定期的に読みたくなるミステリー作家さんのひとりが、
七尾与史 さんです。
自分は「ドS刑事」シリーズは大好きです。
今回は、小学館文庫 2018年10月10日 初版第一刷発行
『 偶 然 屋 』
弁護士試験に挫折して就職活動中の水氷里美は、
ある日、電信柱に貼られた「オフィス油炭」という会社の求人広告
を見つける。藁にもすがる思いで連絡を入れると、面接場所に指定
されたのは、なんと錦糸町のパチンコ屋!?
数々のミッションをなんとかクリアして、入社が認められた里美に
与えられたのは「アクシデントディレクター」という聞き慣れない
お仕事だった――。
確率に異常にこだわる社長の油炭、かわいいけれど戦闘能力の超高い
女子中学生・クロエとともに、里美はクライアントからの依頼を遂行
していくが、あるとき「偶然屋」たちの前に、悪魔のような男の存在
が浮かび上がる・・・・・・。
こちらもシリーズ化して欲しい作品です。
この作品を読んでいると、この本との出会いも仕組まれたことなのかと
疑いたくなりました。
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