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マシュンブログ

CJ勢和多気レースレポート

2015-10-05 | レースレポート

勢和多気レースレポート

期日:2015年10月4日 会場:三重県多気郡多気町勢和台スポーツセンター

天候:晴れ 気温25度 コース状況:固いハードパック路面、所によりウエット 距離:km
機材
バイク:SCOTT/スパーク RC700 2016 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボンTRAIL
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)2016 32FLOAT 27.5 120mm CTD 3P-ADJ 1.5"taper 15QR (CUSTOM TUNE)(60psl) コンプレッション+2 (体重60kg) (R)2016FLOAT DPS REMOTE Evol LV 7.5x2(150psl)コンプレッション+3
タイヤ:IRC TIRE/MIBURO TUBELESS READY 27.5 x 2.35(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV Lens/PRZM TRAIL
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar banana PowerGel トロピカルフルーツ Gel Blasts レモン( レース前後)

結果:28位 1:36:46



三重県勢和多気町にて、国際大会クラス3大会が開催されました。コースは国内でもトップをきってのプロセクションが3ヵ所設定され、ドロップオフ(ジャンプセクションの発射台)、キャニオン(真ん中が抉られたジャンプ台)、激坂下り+ドロップオフ(45度の下りの急斜面)とリズム感を整えづらい。回避ルート回避ルートは5秒から10秒。6周回を考えると30秒から1分と大きくタイムロスし、余裕が無いと構えた緊張感から筋肉にダメージを与えてしまうなどリスクも伴うので、度胸も試される。また、登りも数カ所適度にキツイ斜面と平坦路面と時折の木の根などを踏まえたトレイルライド的セクションも入り混ぜられ、ワールドカップや世界選手権などで戦うレースを思い起こさせるチャレンジングなコースだった。

Photo:Ryuichi Sakakibara

試走から何度も確実性を試して挑戦するも、回避ルートの守りに入る気持ちが優先する。数名のライダーの一押しがあり、キャニオンを何度もトライ。慎重で確実な走りが染み付きすぎている今の状況下では、進入スピードを上げなければならないのにブレーキを解放する勇気が持てなかった。その出来る範囲を繰り返し、何とかクリアする事で身につけさせ、逆に今度は反対の立場で引っ張ったりと自分に浸透させて行く。

最終段階の猪落は、セクション練習で10回以上トライして全て成功するも確実すぎて、回避ルートとタイム差を変える事が出来ない。結局繫ぎでは一度も乗る事無く時間となり、あきらめをつける事となった。

また、機材に付いてもフレームキットは王滝同様で、フロントサスもスペシャルにチューニングされて体力温存に繋がる。木の根や岩など何事も無かったようにクリア出来る事は大きな武器で、クイックが外されたKaboltスルーシャフトはハンドリングが軽くなり、加速やライン選びの武器となっていた。更には、タイヤもフリーライド用のミブロ2.35と太めにして、レースと言うホイールから2mm幅の広いトレイル用に交換してコーナーの安定性とタイヤの設置面積を稼ぐ。もう一つあり、ギア一枚軽くなると言うメリットもあってこれを選んだ。
 


Photo:Naoshi Ohike
決戦当日は秋晴れ。トレーニングも寒いくらいの時期となり、もはや忘れかけた中での暑さ。今回のレースクルーにKサンもヘルプに来てくださり、レースに欠かせないフィードを2名分も引き受けてくださることに。

 

Photo:Hidehiro Itou
2列目からのスタート。スムーズに出だして、10位前後でレースは始まる。乱れる呼吸と迫り来るセクション。慣れて来たとは言えど、確実性に欠ける為に不安という気持ちが負けの意識に引っ張られて行く。呼吸が整えられず、プロセクションに意識しすぎて集中力が奪われ、20位まで失速。プロセクションのドロップと通過、キャニオン通過するもブレーキでギリギリな感覚、猪落は確実性を意識しエスケープを加速した。

 Photo:Hidehiro Itou
その他でタイムを稼ごうとも、中々苦戦して前に進む事が出来ない。むしろ集中出来ずに止まりそうな勢い。数回のトレーンに付いては便乗出来ずを繰り返し、3周目手前でチェ−ンが外れトラブル。リスタートに1分弱を要してしまい、30番後半まで順位は落ちて行った。

Photo:Hidehiro Itou

もはや、残りの連戦を意識して走り始める。もはや完走という形になるが、気持ちを切り替えるしか他に無い。無難に進みながらそれそれでのライダーが果敢に攻めて行くのを確認し、自分も挑戦する。ココのコースもレーススピードとなればまた違って楽に挑戦出来る。少しづつだが順位を上げ、28位でゴール。
苦戦するレースが続いて来ているが、残り2戦をしっかりと走りたいと思います。(10/12石川県一里野スキー場、10/18長野県富士見パノラマスキー場)是非会場へ足を運んでいただき、激励をお願い致します!

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セルフディスカバリー王滝レースレポート

2015-09-21 | レースレポート

セルフディスカバリー王滝レースレポート

期日:2015年9月20日 会場:長野県木曽郡王滝村

天候:霧のち晴れ 気温20度 コース状況:ドライ所によりウエット 距離:120km
機材
バイク:SCOTT/スパーク RC700 2016 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 120mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+2 (体重60kg) (R)2016FLOAT DPS REMOTE Evol LV 7.5x2(110psl)コンプレッション+3
タイヤ:IRC TIRE/MYTHOS XC TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.8psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV Lens/PRZM TRAIL
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar banana PowerGel トロピカルフルーツ Gel Blasts レモン( レース前後)

結果:6位 6:16:10
 


年に一度のロングライドレース王滝がやって来た。まともなトレーニングは一度しか無く、シーズン真っただ中の最近はXCレースのトレーニンングとシクロクロスレースから下り系エンデューロとマルチにこなす分だけトレーニングは自信が無い程だった。しかしながら、コースの経験は人一倍。脳裏にインプットされた一筆書きのコースは走った分だけの経験が生かされ、ハンドル周辺の地図やタイムなど書く必要は無かった。また、余分な物もぬぐい去るべく、ココ数年のスタイルで2個のボトル、ジャージ2枚重ねで出し入れのあまり必要としない、携帯ポンプ、予備チューブ、ワンセコンド2個は内側に入れ、外側にはワンボトル、フラスコに入れたパワージェル3本、パワーバー、給水用のクエン酸&BCAAの粉を3個を常備した。


