「リッチマン、プアウーマン」
自己満足度 5点満点で3点
「カンペキです!」そ~、完璧だったのは小栗旬がカッコ良かったってとこだけ。
普通の人間が履けば確実にダサくなる要素が大有りの、あの短いパンツを履いていても素敵に見えてしまうのは流石です~。
しかし、そこだけなんですよね、このドラマって。
いぇ、ストーリーからするともっと面白くなってもよさそうなのに、なぜかそうはならっていないっていうのはなんで?
日向(小栗旬)と朝比奈(井浦新)がネクスト・イノベーションを立ち上げるまでをもっと見たかったかも。
正直、夏井真琴(石原さとみ)と日向の恋愛はどーでもえぇわ。
「ビューティフルレイン」
自己満足度 5点満点で3点
「だいじょーブイ!」って思ったのは「家族のうた」で失敗こいたフジTVだったんでしょうね。
芦田愛菜ちゃんは、松雪泰子主演だった「mother」で初めて見たのでした。
尾野真千子扮する母親に虐待されながらもけなげに振る舞う少女の姿に何度涙したことか。
こんなに巧い演技をする子役がいるんだと、その時驚いたものでした。
もね、愛菜ちゃんってすでに子役の域とっくに超えて充分"女優さん"ですからね。
間違いなく芝居は安定感あります。
その父親役に豊川悦司ですよ。
本編中のほとんどがタンクトップでしたが、この人は昔から胸板が厚くて上腕二頭筋もしっかりしていて、町工場のすすけたようなあの作業着姿がとても似合う俳優であります。
そういえば中谷美紀もタンクトップ率多かったね。
EDで、お人形のように可愛い美雨(芦田愛菜)を、背が高くてガタイの良い父ちゃん(豊川悦司)がひょいと抱っこして、目を合わせ美雨が虹を指さすあの親子の姿は、見ていてほのぼのしてきました。
でもね、な~んかコレってきれいにまとめ過ぎてるってゆーか。
出てくる人みーんな良い人過ぎ!
社長(蟹江敬三)家族も職場の人たち(でんでん・三浦翔平)も、近所の人たち、おじいちゃんおばあちゃん、神経内科の医師(安田顕)に至るまで。
あまりにも圭介が恵まれた環境なので、悲惨さは感じられず。
それでも、美雨と出かけたりしたときなどに、絶対なにか不具合が起きるだろうなと思いつつ見てるとやっぱり!
何度もイライラさせられる。
20歳になるまでの美雨への誕生日プレゼントとメッセージを残そうとする圭介に共感。
でも、この病は生きながら死んでいくというくらいの過酷なもの。
いつか特効薬が出て欲しいと願います。
「息もできない夏」
自己満足度 5点満点で2点
あのケーキ屋って、なんであんなに出入りが自由なん?
もね、これも「ビューティフルレイン」同様、良い人たちばっかりのお話!
たいがい迷惑かけたであろうあのケーキ屋が玲(武井咲)を解雇もせず、いつでも自由に入れる店内のセキュリティはいったいどうなっているのだろう。
店長(橋本麗香)が玲をイチオシし過ぎ。
単なる区役所の夜勤役人の樹山(江口洋介)と玲が、ことあるごとに偶然出会う。
鮎川(要潤)が玲を娘だと気づく設定が無理やり。
最初のほうで、ギクシャクしてた嫁姑関係がいつの間にか良好に。
草野(中村蒼)がHNのアップルパイだけで玲だと気づく都合のよさ。
その他にも、店員同士の話を、聞くと都合の良い人物が偶然、耳にするというこれまた限りなく都合のいい展開が多々あり。
など、都合よく進んでいく話にゲンナリ。
ついでに、亜沙美役の霧島れいかって綺麗なんだけど、なんか暗すぎるし重たすぎる。
全体的に笑顔の可愛い武井咲の、長~いイオンのCMに見えたドラマ。