「朝ドラ」は6年くらい前から
ずーっと観てます。
録画して、その日のお昼に仕事から帰って
観るのが私の至福のひとときでもあります。
今期は4月からスタートした『半分、青い。』です。
観る前までは北川悦吏子の脚本で「朝ドラ」って
どーなんかと思ったんですが
始まってみると、なかなか面白い
と、思ったのもつかの間
だんだん、つまらなくなってきまして。
特に、昨日あたりのあの内容って
ホント、脚本破綻してんとちゃう?
などとつっこみたくなるような話でありました。
主人公・鈴愛の幼少期はまだ良かったんですけど
あの、左耳が失聴するというエピソードなんて
ほんとに泣けましたけれどもね。
秋風センセのとこへ弟子入りするという
ま、あのへんも、マンガを描くにあたっての
専門的なエピソードやら
"ネーム"を捨てたとかっていうあそこも
ま、ま、面白かったんですけども。
ここにきて、話があっちゃこっちゃ飛びまくってるし
昨日の、おじいちゃんのギター弾き語りにかぶせての
無理やりな戦争映像エピソードって
アレ、なに?
確かに「朝ドラ」には戦争モノを入れると当たるみたいな
ジンクスってあるようですけど
それは「ひよっこ」における
主人公のおじさんが語った、戦地での敵軍とのほのかな交流みたいな
あれは、語りだけで"見せた"素晴らしいエピソードでしたが。
なんか昨日のは、突然な無理くり感が否めず
全く心動かされませんでした。
主人公を演じる永野芽郁ちゃんは可愛いし頑張ってはいるけど
あの口調もだんだんイラッとしてきた。
あの言いっぱなしみたいな語尾。
「~なのか?」とか
「~しとる。」とか
確かに方言なのかもしれないが
相手が秋風センセでも、そういう物言いするってのもなぁ。
北川悦吏子が持ち込んだ脚本らしいけど
そもそも彼女の本と「朝ドラ」のイメージが合ってない。
あんな90年代のラブコメみたいな話を
「朝ドラ」の視聴者は望んでないぞ!!
そこいくと、今、夕方から再放送してる「カーネーション」の素晴らしいこと!!
ま、こちらは実話なのでその点でも大きく違う訳ですけど。
なんて言うのか、「朝ドラ」ってこういう
泥臭~い、貧乏くさ~い、汗臭~い話
観たいんですよ。
なので、以前もあった「まれ」とかも
あれも全く共感できないまま終わりましたけど
「純と愛」なんかは、主人公が救われないまま
終わって、毎日、暗い気持ちにさせられるという
あれも酷かったですけど。
いいですかNHKさん
こんなドラマなら民放でもできますわ、いくらでも。
「朝ドラ」ファンは、こんなんが観たいんとちゃいますねん!!
それと「カーネーション」が予期せぬニュースや国会中継で
無くなるんは辛い。
相撲は許します、栃ノ心好きなんで。
あ~これでは次の『まんぷく』まで『カーネーション』観て我慢やなぁ~。