中島みゆきさんの歌会vol.1が公開されると知り前売りチケットを購入していました。
そして、一昨日いよいよ観覧❤️
いや、もうすごかった。開演の拍手を聴いただけで震えがきました。スクリーン越しとは思えない臨場感にやられた。
そして、歌の女神中島みゆきさん登場。
オープニング曲は♪はじめまして
明るく弾むようなテンポに緊張がほぐれます。
3曲目の♪俱に
これは医療ドラマ「PICU小児集中治療室」の主題歌でした。ドラマの感動そのものの優しく力強い応援歌。
タイトルがくすっと笑える♪病院童、Dr.コトー診療所のテーマ曲として不動の♪龍の背に乗ってが流れると、ドラマのエンドロールで観た青い海が目の前に浮かぶようでした。
♪店の名はライフ、これはかなり古い曲ですが、気怠そうに淡々と繰り返される詩の中に人生の悲哀が滲んでいます。
♪LADY JANEの前にMC。長年バンドマンとして一緒に舞台を盛り上げてくれたメンバーのお一人がコロナ禍に亡くなられたと。その方の録音されたピアノ演奏が含まれていて、心突き動かされました。
力強いみゆき節♪愛だけを残せ、♪ミラージュホテルに続き、♪百九番目の除夜の鐘で現れたみゆきさんの住職衣装。ほっこりします。
♪赤い河、♪命のリレー、♪リトル・トーキョーとみゆきワールド炸裂後♪慕情ではしまっておいた恋がもう一度温め直されて行く女心を歌っています。
♪心音はアニメ映画の主題歌だったようですね。物語のシーンと伴走するようなみゆきさんの歌声が胸に響きます。
アンコールは♪野うさぎのように
古いナンバーですが、個人的に大好きな曲です。「いい男はいくらでもいるから そばにいてよね いつでもいてよね」
みゆきさんの詩は、いつも薬草のようにじんわり効いて心を癒してくれます。
そしてラストは♪地上の星 ステージバックにきらめく星屑の数は、人の数だけ人生は様々なんだと教えてくれるようでした。
全て紹介はしきれませんでしたが、全19曲を全力疾走したみゆきさんのコンサート。
2020年コロナ渦でツアーが中止となり、
その間メンバーの死というショッキングな出来事を乗り換え再開された歌会。
オーケストラを備えての壮大な生演奏には、ベテランの指揮者の姿もありました。
もう豪華極まりないのに、実に清楚。
さすがは永遠の歌姫中島みゆきさんです。
しかし、みゆきさん72歳って信じられない若さと美しさ。バンドメンバーも還暦をとうに過ぎた感のおじさま達が多くて、超高齢化社会を垣間見ましたが、いやいや輝きまくってとても素敵でした。
忘れられないスクリーンコンサート。よくぞ開催してくれたと映画会社にも感謝です。最後の最後まで泣けました。❤️
夜会も観ておけば良かった💦