公認エンパワーメントカウンセラー
養成講座概要
エンパワーメントカウンセラー養成講座は1期から4期でなりたっています。
【Eカウンセラー養成第1期】
「セルフ・エンパワーメント講座」は自分自身のための講座のため参加自由となっています。全国各地でエンパワーメントカウンセラーが開催しています。
【Eカウンセラー養成講座第2期】
「公認SPトランプファシリテーター養成講座」のことです。現在500以上の方が活動しておられます。
【Eカウンセラー養成講座第3・4期】
第2期の「SPトランプファシリテーター養成講座」受講済みの方を対象とした講座です。現在50名以上の方が各分野で活動しておられます。
認定SPトランプファシリテーターや認定エンパワーメントカウンセラーに受講された方(1日研修以上)は30万人を超えます。数時間の研修を受けられた方の数は把握できていません。
【期間】 第3期は4日間、第4期は4日間です。
今回の募集は第3期です。
【参加料】 第3期は16.5万円混(税込)、
第4期は13.2万円(税込)
【所要時間と内容】第3期 4日間(1日6h)
SPTメソッド理論修得(上記記述)
SPトランプを使った講座内容のエッセンスの
伝授(例 コミュニケーション、人間関係、コ
ーチング、リーダーシップ、メンタルタフネス
他
第4期 4日間(1日6h)
セルフ・エンパワーメント講座(Eカウンセラ
ー養成講座第1期)の指導演習
個人を集団(システム)との関係でみる
システムズ・アプローチ(造形法)
各人の講座のスーパービジョン
ZOOMや集合研修での指導実習
【日程】参加希望者と相談の上決定(候補日)
【方法】第3期はZOOM、第4期は2日間ZOOMで
2日間は集合(リアル)研修
【最小開催人員】 2名
【申し込み締切り】
【お問合せ】 詳細はお気軽にお問い合わせ下さ
い。 ecl@yao-ec.co.jp
【参考資料】
たかがトランプされどトランプ!
【SPTメソッドと理論背景】
SPTメソッドは自己を理解しコントロールする主体的側面と、理解されコントロールされる客体的側面の2つの側面からアプローチすることにより主体を意識し個の確立を図る考え方であり方法である。
トランプ用語でいうところの自分の「手(持ち)札」を知り「カードを切る(切らない)」力と、合わせて必要な「手(持ち)札」を増やすことである。
【SPTメソッドの応用分野】
SPTメソッドは現在の社会人や企業人が抱えている課題(人間関係、コミュニケーション、主体性の確立、コーチング、リーダーシップ、チーム・マネジメント、各種ハラスメント、感情のマネジメント、メンタルヘルス、エンパワーメント、レジリエンス、キャリア開発、またスポーツ選手のメンタルトレーニングの研修プログラム)に導入されている。
SPトランプはイタリアの精神科医であったロベルト・アサジョーリの統合心理学とデービットメリルとロジャーリードのソーシャル・スタイル(社会的行動特性)をベースに開発したが、活用方法は古今東西の各種心理学や脳科学等の理論を参考に総合的に展開している。
【主な参考理論】
主な参考理論は次の通りである。
ロベルト・アサジョーリ「統合心理学」
ネルソン&ナレンズ「メタ認知」
ケン・ウイルバー「意識のスペクトラム」
ロベルト・アサジョーリ「統合心理学」
ロイバウマイスター「Will Power(意志力)」
ジークムント・フロイト「精神分析」
カール・グスタフ・ユング「ユング心理学」
ハインツ・ハルトマン「自我心理学」
べラック「自我心理学」
ウイリアムス・ジェームス「主我と客我」
ゴードン・オールポート「人格心理学」
ロベルト・アサジョーリ「統合心理学」
テービー・ケーラー「ドライバー」
アルフレッド・アドラー「アドラー心理学」
デービットメリル&ロジャーリード「ソーシャルスタイル」
アブハム・マズローー「欲求段階説」
ヘンリー・マレー「欲求リスト」
カール・ロジャース「PCA:パーソン・センタード・アプロ―チ」
森田正馬「森田療法」」
アルバート・エリス「論理療法」
アーロン・ベック「認知療法」
SPTメソッドは、まさに日本生まれの海外でも展開している、唯一無二(One&Only)のメソッドです。
そして30万人以上の社会人から数万人の中学生に活用(学校授業で採用)されている大きな理由は難解な理論が背景にありながらも、子供から大人までがわかりやすい楽しみながら活用できるトランプ仕立てにしたSPトランプ(カード)をツールとして使用しているからです。
