大山のぶ代の歌声はひょうきんで明るく、どこまでも楽しい。だのに、知らず知らず涙が流れた。
大山のぶ代は、現在老人ホームにいると聞きます。夫の砂川啓介は彼女がアルツハイマー認知症と診断された2012年以前に異変を感じ、懸命な介護を施し、手記を出した事で話題となりました。
そんな疲れが高じたのか、ガンを患い治療の甲斐なく2017年に亡くなりました。
のぶ代は、棺の前で泣き崩れ、そしてその悲しみを忘れたかのようにすぐにその場を去ったと。
切ない別れです。
二人にはこどもはなく、1979年からドラえもんの声を担当したのぶ代にとって、ドラえもんこそが子どもような存在だったと。
胸が締め付けられます。
♪ぼくドラえもんを聴いて感じたのは、
やっぱりドラえもんの声は大山のぶ代しかないのです。
のぶよさん、あなたこそがドラえもん。
もう一度、どこでもドアからドラえもん
の姿で復帰してほしい。