毎年の流れでスコットの来期モデルのスパーク(フルサスモデル)を投入する事が出来た。レース前に突貫作業は慌ただしくなるが、レースでのダメージで酷使されたバイクを新車に変わる事はオーバーホールする事と同じくらい効果があり、本来の動きをする為にパフォーマンスを発揮する為にはどちらかの事は必要不可欠。外見はカラーリング変更のみでも最近のポップな蛍光カラーが気分を高め、内蔵のリアユットのリモートワイヤリングも変更され、FOXracingshoxのカシマコート仕様が更に引き立てられる。また、今回はサグ調整を25%までフワフワにして、長い時間の微振動から来るダメージを軽減した狙いが的中。フラットで加速する区間と中間とハードパック。ファーム、ミディアム、オープン。これほど違うか?と思う程効果的で走りに集中する事が出来、ペース配分を考えたり、補給のタイミングを考えたりと余裕があった。
 

話は進行してしまったが、少し戻していきます。当日の朝は、肌寒く、15度前後で暗い中からのスタートとなる。日中の気温差はそれでも暑くなるので寒いくらいでスタートしなきゃ行けない。事前にスタートまでの準備も余念無くチェーンオイルを刷り込んだり、タイヤの圧を低めの1.8気圧(通常XCレースでは1.4barだからそれでも少し高め)に見たりとする。但し、ブレーキをすっているかどうかを確認不足は今後痛い目に合うとは・・・・。スタート前には安全祈願が行われ、6時パレード走行からオフロード突入してスタートした。


身体も悪い感じは無く、軽快に登る。池田選手、アダム選手、韓国チャンピオンと数名の韓国選手、竹谷選手、チームメイトの山田選手がいる。その他にもロングが強い選手がいる事はこのレースの未知なる所で、油断がならない所だ。また、豪雨がある事で今年2度目のレースと言えども尖った岩でバーストどころかタイヤを裂いてその場でリタイヤもやりかねない。

レースは、少し遅めのパレード走行を終え、本レースが始まった。気持ち先頭に飛びいだすが、勢い良く山田選手が飛び出し、池田、ゴーナンフー、宮津でトレーンがが続き、前後で戸谷選手、山中選手と引き合いながらペースを保った。まだまだ先は長いので、我慢を自分に言い聞かせて少しづつ力を出す。霧が立ちこめる感じでサングラスには水滴で視界を遮られる。気温が低い分だけ補給のボトルは減る量がキープされ、止まらずに通過する事を判断。登りではジャージのフロントを開け風を当てて熱の放射を気にする。汗による体力消耗も少しの積み重ねが大事なのだ。第一チェックポイント手前で4分?いや、2分だろ?ってどっちも分からない情報をキャッチしながら、いつも通りのタイムで第一関門を通過した。

下り気味な林道、平坦の三浦ダムと続き、ここで平坦の得意な山中選手よりリードする事で自分のコンディションが良い事を感じた。ガレ場の区間を下りはじめ、第2関門が近い事を感じ取る。少し先を行く戸谷選手が見えていたが、次では補給だ!一度リセットするためにも2本目の7割迄減ったボトルを一気に補充。パワーバーとついでにトイレ。3分~5分程リセットし、山中選手が追いついた所でリスタートした。

42kmとの合流になっている事で、路面が走り易くなっている。一気に山中選手に追いつき、戸谷選手にもすぐ見える位置まで簡単に追いついた。時折、休憩する42kmの選手に見送られながら、進んで行く。今にも倒れそうな大きな岩の間を抜けながら大自然を感じ下り区間を水しぶきを上げながら、下って行く。ふと下を見るとボトルがゆらゆらと揺れていた。ストップし緩みを修復。その間に山中選手にパスされ、順位は振り出しにもどり、第3チェックポイントを通過した。

気温も上昇し、油断したのか?急に足が攣りそうになって来た。ケイデンスを上げてパワージェルとクエン酸&BCAAを大量に取り込む。何とかこらえつつ、次第にピークは過ぎて回復。100kmを走るアルバート選手と会話しながら再び、スピードアップした。長い下りを通過し、最終の20kmループへ突入。山中選手をパス、山谷選手に追いつき、先ほど迄ペースダウンしていたはずなのに追い上げるが粘るどころか接戦だ。掻き分ける草に引っかかれ、跳ね返る枝に打たれたり、最近敷かれた細かい砂利が走り難くて汗も大量に出て視界を妨げる。ココで離れたら負けだが、頂上まで登りきったらまだチャンスはある。しかも2位まで!ギリギリな気持ちと勝ちとプライドもあり何とか現状をキープしたい所。一度平坦になりかけた所で少しづつ離されると同時に、ハンガーノック気味にフラフラになりかけていた・・・・。登りを終えて、パワーバーを補給。集中力が切れかけて下りはじめた時に、油断しサイドカット。シューと言う音小さな音が大きくこだまするように、力も抜けて行った。シーラントでは塞がらず、チューブ入れて復帰。山中選手に抜かれ、竹谷選手にも追いつかれてしまった。

最後には竹谷選手を巻き返して、何とか5位でゴールした。

中盤のペースダウンから王滝は最後だ!何て、思う時があったが、ゴール後に後輪ブレーキを擦っている事が発覚!!自分の整備調整ミスなので何とも言えない気分だが、十分なトレーニングが出来た事は間違いない。タラレバが無いので、今年の挑戦は終了。でも、王滝への挑戦は来年へと手応えはありました。周囲が強くなったのはありますが、可能性は無いと言う事はモチベーションが上がります!会場での沢山の応援が嬉しい力となりました。ありがとうございました!!

TEAM SCOTT 松本駿


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クープデジャポン#4白馬レースレポート

2015-08-02 | レースレポート


©Hidehiro Ito

クープデジャポン#4レースレポート

 

期日:2015年8月2日 会場:長野県白馬スノーハープ
天候:晴れ 気温 34度 コース状況:ドライ 
距離:5.2km x 6Laps = 31.2km 

機材
バイク:SCOTT/スケール RC700 2015 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+2 (体重61kg) 
タイヤ:IRC TIRE/MIBRO for MARATHON TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.4psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2014 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV ,PRIZUM TRAIL
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) PowerGel グリーンアップルx1(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後)

順位 22位 時間1:27:54 (+11:02)


全日本選手権から2週間後、すっかりリセットされたかと言うとそうでもない状況。ファンサ−ビスのシマノバイカーズから立て続けに走りまくりの日々を過ごして、スピードの乗って行く感じと身体の走る流れが良い形で進んでいる事を確信していた。残すは休養をしっかりととりながら過ごすのみだった。前日入りした慣れない熱さにだるさが抜けず、火照った身体は寝れない夜を過ごしてしまう。ストレスと疲れを蓄積させ、身体の保水状態もイエロー信号が点滅していた。