エンパワーメントカウンセラー養成講座はSPTメソッドの理論を体系的に学ぶと同時に自らのエンパワーメント(Personal Solution&Development)と他者のエンパワーメントの支援ができるようになることを目指しています。
合わせて定型プログラム「セルフ・エンパワーメント講座」の指導もできるようになります。
【エンパワーメントカウンセラー養成講座第3期の
講座内容の一部】
1.SP(サブ・パーソナリティ)とは
1)パーソナリティとキャラクター(性格)の違い
2)サブ・パーソナリティとは
2、SP(サブ・パーソナリティ)トランプ
とは〔以下SPTと称する〕
1)SPT例
2)SPT一覧表(マークと数字)
3)ソーシャル・スタイル(行動特性)とSPマーク特性(パーソナリティ特性)
4)SPTの4つのマーク
5)SPTメソッドは特性論
3.SPTメソッドとは
ウィリアムス ジェームス(アメリカを代表する哲学者・心理学者)は次のように提唱している。
1、「自己」の心理学的研究のJames(1892)は、全自己はいわば二重であって、半ば知者であり半ば被知者であり、半ば客体であり半ば主体であって、その中に識別できる2つの側面がある。この2側面を簡単に言い表すために一つを客我(me)、他を主我(I)と呼ぶことにする」と述べている。
自己の認識を意識する知者(主体)と意識される被治者(客体)との2つに区分。James の立場は、その後の自己研究の基本的な枠組みとなった。
2、主我と客我の2つは日常経験では密接に結びついている。主我と客我の関係は、互いに独立あるいは並立するものではない。互いに含む・含まれるという関係にある。自己の発達を主我と客我によって分けて考察するのは、あくまで便宜的なものである。
3、社会心理学研究等では、従来客我が研究の主な対象とされ自己という概念がそのまま客我を指して用いられることが多かった。
「日本人らしさの発達心理学」高田利武 ナカニシヤ出版より引用
1)心の中をマネジメント(コントロール)する主体的側面
①心のマネジャーに該当する「セルフ」
SPを俯瞰、メタ(高次)認知している意識の中心
②心のマネジメント力に該当する「意志(力)」
SPを行動化したり非行動化する精神的エネルギー
③心のマネジメントの働き(役割)に該当する「自我の働き」
SPなどをマネジメント(コントロール)する働き
2)心の中のマネジメント(コントロール)される客体的側面
①SP(サブ・パーソナリティ)
SPに連鎖するものとした下記のものがある
②欲求:SPの背景にあるのが欲求である
③感情:欲求が満たされると「快」の感情、満たされないと「不快」な感情
がおこる
④思考:「快」の感情が生じると「ポジティブな思考」、「不快」感情が起
こると「ネガティブな思考」が起こる。これらの思考は主体の意志
や自我の働きとは違い反射的に起こる思考なので「自動思考」と呼
んでいる。
⑤信念・価値:「ビリーフ」や「スキ-マ」と呼ばれるもので、SPや欲求な
どに「must」「must not」と縛りをいれているもので上位(超)自
我からきている。この「ビリーフ」には合理的(rational belief)なも
のと非合理的(irrational belief)なものがある。
⑥その他:その他の客体的側面として「感覚」「直観」「イメージ」などが
ある。
.
4、主体(自我)の働きと各種研修
1)現実検討(力)
役割(立場)認識、事実と主観の違い、考課者訓練、認知バイアス
2)周囲への能動的な働きかけと能力にあった有能感を持つ
課題形成、対人影響力、
3)見通しを持った行動判断。思考過程
PDCA、PDCーAーPDC、仮説・検証のマネジメント
4)対象他者との適切な距離や柔軟な対応をする働き
人間関係、コミュニケーション、ネゴシエーション、コーチング
5)欲動や感情・衝動を抑制(コントロール)する働き
アンガーマネジメント
6)心の安定を図る働き(防衛機能)
メンタルケア、レジリアンス(精神回復力)、瞑想、マインドフルネ
ス
7)心を整理する働き(統合機能)
自己成長
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます