昨年末に2015年最後の山行として、丹沢の塔ノ岳に登った様子を紹介します。
昨年末先行して塔ノ岳山頂の樹氷の様子を紹介しました。
朝、7時15分過ぎに札掛の駐車場を出発。
まだ1台もいません。
駐車場は県立札掛森の家のすぐ手前にあります。
県立札掛森の家方面に舗装路を進みます。
すぐに県立札掛森の家のゲート脇を通過。
県立札掛森の家の裏手にある吊橋を横目に見て進みます。
5分ほどで丹沢ホームの間にある登山道入り口に到着。
ここを右折します。
直進して境沢林道経由で長尾尾根に取り付くタライゴヤ沢コースがありますが、
昨年あたりから通行止めとなっています。
当初はこのルートで周回しようと考えましたが、事前の調査で通行止めが判明したのでやめました。
丹沢ホームの間にある道を登ります。
建物が切れるあたりで、進む向きが右にかわり、ここから森の中を九十九折に登ります。
九十九折に登っていく丹沢ホーム裏手の森は、大木がたくさんある自然林でとても気持ちがいいところでした。
根が浮いて反対側が見える木もあります。
巨木を下から
大木の間の道を進みます。
数回折り返して登って行きますが、大好きな大木がたくさんあってなかなか進めません。
大木が好きな方は、山登りせずにこの森だけ見るのでも満足できると思います。
「東丹沢登山詳細図」によると丹沢ホーム(標高500m)から約100メートル高度を登ります。
斜度がなだらかになると、右側が切れ落ちた細い道になります。
写真でも何処が道かわからないくらい落ち葉があります。
右側の谷
振り返るとなんとなく道が判別できます。
といっても歩ける平らで細い道は決まっているので、迷うことはありません。
ただし、足元の細い歩ける部分が谷に向かって傾斜しているので、
落ち葉で滑らないよう注意して歩きました。
登山道入口から約15分で、丹沢分校跡方面への分岐
「東丹沢登山詳細図」によると、丹沢ホームからこのポイントまで距離600mほど。
右に降りる矢印が丹沢分校跡方面で、新大日は直進です。
「東丹沢登山詳細図」によると、県道70号線を県立札掛森の家方面に曲がる所にある札掛橋の
すぐ西側に「文」マークの建物があります。
駐車場のすぐ上付近です。
この分岐で進路が北西に変わります。
相変わらず右手が谷の道を進みます。
開けたところから、布川の対岸の山が見えます。
方角と山容から鍋嵐と思われます。
丹沢分校跡の分岐から10分弱、札掛登山道入り口から約25分で十字の分岐に到着。
「東丹沢登山詳細図」によるこのポイントで標高680mほど。丹沢分校跡の分岐から距離575m。
新大日・塔ノ岳は左です。
右に行くと、黒龍尾根コースで、黒龍尾根を進んでブナの考証林へ下るコースです。
昨年12月に訪問した丹沢札掛のモミ林に向かう看板のある県道70号線へと下る道です。
まっすぐ進むと、同じく昨年12月に丹沢大洞のケヤキ林を目指したものの途中で引き返した大洞橋コースを経由して大洞橋へと下る道です。
今回は左に進みます。
植林された杉林と自然林の間の道を進みます。
谷を挟んで向かい側の尾根に日が当たり始めました。
手前の木のシルエットは、クマシデの実でしょうか。
途中、鉄パイプで補強された橋を何か所か超えていきます。
倒木とやや崩落気味の個所がありました。
3~4か所目かの橋を渡り進むと、
キュウハ沢分岐に到着。
「東丹沢登山詳細図」によるこのポイントで標高720mほど。十字の分岐から距離にして580m。
十字の分岐から約12分。
右(といっても白い看板の向こう側を直進です)に進むと本谷コースで、
塩水橋、天王寺尾根経由丹沢山方面に行くことができます。
新大日・塔ノ岳は直進です。(画面左上への登り)
分岐の先は、上ノ丸に向かって登りとなります。
杉林を登って行きます。
やがて右手に上ノ丸を見つつ、巻くように進むようになります。
杉の中に1本のブナ
右の上が上ノ丸です。
登山道わきの倒木に生える苔類
登山道を塞ぐ倒木
振り返って撮影。
上ノ丸中腹の樹林も自然林に変わり、大きなモミの木が1本ありました。
上ノ丸の中腹を巻くように進んでいきます。
ぐるっと1/3くらい回り込みます。
右手に上ノ丸となるため、左が谷になります。
この辺りは平坦で道幅もあり、歩きやすい個所です。
登山道わきに、大きな岩が重なっているところがありました。
写真で分かりにくいですが、上の岩が乗っかって飛び出しているようです。
木々の間から、長尾尾根が見ええてきました。
やがて右手の上ノ丸の尾根が低くなってきました。
この先から上ノ丸に向かう尾根があるようです。
踏みあとが不鮮明ですが、1本道とネットの情報がありました。
この先、長尾尾根に入ります。
右手には丹沢三峰が見えてきました。
この先の長尾尾根の様子は、次回紹介させていただきます。
その2の長尾尾根で新大日までの様子はこちらでご覧いただけます。
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今回もこの地図を参考にさせていただきました。
丹沢を歩く際はとても便利です。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図) | |
クリエーター情報なし | |
吉備人出版 |
※今回記事の中に通過ポイントの標高、距離、所要時間を記載しています。
写真をたくさん撮るため止まると参考になりませんが、おおよその所要時間でその間の斜度がわかります。
逆に、歩いて実感する斜度の様子で、次のポイントまでの所要時間が分かるので道迷い防止になります。
この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X | |
クリエーター情報なし | |
キヤノン |