横浜市都筑区の大塚・歳勝土遺跡公園を訪問しました。
横浜市営地下鉄のセンター北駅の東側にあります。
大塚・歳勝土遺跡は、国の史跡に指定されています。
大塚遺跡の前にある石碑。
大塚遺跡は、弥生時代中期の環濠集落の遺跡です。
環濠集落とは、まわりに大きな濠を巡らせた集落です。
石碑の背後の木の柵のあるところが発掘した濠になっています。
大塚・歳勝土遺跡公園へは、センター北駅のすぐ隣にある
横浜市歴史博物館から延びる橋を渡ります。
橋の向う側が横浜市歴史博物館
橋を渡ると樹林の中を緩やかに登っていきます。
途中にある大きなコナラの木
樹林を抜けると、芝生の広場が広がっています。
芝生の広場の右奥が、歳勝土遺跡ですが先に大塚遺跡に向かいます。
公園は24時間利用可能ですが、大塚遺跡は9時から17時まで開いています。
大塚遺跡のなかに入ります。
左手の木の柵、土塁、濠で周囲を囲まれているなかに、
竪穴式住居7棟と高床倉庫1棟が再現されています。
再現されていませんが竪穴住居跡は50近く発掘されているそうです。
再現された木橋
発掘調査時の様子を再現したものもあります。
竪穴住居(Y-39号)
中型の住居だそうです。
その内部
高床倉庫
竪穴住居(Y-2号)
大型の住居ですが、小型のものを掘って広げた跡があるそうです。
その内部
竪穴住居(Y-80号)
大型住居で、ムラの長が使っていたと考えられているようです。
その内部
竪穴住居(Y-11号)
大型住居です。
竪穴住居(Y-68号)
小型住居を大型に作り替えた跡があるようです。
また土器を作っていた形跡もあるようです。
竪穴住居(Y-71号)
大型住居で44平米あるようです。
その内部
竪穴住居(Y-74号)
中型住居
その内部
大塚遺跡の様子
大塚遺跡を出て目の前に、大塚・歳勝土遺跡周辺地形の模型があります。
中央奥が大塚古墳です。
眼下の早淵川脇の平坦な高台がいくつかあったようで、
他にも遺跡がいくつかあります。
先ほどの芝生の広場の先にある歳勝土遺跡に向かいます。
歳勝土遺跡は、方形周溝墓とよばれる形の古墳が並ぶ遺跡です。
周囲を掘って四角く盛り土した墳墓です。
中央に棺を埋めたと思われる穴があり、再現されています。
発掘により25基の方形周溝墓が確認されているようです。
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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII | |
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