<コースルート>
メイン会場のグラウンドから登坂のポイントは太鼓橋と後半に待ち構える3度の登坂。シングルトラックには昨年に引き続き、ドデカイ倒木に橋渡しにかかり、トレースラインは広めで、真ん中の高い所は一本橋というスリルあるセクション。新設のシングルでリズミカルなコースレイアウトに丸太のラダーセクションが追加され、単発的スプリント力と平坦のスピードを持続させる力。そして、シングルトラックのバイクスキルが試されるという、以前よりマウンテンバイクらしいコースになったのは、地元有志の陰ながら大きい努力と大会運営に関わる大変なご苦労があってこそだったと感じた。

<灼熱の白馬>
同じ県内に住むが、慣れない気候で湿度を感じる事が精神的ダメージでネガティブ思考になってしまう。設営、ブース管理、チーム運営、宿の過ごし方。いい訳ばかりを探しては並べるなど、ネガティブ思考を探している自分が居た。
しかしながら、スタート時間に向け準備だけは整える。なるべく多くの水分を身体に蓄え、異常なまでの気温上昇に耐えるべく対策を行う。コールドスプレーでジャージ、シューズ内に吹きかけ、暑さによるストレスから解放する。過去に走った長い登りが続く、さのさかスキー場のコースに比べれば良いように感じるが、年々上昇する気温は同じ条件下と捉えてもおかしくはない。スタート前まで対策をし、気持ちを落ち着かせる事を優先に待ち構えた。
<スムーズに始まる>
コンディショニングに失敗した前半戦までのポイントで、スタートコールも17番手の3列目に。選手の並びと落車を回避し、左手の第一コーナーを土の路面で始める事を選択。少し重めになるが最速ラインでのスタートした。初めの勝負となる太鼓橋の長い登坂。スピードが上がらないまま14番手で留まりながら、ラダーセクションを無難にこなし、リズミカルにコーナーを抜け先ほど登った太鼓橋の下をハイスピードでくぐり抜ける。10位前後の集団グループで隙をついては攻め、追い抜かれ順位はかなりの混戦状態。得意な所と不得意なところでは、ゴムバンドのように伸び縮みを繰り返し、1周を終えた。
©Cyclowired

©Hidehiro Ito

<生命線>
今回のフィードがダブルフィードで太鼓橋の上まで延長されていたが、クルーとの連絡ミスで一番スピードの欲しい所で失速させなくてはならなかった。おまけに裏側もコーナーと路面が安定しておらず、取り損ねやかけ水が少しかかる程度しか受け取る事が出来なく、ミスを連発。集中力が切れかけて、順位も気がつけば18位まで後退。オフィシャルフィードと合わせてもかなりの水分補給とかけ水で身体を冷却するも、数回の補給の失敗は集中力を低下させる。脱出出来ないでいるが、集団になる度に先頭で積極的展開だけは行っていた。次回の周回へ向け、修正するべく指示で4周目までが淡々と周回を重ねていた。

<接触不良?>
集中力が途切れ途切れ、蓄積した疲労と脱水症状の身体にはボディブローのようにキレがない。ペースを上げるもキープ時間が短く、強弱が激しい。すっきりしない走っていても楽しくない状況がいつまでも続く。いつもより身体を揺らし、振り子のように登坂で勢いを付けようにも、足がついてこない。オフィシャルフィードで欲張りに水浴び、再びチームからも氷水を浴びて燃え上がる体温を沈める。周囲も同じ状況下で20位へと転落している状況下で、何とか集中力をぶり返してすぐに見えるライダーを追った。振り絞るようにペースを維持しつつ、最後の気力でゴールした。

一新しての次回の連戦は王滝120kmへと続きます。引き続き、会場での応援よろしくお願いします!

チームスコット 松本駿


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全日本選手権大会レースレポート

2015-07-20 | レースレポート


©Hidehiro Itou



全日本選手権大会レースレポート

 

期日:2015年7月19日 会場:長野県富士見パノラマスキー場

天候:晴れのち曇り 気温 28度 コース状況:セミウエット
距離:4.41km x 6Laps = 26.46km 

機材
バイク:SCOTT/スパーク RC700 2015 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)2016 32FLOAT 27.5 120mm Remote-adj FIT4 1.5"taper 15QR (60psl) コンプレッション+5 FIRMER+10(体重62kg) (R)2016FLOAT DPS REMOTE Evol LV 7.5x2(140psl)コンプレッション+3
タイヤ:IRC TIRE/MYTHOS XC TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2014 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV &JAWBREAKER, Lens/PRZM TRAIL
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
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順位 20位 (-1lap)

日本一を決める特別な大会。だからこそ何らかの波乱が起こり、何時に無く緊張感も大きいレースになる。リハーサルを何度も行う事で大舞台へのチャンスを物にするのだ。その為の惜しみない先行投資、地元会場で何度も練習、機材テスト、ポジションの見直し。少しでも有利に駒を進められるように大会に向けて取り組んだ。

<天気予報>
台風接近に伴い、週の後半にかけて雨マーク。最終追い込みのトレーニングも一日繰り上げて仕上げ、雨が落ち着く時にロード調整、前日までのコースは泥で、乾燥した地域だからこそ乾く路面を予想して、天気予報もチェックしていた。決戦日に晴れマークがあるが、時間的に一息の雨マークがある。どれほど降るかは分からないが、タイヤ選択はGクローが消えたことは間違いなかった。

<コースイン>
予想していたコースと公式サイトで発表されたコース、そして正式にコーステープが貼られたコースに入りインプットして行く。長めの登りは無くなり、単発的な登りと小刻みなシングルとスロープで繋ぎのロックセクション、センターのショングルはカットされ、Aダッシュの激登りと折り返し、常設のDHコースとジャンプエリア。世界で戦う選手には優しいコースであるが、タフさからすると充分なレイアウト。2日間の雨により充分に難しくなり、チャンスはある事を確信できた。
<マッサージ>
金曜日のトレーニング終了後にマッサージを受ける。2週間前のトレーニング中に肋骨をやってしまい、バランスを整えながら走っていたがどうにも出来なく、泣き寝入り。いつもなら温泉でのサウナインターバルで、筋肉の張りや疲れを調整しながら走るが、背中の張りと腰回りの張りが酷かったのだ。結果的に翌日のトレーニングは驚くほど素早い動きが出来、コンディショニングはいい流れで動いていた。 

