梅雨の谷間の晴れ模様と言うのか、風も爽やかで良い天気に恵まれ
宍粟市の防災センターの施設見学に予定通りバス二台で出発。
職員の方が事細かく説明をしながら案内してくれました。
建物は、震度7の地震にも耐えられる設計になっているとのこと。
この地域には山崎断層という大きな断層があるので、阪神淡路大震災の後に
この施設ができたそうです。通信指令室、避難救護室、災害対策本部室
災害対策室、待機・宿泊室、調理室(炊き出し)そして、入浴室もありました。
普段は市民に各施設を会議やイベントに貸出ししているそうです。
地下室には避難用の食糧を保管してしていて、いざと云う時は、リフトで一階まで上げるように
なっていて、賞味期限が切れる迄に随時入れ替えをするそうです。
非常時の燃料には、映像にもあります杉の木、松ぼっくりにに火を点けて燃やし3時間位
持つそうです。この杉の木の燃料は近くの高校生(林業科)の手作りだそうです。
見学の後は食事処へ。鳥取県の智頭町にある山里料理「みたき園」へ向かいます。
山里にあるこの食事処「みたき園」は、茅葺の建屋ばかりで草木が生い茂っていて、とても
情緒があって、町の雑音が聞こえず静かな趣の中で頂く山菜料理は、どれも美味しく
心も体もお腹の中もリフレッシュできました
近くに滝(天空の滝)もあり、見に行きました。天空と云うだけに山の頂上から滝が流れて
きて天を仰いで見ることでこの名が付いたのだと、勝手に解釈しました。
山里を後にして、重要文化財に指定されている「石谷住宅」へ・・・。
宿場町として栄えた智頭往来に近世から近代への建築技術の粋を伝える
歴史的建造物ー石谷家住宅敷地面積は約3000坪、広大な池泉式日本庭園を
中心に40の部屋と7棟の蔵を持つ大規模な木造家屋です。
この建物は、貴族院議員であった石谷伝四郎が大正8年から約10年かけて
新築したもので、国の重要文化財に指定されています。
映像にもあります釜戸で蒸した手作りの「ちまき」の販売をしていましたが、室内の見学の
後にと思っていたらもう売り切れていました。残念
最後に行く所はお決まりのコースお土産やさんへ。あわくらんどに立ち寄り所要時間が
余りないのでお買い物するのが忙しかった
帰りのバスの中では、日頃の活動で疑問に思うこと、困ったこと等を市の職員さんに
質問して、回答して頂いたり、即答できないものは、持ち帰り次の定例会に返事をします
と云うことで研修はend。良い研修旅行でした。