人形・ぬいぐるみ・バッグ ハンドメイド作家になる!

お人形やぬいぐるみ🧸の事について思いつくまま書いていきます。

どうしても捨てられない物

2022-10-05 01:29:00 | 日記
小さい頃からお人形、ぬいぐるみ、おもちゃが好きで捨てたくなかったのですが、
「もう大きくなったから要らないでしょう。親戚の小さい子にあげなさい。」と言われて、嫌だと言っても説得されて大好きなおもちゃやぬいぐるみ、人形たちを取り上げられてしまいました。
あげてしまってからも、大好きだった物は忘れません。
大事にしてもらえたのかなって今でも心に引っかかっています。
その中でも左のお人形はそっと隠してずっと持ち続けています。
自分で髪の毛を切ったので母もこれでは人にあげられないと思ったのでしょうか、無理に渡しなさいとは言いませんでした。
それからずっと、服を作って着せ替えて来ました。
上手く作れず悩ましかったのですが、なんとダイソーで着せ替えがたったの110円で売ってるではないですか?!
まるで不思議の国のアリス💝
しばらくアリスちゃんで居てもらおうと思ってます。
隣の子はこの子に比べたらまだまだ新参者ですが、この子たち2人ともアリスちゃんみたいで気に入ってます。

 このお人形は7歳の時買ってもらったのですが、姉は姉の友達の間で人気のタミーちゃんを買ってもらって私に自慢しました。
姉は「私のはタミーちゃん、そのお人形は何?」と言って馬鹿にしました。
私も何かわからず、私のはタミーちゃんじゃない。一体誰?と思っていました。
多分買ってきてくれた母に聞いても分からなかったのだと思います。

私の同年代ではリカちゃん、ジェニーちゃんが人気で、私がリカちゃんが欲しいというと両親はそれより新しいのがいいだろうとジェニーちゃんを買ってくれました。けれど、私はリカちゃんが喉から手が出るくらい欲しかった。

大人の事情は分かりませんがなぜかお人形に関しては私が欲しいと言う物は買ってもらえず、違う物を買い与えてくれるのです。

金髪のジェニーちゃんを渡されてとても可愛いのに、みんなが持ってる栗色の髪のリカちゃんが欲しかったので、ジェニーちゃんを渡されて私は顔が曇りました。
私が欲しいと言ってお願いしたお人形と違うものを渡されたのが、3度目だったのです。
なぜか、姉はいつもおねだりしたそのものを買ってもらえているのに、なぜ?

「そんなに言うなら親戚の子にあげるから渡しなさい。」とジェニーちゃんは即取り上げられてしまいました。
でも取り上げられても少しも悲しくもなんとも無かったのです。好きという気持ちは代用は効かないのです。

私の手元に残ったのは誰かわからないタミーちゃんのようでタミーちゃんではない、タミーちゃんより小さい名前の分からないお人形だけになりました。

それが最近ネットを何気なく見ていたら、この子が「ペッパーちゃん」と言う名前の人形だと分かりました。
タミーちゃんの妹分として売り出されたペッパーちゃんだったのです。
今となればとても稀少なお人形さんでした。

あなたは誰?と思いながら可愛がってきて
今頃やっと名前が分かりました。

最近はインターネットで調べるとかなり詳しいところまで出てくるので便利になったなぁとつくづく感心してます。

リカちゃんのファミリーは同年代なので調べなくてもわかっていましたが
タミーちゃんにも色んな姉妹、友達などいる事が分かりました。

インスタグラムでは沢山のタミーちゃんを蒐集されてる方の写真がありました。

そうやって色んな人の色んな「好き」を見ていたら、本当に色んな人が色んな物を大好きで、ずっと大事にその人なりの好きを集めているんだなぁと思います。

捨てられない物ではなくて、大事にしたい物として大事に持っています。
自分の好きな物を大切にする人は、その人自身の人生を生きてるんだと思いました。

自分が大好きな大切なものをずっと持ち続けること。
それは、自分自身を大切にすることなんだと思います。

捨てられないではなくて、
捨てなくていいのです。

自分だけの「好き」を大事にしたいです。




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