<チームクルー>
個人競技と言えど、サポート力も一段と重要となる。次回戦術と言わんばかりの事に越した事は無い。かけ水用の水タンク、運搬用トレーラー、補給ボトル、サングラス、テックフィードに必要な機材とそのエリアに運ぶ事、スタートの受け取り、連携をとりつつレースを進めて行かなければ勝ち取れないのだ。その事を承知でヘルプしてくださるチームクルーが何時に無く大きく、選手3名に総勢7名でチームは動いた。

<レース>
スタートにはステージングが7名。スターティングリストの8番目なので一番初めにスタートへ入る。身体を冷却させ、太陽から日差しを遮り、水分を補給しながら、お気に入りのサングラスに入る、プリズムトレイルレンズ越しに走り出すラインを見つめ、スタートを待ち構える。アップ中に感じはじめた右腿の筋肉の張りと肋骨の怪我をかばうネガティブな気持ちを振り払うべくレースは始まり、ラインを塞がられながらトップが下り始める頃に1コーナー差が既に空き、隙を見計らいながら息を荒くするも、転倒やラインブロック、抜けない時に限って中切れなど、得意セクションも生かされる事無く足踏みとなり、レースらしいアドリブ全開さで14位で1周を終えた。
このリズムを変えるべく2周目からは気持ちを切り替えたいが、上がらない。3周目から更にペースは下がり、1周目の16分から18分へと2分も遅くなる。モガキ切れず、鈍い感覚でペースを落としてしか走れない。痛み止めが効きすぎているのか?右足の攣りかけた筋肉のダメージなのか?既にレースに必要としないネガティブ思考が連鎖されて行く。フィードのかけ水、ボトル、ジェル、サングラスと欲張りなピット作業を手際よく通過し、一瞬だけ雨で濡れた路面は、予想通り乾きかけてコントロールし易いが、Aダッシュマでの繫ぎの激登りと折り返しまでの押しは失速する一方で、最終ラップを残しマイナスワンラップで終えた。

2戦分の調整ミスは流石に痛手となってしました。しっかりと解明して、次の白馬大会へ挑みたい。会場での応援よろしくお願いします。


TEAM SCOTT 松本駿


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クープデジャポン#3レースレポート

2015-06-01 | レースレポート


©cyclowired

クープデジャポン#2レースレポート

 

期日:2015年5月31日 会場:長野県富士見パノラマスキー場

天候:晴れ 気温 30度 コース状況:ドライ 
距離:4.7km x 6Laps = 28.2km 

機材
バイク:SCOTT/スパーク RC700 2015 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)2016 32FLOAT 27.5 100mm Remote-adj FIT4 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+5 FIRMER+10(体重62kg) (R)2016FLOAT DPS REMOTE Evol LV 7.5x2(140psl)コンプレッション+3
タイヤ:IRC TIRE/MIBRO for MARATHON TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2014 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV , Lens/Slate
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar banana(レース前) PowerGel トロピカルフルーツx1(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後)

順位 27位 時間1:51:30 (+13:31)

5連戦が続いた最終の〆は、地元富士見のCJシリーズ。しかしながら、コースも増築されレイアウトも見当もつかない。当然ながら近所とは言えども走り込む事は出来ず。トレーニングも調整と言う名の休養日のみでまともに走る事が出来ずにいる週が長く続く。疲労だけが蓄積され、連戦である事ゆえの新たなる課題が沢山出てくる。思い切っての休養も身体のリカバリーが効かないまま日々だけが過ぎていた。忙しさに流され、データ解析を怠った痛手だ。長年の勘だけでは、時代遅れなのだと。

<リニューアルで気分も上々>
ウエイブワン様より2015年度バージョンのジャージを供給していただき、待ちに待ったお披露目のレース。相性を確かめるべくファーストインプレッションも、昨年からの数カ所の変更が気になるどころか、走りによる制御される事無くスムーズにペダリングが出来る。デザインも周囲の感想も好評のお声を頂き、さらにテンションもあがる。ポストカードもブースに追加され、ファンとの交流も一層深まる。
また、心強くもマシュンクルーが続々と助けてくださり、個々の得意分野を生かし集結し、テックフィードの機材運搬、フィード、撮影、応援団と守備に付く。サポーターが多い分だけ、ビクトリーロードも近くなる。レースの環境とは一人だけでは成り立たない、チームプレーで本当にありがたい事だった。 

<コースイン>
公式練習が始まり、レースコースをチェックする。天気予報も雨から晴れと変わり、タイヤチェックも3パターンの中からマッド、オールコンディション、ドライと色々チョイスしながら相性を合わせる。コントロール性能が万能のミブロを選択した。話は戻り、コースの全体像は、スロープからスタッフには不評エリアのダブルフィードまで平坦調でクライム。ロックセクションから新設のエリア、富士見DCレイアウト、ウッドチップが混じる重いスロープと惰性を付ける箇所を踏まえながらロングクライム。ログ3連、ダブルフィード、センターシングルと登り返しの登り。トドメには時間稼ぎしか無いとも言えよう直登登りと芝ダウンヒル・・・。前半と後半のリズムは違い、様々な要素が入り交じるコースレイアウトだ。

<決勝レース>
スタートはセンターを選び、2列目から構えた。定刻通りにレースは始まり、スムーズに走り出した。先頭を見える位置で流れに乗り、掛け合うように隙を見ては前へとリズムを整えながら8番で進む。今シーズン初投入のフルサスでの相性も良く、最低標高エリアまで進んだ。ロングクライムパートへと移動し、少し抜かれながらも10位でダブルフィードを進行。この時点でボトルを受け損ねてしまい、オフィシャルで受け取れば良かった物の焦りが進行しボトル無しで2周目へと突入した。 

<早くも苦戦>
今シーズン一気にやって来た暑さに焦りも進行し空回り。3周目の最後、フロントシングルで36Tを選択した事もあり、直登の登りは今のコンディションでは足が止まりそうになりながら登り、芝の下りではコースアウトしそうにコーステープにもたれながら止まっていた。4周目にはもはや手遅れ状態で、コースに遊ばれていた。下り区間と平坦は行けるものの、登りでは何度と無く接触不良を繰り返し、集中力が途絶えて27位と沈んだ。

<きっちりとリセット>
この不甲斐ない結果もレースの一環ですが、流され気味だったスケジュールでデータ解析を怠った結果です。長年の勘が逆効果と言う事もあり、改めて修正して全日本選手権へと挑みたいと思います。次のレースはいきなり全日本となりますが、会場での応援よろしくお願いします!


