夜明けのスキップ

第二章に入りました、お天道様と共に歩みます。

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2011-09-18 15:30:30 | 旅行
二日目

  京都から新幹線で名古屋へ
  バスに乗り換え、東海北陸自動車道にて
  日本一標高の高いひるがの高原SAから
  岐阜県高山市へ
  若いかわいらしいバスガイドさんでしたが
  二日間通してしっかり勉強されたお見事な
   ガイドっぷりに感服
   もう一つお得な旅をした気分
    
岐阜県高山市の真蓮寺 (写真なしです)
ここは中村久子さんゆかりの寺院です。
「高山市に生まれた中村久子女史(1897~1968)は幼少の頃、凍傷と脱疽の為、両手両足を切断、青春期は見世物小屋の一員と成るが、裁縫、書道、手習いなど独学に努め自立の生活を志す。2女に恵まれ再婚後多くの執筆活動を行い、40歳頃より歎異抄に出会いそれ以降、真蓮寺や高山別院にて求道聞法のご縁を深めていった。この真蓮寺に見事な裁縫品や遺品が保管されている」

ここの本堂で門主さんの法話がありました。
この中村久子さんが親鸞聖人に出会うまでのお話しでしたが、参りました!
独特の飛騨高山弁でしょうかとつとつと語られていかれるのですが、話しいい過ぎ!
おもわず目頭を押さえてしまいましたがな
一節をお借りして、久子さんの世界観は不自由な体でよくやったという話しじゃなく
 「現実を引き受けたところにしか真実はない」
それは現実を引き受けたところにしか、喜び、幸せはない
また現実を引き受けたところにしか悲しみ苦しみはわからない
私達が喜んだり悲しんだり苦しんだりするのは自分のご都合ではありませんかと…
   
  中村久子さんの書かれたほんの一部、他にも細かい鉛筆書きの住所録や多数の書物も
  お人形の着物、緻密なレース編み物等‥

たぶん多くの方が中村久子さんはご存知なのでしょう、小さい頃近くのお寺さんにも来られたことがありました、この地で、中村久子さんのお話しを聞く事ができたのがありがたいご縁だという事でした。
  
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