かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

戸隠神社(その3・奥社と九頭龍社)(長野県長野市)

2018年10月29日 | 神社仏閣

長野県長野市の戸隠神社を参拝しましたのでその様子を紹介します。

戸隠神社は、奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の五社からなる神社です。
長野市といっても戸隠山の麓にあり、市内から車で1時間近くかかる位置にあります。

戸隠山は、日本書紀にでてくる「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる山です。
平安時代から修験道の道場となった霊場で、「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ栄えたそうです。


第3回目の今回は、奥社と九頭龍社を紹介します。
1回目に紹介した宝光社と火之御子社はこちらでご覧いただけます。
2回目に紹介した中社はこちらでご覧いただけます。

戸隠神社の奥社は、中社からさらに戸隠山に近いところにあります。
今回は空模様が怪しいこともあり、車で移動しました。

奥社の大鳥居


鳥居前には下馬の石碑もあります


奥社の参拝案内図

案内図によるとこの大鳥居から奥社まで2Km、40分とあります。
中間地点の隋神門まで1km15分、隋神門から奥社が1km25分なので、
隋神門から先が登りと予想されます。

大鳥居の先にある一龕龍王祠(いっかんりゅうおうし)

黒姫山にある種池という池の主を祀っているそうです

まっすぐ伸びる参道


ゆるやかに登っていきます

途中から両脇の木々が色づいてきました


両脇が鮮やかな色になります

鮮やかといっても、ケバケバしさがなく厳粛な鮮やかさと感じます。

参道の左手奥の木々も鮮やかです。


参道の先に門らしき建造物が見えてくると、両脇に大杉が増えてきます


隋神門の手前右手の狛犬

隋神門の手前左手の狛犬


(旧仁王門)に到着


隋神門

明治の神仏分離と廃仏毀釈で仁王門から隋神門になったようですが、
現在は随神の右大臣と左大臣が安置されています。
向かって右手の左大臣

向かって左手の右大臣


隋神門手前あたりから、山の方角(前方右手)から雷の音が聞こえ始めました。
かなりハイペースで歩いています。

隋神門から先は見事な杉並木になっています

樹齢400年以上とのことです
この杉並木も大河ドラマ「真田丸」のオープニングで使われました。
(映像はCGで塀を書き加えています)

根元に洞のある杉


法華多宝塔


徐々に傾斜が出てきました


その周囲は鮮やかな黄いろい世界でした


全体が黄色く色づいて別世界のようです


飯縄社


御神木


石碑が増えてきます


八水神


奥社の手水社

この角度で背後が戸隠山となるようですが、雲がかかっています。

奥社の右手の狛犬

奥社の左手の狛犬


奥社の鳥居


奥社の社殿

御祭神は、天手力雄命です

奥社右手奥の紅葉の様子


奥社と並んである九頭龍社

御祭神は、九頭龍大神です

九頭龍社の扁額


奥社まえから参道方面の景色

あいにくぽつぽつ雨がふってきました。


次回は最終回として、戸隠森林植物園と雨の鏡池などを紹介します。