我が人生は小説のごとくなり。

残りの人生で一冊の小説と再会した時、それは残りの命を見守る、そして、安らか死を迎えるだろう。

夢のあわれさ

2013-01-31 16:30:00 | 日記
ガラス細工のような夢の中でいきている
いまだ二人でいるかのように夢のなかにいる

どれほど綺麗につこうと嘘は嘘
枯れた竹林が本当の世界
追いかけられるようにふり向けば、
死ぬ事すら出来ない自分が寒椿に見える

傷跡さえ愛しいと思える
一人行く道のあわれさ
髪が指先になごりをのこす。

嘘の世界に生きる自分
心だけが死んで行く
髪のなごり
夢の夢こそあわれなり