勢和多気レースレポート
期日:2015年10月4日 会場:三重県多気郡多気町勢和台スポーツセンター
天候:晴れ 気温25度 コース状況:固いハードパック路面、所によりウエット 距離:km
機材
バイク:SCOTT/スパーク RC700 2016 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボンTRAIL
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)2016 32FLOAT 27.5 120mm CTD 3P-ADJ 1.5"taper 15QR (CUSTOM TUNE)(60psl) コンプレッション+2 (体重60kg) (R)2016FLOAT DPS REMOTE Evol LV 7.5x2(150psl)コンプレッション+3
タイヤ:IRC TIRE/MIBURO TUBELESS READY 27.5 x 2.35(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /RADER EV Lens/PRZM TRAIL
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナー、ワンセコンドHCA(レース中:クエン酸&BCAA、ワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar banana PowerGel トロピカルフルーツ Gel Blasts レモン( レース前後)
結果:28位 1:36:46
三重県勢和多気町にて、国際大会クラス3大会が開催されました。コースは国内でもトップをきってのプロセクションが3ヵ所設定され、ドロップオフ(ジャンプセクションの発射台)、キャニオン(真ん中が抉られたジャンプ台)、激坂下り+ドロップオフ(45度の下りの急斜面)とリズム感を整えづらい。回避ルート回避ルートは5秒から10秒。6周回を考えると30秒から1分と大きくタイムロスし、余裕が無いと構えた緊張感から筋肉にダメージを与えてしまうなどリスクも伴うので、度胸も試される。また、登りも数カ所適度にキツイ斜面と平坦路面と時折の木の根などを踏まえたトレイルライド的セクションも入り混ぜられ、ワールドカップや世界選手権などで戦うレースを思い起こさせるチャレンジングなコースだった。
Photo:Ryuichi Sakakibara
試走から何度も確実性を試して挑戦するも、回避ルートの守りに入る気持ちが優先する。数名のライダーの一押しがあり、キャニオンを何度もトライ。慎重で確実な走りが染み付きすぎている今の状況下では、進入スピードを上げなければならないのにブレーキを解放する勇気が持てなかった。その出来る範囲を繰り返し、何とかクリアする事で身につけさせ、逆に今度は反対の立場で引っ張ったりと自分に浸透させて行く。
最終段階の猪落は、セクション練習で10回以上トライして全て成功するも確実すぎて、回避ルートとタイム差を変える事が出来ない。結局繫ぎでは一度も乗る事無く時間となり、あきらめをつける事となった。
また、機材に付いてもフレームキットは王滝同様で、フロントサスもスペシャルにチューニングされて体力温存に繋がる。木の根や岩など何事も無かったようにクリア出来る事は大きな武器で、クイックが外されたKaboltスルーシャフトはハンドリングが軽くなり、加速やライン選びの武器となっていた。更には、タイヤもフリーライド用のミブロ2.35と太めにして、レースと言うホイールから2mm幅の広いトレイル用に交換してコーナーの安定性とタイヤの設置面積を稼ぐ。もう一つあり、ギア一枚軽くなると言うメリットもあってこれを選んだ。
Photo:Naoshi Ohike
決戦当日は秋晴れ。トレーニングも寒いくらいの時期となり、もはや忘れかけた中での暑さ。今回のレースクルーにKサンもヘルプに来てくださり、レースに欠かせないフィードを2名分も引き受けてくださることに。
Photo:Hidehiro Itou
2列目からのスタート。スムーズに出だして、10位前後でレースは始まる。乱れる呼吸と迫り来るセクション。慣れて来たとは言えど、確実性に欠ける為に不安という気持ちが負けの意識に引っ張られて行く。呼吸が整えられず、プロセクションに意識しすぎて集中力が奪われ、20位まで失速。プロセクションのドロップと通過、キャニオン通過するもブレーキでギリギリな感覚、猪落は確実性を意識しエスケープを加速した。
Photo:Hidehiro Itou
その他でタイムを稼ごうとも、中々苦戦して前に進む事が出来ない。むしろ集中出来ずに止まりそうな勢い。数回のトレーンに付いては便乗出来ずを繰り返し、3周目手前でチェ−ンが外れトラブル。リスタートに1分弱を要してしまい、30番後半まで順位は落ちて行った。
Photo:Hidehiro Itou
もはや、残りの連戦を意識して走り始める。もはや完走という形になるが、気持ちを切り替えるしか他に無い。無難に進みながらそれそれでのライダーが果敢に攻めて行くのを確認し、自分も挑戦する。ココのコースもレーススピードとなればまた違って楽に挑戦出来る。少しづつだが順位を上げ、28位でゴール。
苦戦するレースが続いて来ているが、残り2戦をしっかりと走りたいと思います。(10/12石川県一里野スキー場、10/18長野県富士見パノラマスキー場)是非会場へ足を運んでいただき、激励をお願い致します!
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