チームスコット 松本駿


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クープデジャポン#2レースレポート

2015-05-18 | レースレポート
photo:©Akihiro Nakao

クープデジャポン#2レースレポート


期日:2015年5月17日 会場:愛媛県八幡浜市民スポーツパーク
天候:晴れ 気温 27度 コース状況:泥
距離:5.5km x 5Laps = 27.5km

機材
バイク:SCOTT/スケール RC700 2015 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+3 (体重62kg)
タイヤ:IRC TIRE/MIBRO for MARATHON TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2014 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV ,PRIZUM TRAIL
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) PowerGel グリーンアップルx1(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後)

順位 12位 時間1:39:43 (+7:49)


サーキットは西へと更に南下して、愛媛県へ。決戦2日前の金曜より現地入りし、公式練習をこなす。前日は雨で決勝日の予報は晴れるために、身体のダメージとセルフメカニックの為に調整の為のロードワークを終えて決戦に備える。コースの変更も全くなく、土が流れより木の根が張り出した走り難いコースだった。

<セッティング>
単発的な登りが瞬発的ダッシュと勝負所となるグラウンドからのアスファルトとコンクリートの登りがあり、木の根の区間のみを考えればフルサスのバイクのスパークなのだが、軽さと単調な路面である事でリジットバイクのスケールをチョイスする。ブレーキコントロールが必要なのと、完全に乾かない数カ所のセクションがあるため、セミスリックのGクロウは排除。転がりの軽いミトスかオールコンディションのミブロかをコースで確認したが、前日の雨で乾いてない事が確定した為にミブロを選択。サスは標高が下がっている事とバンクと時折のギャップがあるので、65pslに。そして、フィードを即席で受けていただいた方々の御陰で、決戦のスタートを迎える事が出来た。

<決勝レース>
最前列のみアナウンスでコールされ、今回は通常招集の2番目の2列目1番左手にかまえる。力んだ気持ちは無くリラックスしているよりも、闘争心がいつに無くない。気持ちが乗らないが、スピードと流れに乗って長いシングルをなるべく流れあるように進めなければならない。ペース配分に充分注意しながら、レースは最終ライダーとして左側にかまえる。冷静に集中する事だけを気にし、スタートした。ココの区間だけ速いライダーは沢山居て混線する。リズムが違う走り方にチャンスを伺いながら、少しづつ順位を上げる。予想以上に泥があり、タイヤ1本分以外はまとわりつく泥で滑る。1周目が終わりペースが決まる。既に単独走行で後続の集団が見える状態。僅かに前走者が見え隠れ状態で追いつけるチャンスを探った。
<木の根に苦戦>
サイドノブが突き刺して行くイメージで、絶対的なミブロでもこのコースコンディションでは、歯が立たない。頭の中でマッドタイヤのシラクだったか!とも思うが、変える事は出来ないしそんな事よりも今をどう攻めるかを考える必要がある。木の根が斜めに張り巡らされる区間では、更に泥が乗り雨のコンディションと変わらなく思い通りにバイクを進められない。通称ゴジラの背中と呼ばれる区間の入り口と出口にある太めの根は年々大きさを増して、その後にもう1ヵ所ある嫌らしいクランクエリアも呼吸の乱れまくった状態では押してクリアするしか手だけは無かったが、集中力だけは切らさず周回を重ねた。
<チャンスを逃す>
現在順位は12位。シングルの切り返しと林の向こう側には、20秒差程ですれ違い様に数名ライダーが見える。登り返しの竹林のスイッチバックの登り、ブースエリアのバックストレート、フィードの桜坂、コンクリートの登り坂とフィードエリア上からグラウンドとその差は10秒ほどまで迫ったり、互いの得意分野で変化する。同時にスタートエリアで見る自分のラップタイムもほぼ変わらず刻んでいる。ラスト周回に突入し、竹林のスイッチバックから急接近し、最後のコンクリート登り坂でBHジャージがすぐ見えた。果敢にペースアップするもそう簡単ではない。最高到達地点の急斜面の登りで迫るが、慌ててしまいチェーンを落とす。直ぐに体勢を整える事が出来ずに2度も止まってしまい、チャンスを逃してそのままゴールとなった。
<疲労が蓄積>
月曜からの疲労が蓄積して合計3日間の休養をしての調整をしていたが、金曜日にやっとまともになって来ていた事は定かだった。前日の選択からも身体の状態から考えるとベストパフォーマンスを出せた結果だと認めたいと思う。一新しての連戦は王滝100km、富士見戦へと続きます。引き続き、会場での応援よろしくお願いします!

チームスコット 松本駿


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クープデジャポン#1朽木レースレポート

2015-05-04 | レースレポート

クープデジャポン#1レースレポート

期日:2015年5月3日 会場:滋賀県朽木スキー場

天候:晴れのち曇り 気温 25度 コース状況:ドライ 

距離:4.48km x 6Laps = 26.88 km 

機材  
バイク:SCOTT/スケール RC700 2015 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (60psl) コンプレッション+3 (体重62kg)
タイヤ:IRC TIRE/MIBRO for MARATHON TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.6psl)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2014 /RCYellow

サングラス:OAKLEY /RADER EV ,PRIZUM TRAIL

バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) PowerGel グリーンアップルx1(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後)


順位 8位 時間1:34:51 (+8:55)

長らく引き続いたジャパンシリーズからクープデジャポンと言う新名称に変わり、カテゴリークラスもチャレンジA,B,ユース、ジュニア、マスター、エリートと簡単に言うと年齢別カテゴリープラス最上級カテゴリークラス分けされた新シリーズの開幕戦が始まる。JCFライセンス登録とチーム登録が必要となる。ルールも基本的に国際大会と同じだが全カテゴリーで機材交換ができ、2日間の日程で開催だった。

<セッティング>
全体的なコースレイアウトが登坂が大半を占め、下りも直線的で体重を乗せて行く事が必要でないために、リジットのバイクをチョイス。路面も浮き砂利でハイスピードからストップゴーを繰り返す為に、ブレーキングコントロールに抜群のミブロマラソンをセット。サスもキャンバー走行が多く、浮き砂利だったので無駄にリカバリー体勢をしなくても良いように60pslまで落とした。そして、昨年同様に強力なスタッフクルーとして海外でも実績のある白井メカニック(通称バスマン)がチームにジョイント。決戦のスタートまでの時間に集中させた。

