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スキー場にやって来たダン、ジョー、パーカーは、夜になる前に最後の滑りを楽しもうとリフトに乗り込むが、山頂への途中でそのリフトが突然ストップしてしまう。
ゲレンデが営業再開するのは1週間後。
助けを求める叫びも届かず、食料もなく、携帯電話もない。
氷点下20度の極寒の中、空中に置き去りにされてしまった3人は、なんとか脱出を試みるのだったが…。(goo映画さんより)
2010年8月7日 公開
監督 アダム・グリーン
DVD鑑賞
自己満足度 5点満点で3点
こんな死に方はしたくない。
何年か前の作品に『オープン・ウォーター』ってありましたよね。
そそ、夫婦がスキューバダイビングに出かけて海のド真ん中で置いてきぼりにされるあれ。
シチュエーション的にはあれと似てるなと。
本編のほとんどを占めるリフトの上という限られた空間。
そこからどーやって助かるのかってのが見どころなんだけど。
飛び降りても大丈夫ぢゃね、ってゆーよーな高さにも見えるんだけど、地上から15メートルあるんだよねぇ。
でも下は雪が積もってるし、もし怪我しても大したことなさそ~ぢゃね、って、思ってたらダン(ケヴィン・ゼガーズ)が意を決して飛び降りちゃう!
あぁ~それが失敗だったんだね~。
脚がと~んでもな向きに着地しちゃってさ。
骨が皮膚を突き抜けちゃったよぉ。
こ~なったらリフトの上に取り残された2人もどーしよーもないよね。
って、そうこうしてるとなんとオオカミちゃんたちが・・・。
あ゛ぁ~、生きながらにしてダン喰われちゃったっつーの、オオカミに!
実はダン、リフトの上のパーカー(エマ・ベル)と恋人同士だったんだねぇ。
オオカミに喰われながらもダンは自分の姿を彼女に見せるなと幼馴染でもあるリンチ(ショーン・アシュモア)に叫ぶんだよねぇ。
ココ悲惨!
さぁ~、残った二人・・・どーする?
リンチが支柱を伝って下へ降りるという作戦に出た。
なんとか降りれたものの・・・やっぱりお腹がまだ満たされてないオオカミちゃんたちに・・・追いかけられて。
もね、こーなったら一人残ったパーカーも、どげんかせんといかんわなぁ。
と、思ってるとリフトを支えてたボルトが外れてリフト自体が下へ降下。
地上からわずかのところで止まったので彼女は飛び降りた。
脚の上にリフトが落ちたにもかかわらず、なんとか動ける状態だった彼女は腹ばいのまま前進する。
途中で案の定、オオカミちゃんたちに喰われたリンチを目撃!
そら待てど暮らせど帰って来ないわけだゎ。
なんとか車道にたどり着いたパーカーは通りがかった車に助けられるっつー。
こんな時って人間心理がいろいろ交錯するよね。
最初に3人が話してた「もっとも最悪な死に方」などというたわいもない会話も現実味になってね。
このケヴィン・ゼガーズって、マイケル・J・フォックスの『ライフwithマイキー』でマイケル・Jの少年時代を演じてたんだね。
エマ・ベルがケイト・モスに見えたし、リンチ役のショーン・アシュモアがどーしても甲本雅裕とカブった。