酒処 路上

仕事で池袋を通った。

平日、大雨、早朝とゆうのもあって人は疎らだったけど相変わらず池袋然とした街だった。

池袋と言えば、池袋アダムとゆうライブハウスがあってそこで仲間達と相当数ライブをしたり喜怒哀楽を繰り返した思い出がある。

その頃の思い出はある沢山あり過ぎるのでいずれまた。

池袋を車で進むととある場所に辿り着いた。

そう、アダムで狂った様にライブをやって、飲み屋でアホの様に朝まで飲み倒した挙句、誠と忠光が今日一杯目と思う位のテンションで缶ビールを飲んでいたコンビニだ。

今思うと恐ろしい話しだが、あの頃のオレ達は毎週こんな感じだった様な気がする。

良い話も悪い話も、良い酒も悪い酒も全ては路上、路上が全てだった。

バカの様に見えるがバカの様に真面目で、

アホの様に見えるがアホの様に真っ直ぐだった。

楽しい日々だった。

昔に戻りたいと思わないけど昔があるから今に繋がってるし、今を生きられる。

そんな事を思い出させてくれた朝の池袋、ありがとう。

またいずれあの頃のオレ達が集まるその日まで。