<スタート>
最前列のみアナウンスでコールされ、最終ライダーとして左側にかまえる。冷静に集中する事が出来スムーズなラインで先頭でレースをスタートで引っ張りだした。呼吸が乱れ持続出来ない昨年とは違い、整えながら登坂を駆け上がる。スピードが上がらない広いスペースの登坂だが、風が強くが切り裂くように駆け上がらなければならない。集団は縦に長く続きセカンドパックで展開を進めて行く。

<視界>
新レンズのプリズムトレイルは、光の調光させ視界を見やすくさせてくれる。特に路面の凹凸や呼吸が乱れる中でのダウンヒルで、目を見開かなくてはならない作業が減り呼吸を整える事だけに集中出来る。下り区間での砂埃では、付位置で走る事が出来ず、レースボケと危険リスク回避からペースをスローダウンへとさせていた。

<8位ゴール>
中盤から後半にかけてペースが下がり気味にラップタイムを刻んでいたが、12番手から6位までが見え始めている、9番手。ラスト2周をココで一気にジャンプアップさせるには今しかないチャンスが潜んでいる。このタイミングを生かして、ギアの選択とペースリズムとを調和させ、一気にペースを上げる。5位までは難しいが7位までは届きそうな展開で最終周まで続いた。結果的に8位まで追い上げ、後ろから迫る形ではあったが、何とかそのままゴール。

<これからが本番>
次回は2週間後に2戦目の愛媛県へと移動。5月17日愛媛県八幡浜で開催と続きます。しっかりと調整、修正して挑みたいと思います。是非会場での応援よろしくお願いします!

チームスコット 松本駿

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猪苗代参戦レースレポート

2014-11-06 | レースレポート

東北シクロクロス#3レースレポート

期日:2014年11月2日 会場:福島県猪苗代湖天神浜

天候:晴れ 気温 20度 コース状況:砂とセミウエット 

機材  
バイク:SCOTT/アディクトCX メインコンポーネント:SHIMANO/アルテグラDi2   ホイール:デュラエースC24TL

タイヤ:IRC Serac TUBELESS 700 x 32C(1.8psl)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2015 /WHITE Yellow

サングラス:OAKLEY /RADERLOCK,Rens+red

シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic wet 
サプリメント:
Grico/Powerproduction
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、ワンセコンドHCA(アップ中:CCDドリンク,クエン酸&BCAA、ワンセコンドBCAA、ワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar バナナ味(レース前) Gel Blasts レモン( レース前後)


順位 17位 時間59:16 (-1Lap)

<シクロクロス参戦へ>
MTBシーズンが終わっての翌週。準備も少しづつ進めていたので、疲れを取ってからのバイク調整から始まっていた。そして、例年なら完全にオフを取ってから走り出す為に完全に走れてない状態からの参戦となり、出ている価値すらを見いだせない程走れていなかった。今年はその反省と、毎年違ったトレーニングをこなす為の準備として勢いで年内は走る事に。

来年のマウンテンバイクシーズンを充実させる為にも、残りの年内スケジュールはシクロクロスなのだ。ドロップハンドル、700x32cのタイヤ幅、担ぎと機材交換。MTBとは違った種目なので気持ちも切り替えられる。ピットクルーが居ないので、洗車作業やバイクチェンジのハンディーキャップはあるものの、それをまた醍醐味として参戦する。 

<セッティング>
例年タイヤの軽さとクッション性、パンクリスクなど総合的にもチューブラータイヤでの参戦が定番だ。しかしながら、タイヤ交換の手間やホイールを準備(運送やピットに運ぶ手間を考えると)すぐに交換出来るチューブレスの存在は大きい。今期はこれを中心にシラクとマッドで準備する。更にはアルテグラDi2の電動によりスイッチ一つでのシフトチェンジが可能で、テクピの障害を持つ僕には、変速の為の手首の返しが無い事のメリットは大きい。フロントギアもCX仕様の46-36。カセットスプロケットは、25-11の11段をセット。ロードバイクとは違い、オフロードの的確なギア比も大きな違いがでる。

<最後尾スタート>
世界戦セレクションと言う事で出走者も多い。ゼッケン番号38番。つまりは最後尾スタートになるが、昨年度のスポット参戦の成績では当然の位置。スタート位置から既に3メーター程離れてのスタート。案の定、先頭は遥か彼方で、ダッシュで抜こうにも進まず。おまけに自分の整備ミスで左側のブラケットが緩んで後ろブレーキが使えない状態になったのには笑えてきた。

<ピットで修正>
3周を走るが走行ポジションも後方だし、最後までこの状態は走りにくいのでピットイン。合流してからは再び最後尾となるが、ここからやれるだけ走れば良い事。ギア比とコーナーのアーチを気にして、踏みまくる。砂地のラインもほぼ落ち着いて乗車率も上がって来る。

<加速感はあるものの>
前半のトラブル続きで全く順位が上がらない。セカンドパックでポジション争い選手のすれ違う位置が少しづつ離されてゆく。次第に後ろからカズが見えて、必死に追い上げたがパスされてからは腑抜けの殻。マイナス1周の17位でレースは終わった。

東北シクロクロス#4レースレポート

期日:2014年11月3日 会場:福島県猪苗代湖南ヶ丘牧場

天候:雨 気温 7度 コース状況:ウエット 

機材  
バイク:SCOTT/アディクトCX メインコンポーネント:SHIMANO/アルテグラDi2   ホイール:デュラエースC24TL

タイヤ:IRC Serac MAD TUBELESS 700 x 32C(1.8psl)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2015 /WHITE Yellow

サングラス:OAKLEY /RADERLOCK,RensClear

シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic wet 
サプリメント:
Grico/Powerproduction 
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、ワンセコンドHCA(アップ中:CCDドリンク,クエン酸&BCAA、ワンセコンドBCAA、ワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar バナナ味(レース前) Gel Blasts レモン( レース前後)


順位 2位 時間56:08 (+00:34)

<前日試走へ>
前日のレース終了後にすぐに宿には戻らず、コースチェックに会場へ。予報では雨だった為に当日の作業を少しでも減らす為に、ここで走る。路面は違うけど、全体像と踏むポイント忍者返しという壁の担ぎとポイントを押さえながらチェックは完了。あっという間に日が暮れるのと雨が降り出した事で試走は完了した。

<機材準備へ>
当日現地到着してからバイク2台の準備を進める。チューブレスのMADタイヤ交換と空気圧のチェック。各部分のネジの増し締め、チェーンオイルも多めに付けて準備した。最後にローラーにバイク固定したらアップを開始する。

