とか見に行くの好きだったけど、その頃とはまた違う、情緒ある町並みが本当に素敵。

天気が良ければここもゆっくり見たかった。

この辺り1.5キロくらい両岸に桜並木あるんだけど、、全く咲いてなかった(笑)

ここからまたしばらく狭い歩道の道を歩いたんだけど、いやマジで、傘すぼめないと車にぶつかるってどうゆうこと？

そして、路地を入っていくとそれっぽい雰囲気が漂ってきました。

この辺り、ずっと塀で中は見えないけど、正直どんだけのお金持ちが住んでるのかってくらい、1軒1軒の敷地が広すぎてビビりました。

そしてようやく辿り着いたのがこちら。

今回友達が予約してくれた料亭。

いや、そもそもなんでこんなお店知ってるの？って話なんだけど。

正直こんなとこでご飯食べたことないから、この2ヶ月くらい、何を着て行ったらいいのか、このかばんで大丈夫？とか、悩みましたねー(笑)

ちょっと暗いけど、、京都はどこに行ってもお花が生けてあるんですよね。

京都で生まれるべくして生まれた伝統文化なんだろうね、きっと。

そして店内に入るとそこには、、

反射して全然きれいに撮れなかったんだけど、カウンターから見える垣根に椿が数輪咲いてたんですよ。

お店の方の話では、これだけ椿が咲いたのを見たの初めてのことだと。

桜のかわりに椿が咲いてくれたんだなって、本当になんとも言えない愛らしい椿でした。

そして緊張の中、お料理運ばれてきました。

【前　菜】烏賊と分葱のてっぱい　鶏肝真蒸　蛸柔らか煮　花びら百合根　　
【吸　物】穴子桜蒸し　薄葛仕立て　生姜　椎茸　　 　　　
【造　り】サーモン野菜巻き　あしらい　
【焼　物】鱒山椒焼き　パプリカ　玉葱マリネ　揚げじゃが芋
【温　物】白魚玉締め宝楽焼　百合根　きのこ　三つ葉　
【油　物】季節の天婦羅　竹の子　こごみ　ふきのとう　レモン　天出し　
【止　椀】赤だし仕立て
【御　飯】花ちらし寿司
【果　物】抹茶ムース　小豆　白玉　苺　ミント

とにかくお料理出てくる度に「わー素敵！」っていう、そして次は何が出てくるのかなっていうワクワク感。

お料理はとっても上品なお味、ちょっとずついろいろな味が楽しめるのがいいよね。

このお料理がっていうより、トータルで美味しいって感じ。

うーん、うまく伝えられないけど。

そして、お料理はもちろんのこと、とにかく器がかわいくて。

特に「造り」ののってるお皿が可愛すぎてしばらく2人で見つめてました(笑)

お皿は全て買い付けに行っているらしく、このお皿は「京焼」。

おばあちゃんがよく京焼のお抹茶茶碗見せてくれたのでなんとなくわかりました。

京焼の器って絵柄が鮮やかでかわいいんですよね。

梅のお皿も南禅寺のお皿も素敵だったなー。

カウンターはこんな感じで一枚板になってて、下世話な話、これは一体おいくらで？

見るもの全てが新鮮で、美しく、趣がありました。

行く前はちょっとドキドキしてたけど、私みたいなものでも全然臆することなく、お店の方にいろいろ質問したり、お店の方も邪魔にならない程度に話しかけてくれたりと、楽しくゆったりした時間を過ごすことができました。

こんな世界を見せてくれた友達に感謝です。

ってことで今日はここまで。

前置き長すぎてかなり長編になってしまいましたけど(笑)

ランチの次は楽しみにしてたあのお店へ。

何がなんでも行きたかったあのお店、どうやら友達の娘さん曰く「どこにでもあるよ」(笑)

いやいや、田舎もんの私からしたらわざわざ目指して行く場所なんですよ。

特に京都のそれは他とは違って、とっても雰囲気のある京都らしいものになってるんで。

次回は「例のロゴマークのお店へGO！」編をお送りします。

お楽しみにー！