今日は、朝から中庭の切り株を取り除く工事をしていました
もう大木の域にある根を掘り起こすのは並大抵ではありません
根といえば、私は山へよく入りますが
山は、近頃の気象の荒れで
地形が変わるほどの崩壊や大木が風倒しています
特に大木が倒れた時は空爆の跡のように大きな窪みができます
よく考えれば、天空に広げる幹や梢の葉は、精一杯太陽からのエネルギーを受け取り、
また、同時に地下に潜る根は同じ勢いで四方八方に伸ばし、水分や養分を吸収します
双方が、地面を境にデカルコマニーを縦にしたような対照を成して
しっかりと大地に踏ん張っています
それを、朝から業者がショベルカーで抜こうとしています
ここには、桜が1つ、ケヤキが2つの3本がありましたが
最後の1本に悪戦苦闘していました
根は、あくまで根深く、しっかりと生きているものの執念がある
その根深い執念に苦戦しているのです
取り巻きには
まるで根とショベルが戦っているように見えます
さて、次の写真は翌朝、プールのように掘起されて、
赤土が四かく、深く露出していました