<スタートはやはり最後尾>
昨日のレースからすれば、13名の出走と少なく最後尾でもあまり変わらない。それでも、出だしは前に出る事は難しく、草原の所から勝負が始まった。カズが先頭で4番手から一気に2番手まで加速した。ラインによっては車輪が埋まり、乗車は不可能。なるべくスムーズに走れるラインを探し、前を追う。泥のテクニックではこちらが軍敗がある事を感じるが、レースでの勝負どころ、安定性で離され、ピットでのバイク交換で詰め寄る事しか出来ない。

<ディスクvsカンチ>
今年から大きく変更となる機材は、各社ブレーキシステムをディスクブレーキを取り入れている。僕の機材は、カンチブレーキだが相手がディスクだから追いつけないのか?答えは、そうでも無くノー!シクロクロスの場合は、下りて担ぐが基本。ブレーキをかけるならかけない方が早いのは当然。シケインがあるから担ぐ事は当然だが、フルブレーキングするなら押しも当然ありなのだ。

<無理に攻めず>
もはやこのレースは頭脳プレーだ。機材交換でリフレッシュしているバイクとどう勝負するかで、5秒から7秒と1コーナーも差が無い時もある。滑るなら無理に曲がらない自然なラインをなぞり、経験と研ぎすます。かつてはMTB選手だったカズも、久しぶりの泥は洗礼を浴びている。そして、コーズもMTBらしいコースと言われているが、草原のコースなんかはシクロクロスらしい感じで、コースが長いだけだ。

<終盤>
あっという間にラスト3周。未だモドカシイ状態で差は変わらないが、一度一気に離されたように見える時も10秒以内で詰め寄り、プレッシャーを与える。ブレーキの引きがいよいよ狭くなり、ブレーキが無くなってきているゴールまでのカウントダウンへと入っていた。

<2レースのゴールへ>
ラストラップに大きくスパートされ、ゴール付近が見えた瞬間に足を止めていた。悔しいが2日間のレースは終了した。次なるレースは、幕張でのナイトレースでMTBエルミネーターとシクロクロスとなります。

応援ありがとうございました。


チームスコット  松本駿 

 

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#3天神浜http://www.tohoku-cx-project.com/result/2014_TCX_3_Result.pdf
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J1XCO#7一里野レースレポート

2014-10-27 | レースレポート

ジャパンシリーズ#7一里野大会レースレポート



期日:2014年10月26日 会場:石川県一里野温泉スキー場
天候:晴れ 気温 23度 コース状況:ウエット 
距離:4.2km x 7Laps = 29.4 km 

機材  
バイク:SCOTT/SPARK RC700 2015(アジャスタブルBBポジション/Low)   メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 

サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 110mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (75psl) コンプレッション+2 (体重61kg) (R)FLOAT CTD REMOTE BV LV 7.5-2.0 (140psl)コンプレッション+1

タイヤ:IRC MIBRO for MARATHON TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2015 /WHITE Yellow

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シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic wet 
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、ワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAA、ワンセコンドBCAA、ワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) PowerGel グリーンアップルx4、ト梅x2(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後)


順位 8位 時間1:19:21 (+2:55)

今シーズンの締めくくりとなる一里野大会。例年のコンディショニングでは、疲労がピークに達して練習にも力が入らないが、パワートレーニングの見直しと適度な休養日を設ける事で充実した調整が出来た。そして今回は、ナショナルチームや前チームでお世話になった仁木メカニックが駆けつけて下さり、レースに集中出来る環境であった。また、常駐する宿も2日前より道路の反対側に位置する為に会場の移動は無い事もまた好条件。レースに対する条件のリスクをなるベく避け整える事が出来た。

<セッティング>
うっかりと走り出すのもレース会場での成り行き。高地に住むエリアから一里野の標高差は無いが、コースの固い部分が多く、アスファルト部も多い為か?前後のサスペンションは柔らかく感じた。更には反発による体重移動とハイズピードでの跳ね返りが欲しいので、エア圧を少し高めとリバウンド調整を強めに設定。加速を生ませる反動と体重移動を狙ってのセット。また、タイヤは、ゲレンデ区間だけを考えるとGクローで転がり重視を考えるが、森の中やハイスピードでのゲレンデ下りでは、タイヤサイドの尖りを有効的に使える為にミブロマラソンをチョイス、空気圧も低めにした。

更にはスパーク特有のリアユニット部にある、BBの高さ変更ができる、アジャスタブルBBヘイトをハイスピード対応型のLowへ。これにより、コーナーリングからハイスピードへ対応させた。

<始めのポジション取り>
スタートコールはぎりぎり8番の最前列。左サイドから待ち構え、レースは始まる。呼吸、動く身体、機材とのバランス。余裕があり冷静な位置取りで急斜面を駆け上がる。センター側から左の濡れた滑りやすい路面へと押し出される。一人先には一台分のスペースがあるが、入る事が出来ない。冷静に位置取りをしながら、フィードエリアと2段階に続く長い登りへと突入した。先頭から10秒隙ある加速、前に行けるだけ攻められる攻撃的走りで進む。悪くないペースだが、水を飲む際や斜面の切り変わりで早めにペダルを止めて、休んでしまう自分がいる。これでは駄目だと言い聞かせながら、3周目へと突入した。

<ペースコントロール>
全体のペース配分を考えたりする事は重要だが、ここだ!と言う所の踏ん張りどころで使うパンチの効いた加速はとても重要になる。第2集団で進む現在は、位置取りで大きく離されてしまうが、そのチャンスを伺っていた。センターゲレンデから森のシングルへと突入。緩めの登坂斜面に第2集団で続くが、アンカーの斉藤が一人分空けた形で走っていたので空かさずパス。沢田、中原、恩田に迫りながらメインゲレンデでは先頭を行く走りで4位まで躍り出た。先頭まで2段奥に見える位置。周回ラップタイムも同じでいつもより悪くない。
<終盤へ>
ポジションは8位。暑くなる体温は、2周目以降フィードではかけ水を必要とした。濡れ過ぎて後半冷え過ぎても禁物だが、湿度がある分有効だった。攻めあるときが今一歩攻めきれていない時もある。フィード手前と数カ所足を止めている箇所を極力無くする努力をして攻める。まだまだ攻めれる箇所をを詰めながら、ゴールするまで見える範囲でもどかしい形となったが、そのままゴールした。

<8位ゴール>
結果からすると今シーズンの変わらない順位だった。しかし、内容的にはとても濃く、海外で刺激を受けて走ってきたライダーが、一瞬の気の緩みも許さないその瞬間を集中して攻める事ができ有意義なレース展開で走る事が出来た。また、機材セッテイングも進化する事で新たなる発見が出来、走る技術によってセッテイングも走り方が変わる事も理解出来た。

