PETCTの結果をみると、色々な所が光っていたのですが、骨髄にも少し光っている場所があり、検査をすることになりました。PETCTでは、癌があるところが光って写ります。骨髄は血を作るところなので、とても大切です。
骨髄穿刺(通称:マルク)をして検査をしたのですが、痛かったです。
痛かったら言ってください!とよく言われるのですが、痛いって?まだ我慢できるし、と考えていたら冷や汗出てきて痛みに耐えていました。痛みは我慢!という美徳みたいなものがあるのかもしれませんね。昔からそう教えられてきたから、痛くても我慢する癖がついていたと思うしかないのですが、よくよく考えると痛かったです。もうやりたくない検査の一つになりましたが、入院してからもマルクは続きました。
やはり、いつも思うことですが、個人差があるということ。
感情や感覚は計ることができないものだと思います。この人大げさだなぁと思うことが今まではありましたが、その人にとってはきっと、とても痛いものなのです。自分の基準で他人を判断してしまう癖を直さないと思うようになりました。
それと同時に、自分の感じたことを素直に表現することも大切だと思います。こう言ったら、こう思われるのでは?と考えるのではなく、自分が痛かったら痛いし、美味しかったら美味しいし、綺麗だと思えば綺麗なんです。その感情を受け入れることが大切で、共感できなくても悪いことではなく、色々な感情、考え方があるんだなぁと思える人が増えて、そんな社会ができたら、良いのになぁと思うようになりました。