ホイッスルバード あいざわぶん

腰掛け騎手への苦言

JRA(日本中央競馬会)所属・藤田菜々子騎手(27歳)の
引退について私見を述べたい。

引退のきっかけになったのは、「調整ルーム」にスマホを
持ち込んだことでJRAから騎乗停止のペナルティを受けたこと。

先ずは簡単に「調整ルーム」を説明しよう。
土・日に競馬がある場合、騎手は金曜21時まで調整ルームに
入る約束事がある。
調整ルームに入る際は、スマホ等の外部との連絡が可能になる
機器を持ち込まない約束事がある。
どちらも外部との接触を断つためで、八百長を出来ないように
するのである。

そのスマホ持ち込みを藤田騎手がやり、使用していた。
通話相手は競馬関係者とされているが、果たして真実は
どうなのか、私はJRAを信用していないから、わからない。

第一、「競馬関係者」と言ったって色々あら~な。
調教師も調教助手も厩務員も騎手も装蹄師も獣医も競馬
専門紙の記者も、JRA職員も全て「競馬関係者」だ。
そして、婚約している藤田君の相手も競馬関係者である。
実は、藤田君は間もなくJRA職員と結婚する身なのだ。
だから、恋人と話をする為のスマホを持ち込み、と思われ
ても仕方がないだろう。

それでも、やっちゃいけないことは競馬関係者なら誰もが
知っているルール。責任は取らなければならない。
さて、責任を取らなければならないのは、藤田君だけなの
だろうか。話していた相手も競馬関係者だからだ。
それがJRA職員ならば、更に問題は大きくなるだろう。

以上が、今回のスマホ持ち込み事件で私が感じた第一点。
では、感じた二点目をここから書くことにする。

藤田君を預かっている調教師は、「菜々子は、あと二年は
騎手として頑張ると話していたんだ」と発言。
結婚・妊娠・育児を前提としての会話と想像できる。
それが何故、急遽引退なのかと競馬ファンは理解できない
かもしれない。

理由として考えられるのは、通話していた相手がJRA職員
だから、引退することで早く幕引きを謀りたい、との思いが
あるのではないか、ということ。
もう一つ考えられるのは、交際相手から引退を勧められた
可能性もある。
そして、もう一つ考えられる理由は「女だから」ということ。

男性騎手で、もう10月なのに今年0勝の騎手も居るのだ。
騎手を自分の職として頑張りたいから辞めないのである。

結婚するから、育児があるから、と逃げるんじゃないよ。
それをわかってて騎手になったんだろう、菜々子君。
だから私は当ブログで、女性は騎手になるなら覚悟せよ、
覚悟出来ないなら他の職業を目指せ、と書いたのだ。

藤田騎手が引退した現在、JRA所属の女性騎手は6名。
騎手として使い物になるのは永島まなみ君だけである。
下手な騎手よりも馬を動かせるから、観ていて息を呑む。
永島君の馬券なら買ってもいい、と元競馬屋の私も太鼓判を
捺す腕前である。

【補足】女性騎手の鑑が名古屋競馬(地方競馬・NRA)に
存在する。その名は宮下瞳騎手(二児の母で47歳)。
今年3月に1200勝を達成。

【追記】藤田菜々子騎手は、騎手になると同時にホリプロと
契約していたのを思い出した。
芸能人じゃあるまいし、そういう行動からして「浮かれ者」の
印象があった。騎手が駄目ならタレントで、みたいな。

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