<今シーズン終了>
スポンサー各社様を始め、多くのファンの方々、激励と励ましをもって今シーズンも走る事が出来ました。来期に向けての課題と2015年のスコットの新体制に期待していただき、御礼と致します。本当にありがとうございました。

 

 

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SSJ in Iwatake レースレポート

2014-10-20 | レースレポート

シングルスピードジャパンオープンレースレポート



期日:2014年10月19日 会場:長野県白馬岩岳スキー場
天候:晴れ 気温 15度 コース状況:ドライ 
距離:10km x 2Laps = 20 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700 2013   メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン

ギア(コグ):フロント32T x 17T (1.88) 

サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+4(体重61kg) 

タイヤ:IRC MYTHOSXC TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.8psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2015 /WHITE Yellow

サングラス:OAKLEY /RADER,Rens(G30)

シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic wet 
サプリメント:Grico/Powerproduction
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、CCDドリンク
(レース中:クエン酸&BCAA
(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) 
Gel Blasts レモン( レース前後)


順位 1位 時間59分



4回目となるシングルスピード選手権。1回目の開催から、タイミングが悪く参加する事が出来なかった。今回は2015年にシングルスピード世界選手権を開催すると言う事で、ご案内とお誘いを受けていた。自分の中でも息抜きであり、馬鹿げたレースの中での本気レース。外見とは裏腹に奥が深くて、体力だけではなくて技量も試されるのがシングルスピードの神秘的なところ。
レーススピードもギアが無いだけに勢いを付けたり、シフターの空振りに苦笑いしながら、平均スピードもXCレースよりも速くなりやすいところが次に繋がる。そして何よりもギアの設定が、左右するところで、力の伝達効率が良いのも乗っていて気持ちがいい。ワクワク感を胸に岩岳で走れる喜びを噛み締めていた。 


<セッティング>
前にも述べたが、ギア比がとても重要となる。重すぎても押すだけになってしまい、軽すぎても進まない。フルサスが良いが、リアバックが動く事でチェーンが外れやすくなるし、シーズン中と言う事もあり、スタンバイ中の初代27.5スケールをベースに組み上げる。
シングルスピードは、タメと全力で走る事がキーワード。XCサーキットでも僅かな瞬間だが、同じ事が言えるのでレースは外見とは裏腹だが、速くなる神髄がそこにある!

記憶を再インストールしての岩岳コース。イメージして地元の山で調整。チェーンのコマもドンピシャの36x17で走り出すが、どうも重すぎて、仕切り直してのセッテイングは、32x17。もともとリアは17しかなかったのでコレでフロントをセット。始めに入れた36はシングル用だが変速用の均等に力がかかりづらいが持ち合わせはコレが限界。テンショナー無しで、デバイスで落ちない工夫。これも、メカいじりでミニ四駆世代にはハマってしまう楽しみの一つでもあった。

<仮装>
もう一つシングルスピードは、何故か仮装(コスプレとは違うと思いますが、XCレースで半パンで走る事でも充分仮装だと。)がつきもの。ギア無しで走る、イコール、変態。ならば変態を装っちゃうよ。そんなノリ?でもあるがもちろん普通の格好で参加するのもアリだ。
仕込み(買い出し)でどんな仮装しようかな?これも楽しみで参加する方も少なくない。変な格好でも速い!これが、バカバカしい楽しみ方。僕もスポンサーに差し支えない、楽しみ方で当日を迎えた。

<試走>
いきなりシングルスピードは、身体へのダメージが出てしまうのでギア付きで走る。グラウンド、シングル、林道ゲレンデ、シングル。前半から後半にかけて、登りの振れ幅が細かくなる。路面状態も最高である故に、世界で活躍した選手を多く呼びつけた伝説の岩岳コースにシビレてくる!コースでのレース思い出と、楽しさの原点を呼び覚まされ2周を堪能。

<スタート>
スタートルールは、グルグル。椅子取りゲームのように音楽が切り替わるまで周回エリアで回り、スタート方式なのだ。そこではまさに運任せで、速さは必要なく運を願うばかり(どうでも良い事だが。)やっぱりと言うべき?始まったのか解らない感じで走る、アバウトな始まりでレースが始まり、選手権クラスとファンクラスの一斉スタートで集団が流れはじめた。

<落車>
縫うようにかき分けながら走るも、ハンドル幅が広かったり、仮装のいろんな突起物(笑)があるのでうまく前に進まない。焦るのもあり?アルバートさんと接触してストップ。グラウンドだったので、大事な入れ墨はめくれる事無く、バイクも無事。互いの安全を確認しつつ、自分のポケットに忍ばせていた大事な機関銃も落ちてしまったので、アルバートさんは手渡してくれた(何だか不思議)

<追い上げへ>
一周目の始めのシングルは渋滞回避の為に無かった。(救われた。)掻き分けるように進み先頭へと追いかけるが第一の最高地点では、先頭はいなかった。ゲレンデの横断区間、リフト降り場の人工芝のオモステセクション、ダウンヒルコースの交差区間と思い出はこみ上げるばかり・・・。シングルでやっと追いつき、次の林道からは先頭でグングンと加速する。

<ビールショートカット>
後続との差をかなり広げる事になり、ビールを飲めば(ここはノンアルコールです。)ショートカットが出来るルールなので、立ち止まりビールタイム!ゼッケンにはステッカーが貼られ、飲むだけ飲んでショートカットせずに本線へ走り出す。こう言ったノリがあるのも良いじゃないか?と自分で楽しみつつ、一気に飲み干した事で余計に辛かったが、補給にもなったので2周目と走り出した。

<4年越しチャンピオン>
1回目から既に4年。どんなレースだって?優勝はやはり嬉しい物だ。前回は3位だったので4年越しとなる念願のチャンピオン。シフターを動かす空振り、カツラとヘルメットで締め付けられる痛みに耐えながら、数回止まりそうな坂と最後まで何度も間違えそうになる分岐。それでも、アメリカで走った皆ではしゃぎ、ばか騒ぎしながら走れる国内レースはほぼ無い。そんなゴールを潜り、来年の世界選手権開催に向けたディフェンディングチャンピオンとして走る事になるか?

北澤さんはじめ、ボランティアスタッフのみなさん、お疲れさまでした。良い息抜きレースで、最終戦へ向けて走り出せます!ありがとうございました。

©S.hoteida

 

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