
【結界わきまえ】
自分をわきまえながら、
共に生きていくための知恵
「結界」
とは範囲を決めるもの。
江戸の人たちは、
自分の「範囲」をわきまえて、
相手の「範囲」に入らないようにしていました。
自分の立場や実力を知って、
背伸びしないで自分らしく生きることが大事だと考え、
「知ったかぶり」や「でしゃばり」は嫌われたのです。
魚は「魚屋」
野菜は「八百屋」
「米屋」「味噌屋」「かまぼこ屋」「薬屋」「糸屋」「紙屋」などなど、
専門店が並び、まち全体でコンビニやスーパー。
それぞれ自分の専門の商売で生活していたので、
他人の商売を奪うのは
ルール違反!
「結界わきまえ」
は、まち全体が繁盛して、共に生き残っていくための知恵でもあった。
(感想)
やはり
江戸時代の道徳心は
これからの「生き方」の大変参考になるなぁ、と
江戸しぐさ
を改めて読んでみて感じます。
どなたか
おひとりにでも
「江戸しぐさ」のどれかが
ご参考になれば幸いです。