若い頃に弟に死なれたジャック(ショーン・ペン)は、仕事で成功し中年にさしかかった今も、子ども時代のトラウマに囚われていた。
1950年代半ば、中央テキサスの田舎町で暮らしていた10代のジャック(ハンター・マクラケン)。
夢のように美しい風景に包まれていながら、彼の生活は、強権的な父親(ブラッド・ピット)に完全に支配されていた。
「男が成功するためには、なによりも力が必要」と信じ、自分の信念を息子たちに叩き込もうとする父親。
我が子に無償の愛を注ぎ続ける聖母のごとき母親(ジェシカ・チャステイン)。
そんな相反する両親に挟まれ、翻弄されるうち、幼かった少年はやがて純真さを失い、そんな自分に傷ついていく…。
時が経っても痛みを伴う回想の中で、ジャックは心の平安にたどりつけるのか?
(goo映画さんより)
2011年8月12日 公開
監督・脚本 テレンス・マリック
DVD鑑賞
自己満足度 5点満点で2点
・・・だから何?
あのね、こーゆーの、好き嫌いが分かれる作品だとは思うけど、私は好きじゃない。
もね、開始から30分近く、何コレ?なわけですよ。
なんか地球バンザイみたいな大自然の映像とかね、なんでしょ、そーゆー映像詩ですか、ま、そーゆーね・・・。
てか、な、なんすか、急に恐竜て!!
は~、あれ~、こうゆう作品だったんコレって。
しかも瀕しの恐竜の頭に足乗せる恐竜。
ちょこっと足放す・・・また乗せる・・・え?
そんなこんなが終わってようやく本編に戻ったかと思いきや・・・。
いやいやいやいや、その前の、ホレ、冒頭の、息子(次男)が死んだと思われる電報みたいな受け取った母親が泣いてたアレはどーなんと。
そこ、知りたいねんってこっちとしては、みたいなね。
ところがそこにはなかなか触れようとしない、てか、最後まで結局、なんで次男が死んだのかもわからんまま。
つーか、なんですか、次男が死んだって思ってたんは私の勘違いやったん?て、思って鑑賞後に調べたら、やっぱり次男死んでるやん!
だからね、私としては話の中にその原因があったのかと必死で探してたんすっよ。
と、ゆーか、あの次男役の子(ララミー・エップラー)、ブラピにそっくりでしたねぇ。
うん、そこもさることながら、私ねあの長男役の子(ハンター・マクラケン)がどーしても林遣都に見えてしょーがなかったんですけど。
横顔とかそっくりじゃなかったですか?
もね、段々と後半に行くにつれあの子が林遣都にしか見えなくなってましたね。
いやでもね、次男が亡くなって落ち込んでる娘?嫁?にですよ、あのおばあちゃん(フィオナ・ショウ)が「まだ長男と三男がいるやん。」的な言い方してたでしょ。
あれはどーなんかと。
そういうことじゃないでしょ~よ、婆さんと。
そんなこんなで、後半にまたもや性懲りもなく地球バンザイが登場!
ほ~、もう、いいです。
この監督テレンス・マリックですか、たぶんこの人の過去作品て観たことないと思うんですけど、今作の作風からするとこの人のは観ようと思わない。
なんでもこの方は「作品がすべて」ということで会見とか取材とかには応じないらしい。
こんな親子の話も吐いて捨てるほどあるわけで。
なんかそこから生命とか人間とか親子とかを、ほ~ら、宗教色もからめて哲学的に壮大に描いてます!みたいなインテリな感じがすでに嫌い。
コレ劇場鑑賞してたら100パー寝てたね。