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マシュンブログ

J1#6XCO富士見レースレポート

2014-10-13 | レースレポート

ジャパンシリーズ第6戦富士見大会レースレポート



期日:2014年10月13日 会場:長野県富士見パノラマリゾート
天候:曇りのち霧雨 気温 15度 コース状況:ウエット 
距離:4.7km x 6Laps = 28.3 km 

機材  
バイク:SCOTT/SPARK RC700 2015   メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 

サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 110mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+5 (体重61kg) (R)FLOAT CTD REMOTE BV LV 7.5-2.0 (130psl)コンプレッション+4

タイヤ:IRC MYTHOSXC TUBELESS READY 27.5 x 2.25(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2015 /WHITE Yellow

サングラス:OAKLEY /RADERLOCK,Rens(yellow)RacingJacket,Rens(G30)

シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic wet 
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、ワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAA、ワンセコンドBCAA、ワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) PowerGel グリーンアップルx4、ト梅x2(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後)


順位 6位 時間1:33:59 (+5:19)

現活動拠点として一番の近所となる富士見大会。普段の生活リズムにレースサーキットを取り入れられる事は、遠征が無い事だけでもとても有利だ。更には、この大会に向けてのコンディション作り、トレーニング、機材セッティング、そして何よりも自然相手の天候によるタイヤ選択など、機材スポーツには欠かす事の出来ない事を誰よりも知る事は大きなアドバンテージとなる。

<セッティング>
台風の影響により、雨の様子と路面状況。フルサスのスパークで走るか、リジットのスケールで走るかを大きく悩まされた。まとわりつく泥で重量増になる事を恐れてのスケールか?フラットな路面が無い富士見だけに加速感が抜群なスパークにするか?だったのだ。そして、今回協力なスタッフクルーとして海外でも実績のある白井メカニック(通称バスマン)がチームにスポット参戦。前日の慌ただしくなるバイクチェック作業も、スケールとスパーク共に万全に仕上げてくださり、レースに集中出来る時間を作る事が出来た。更にはIRCタイヤの頼れるサポートでギリギリまで悩みに悩んだ結論が新型のオールコンディションタイヤ、ミトス2.25をチョイス。攻めのマシュンとしてのスタートを迎えた。

<スタート>
前回同様に2列目の1番コールで整列。珍しく真ん中を選び、スタートのカウントを待ち構える。ペースメーカーとなるメーターをセット、ギア、ボトルをアップ用から1周目用へ。ジャケットを脱ぎ、号砲を待ち構える。出だしは予定通りに進み、走り出した。スロープの長い九十九折を更にペースを上げて加速する。棒1列に進む8番手だが積止めとなる3秒から5秒と離されて駐車場へとたどり着き、長い登りへと進行した。

コーナーからの踏み出しリズムに呼吸が荒くなってしまいペースを上げる事が出来ない。先頭とはまだ確認出来る距離だが、先ほどの下りで離された距離は縮める事が出来ないまま、2周目に突入してもその差は変わらなかった。

<視界>
泥と霧の視界確保は、サングラスだが上昇する体温と気温との差により結露のように曇る。ハイテクノロジーのハイドロフォビックですら、今回はお手上げだったが!オフィシャルフィードでかけ水により、視界は見事にクリアに。再び集中力を増した。また、今回のメインはレーダーロックで、イエローレンズで明るく見やすく。レーシングジャケットのG40は、落ち着いた感じでメリハリをつけた。

<タイヤとフルサスのバランス>
路面グリップを増す事の出来るスパークの威力。フォックサスのスムーズさと長めのストローク、タイヤブロックノブがオールコンディション的なブロックパターンのミトスでエア圧を低めでも攻める事が出来た。中盤より雨で滑りはじめ、集中力を失いかけるが気持ちをキープ。ジャンプもバームも滑りながら、最終周はどこもかしこも滑る状況の中で無難に走りまとめる。

<7位ゴール>
さすがに天候も厳しくなり、観衆は少ないがハイタッチでレースを終える。今回のレースは、中盤からは単独となるが、スタート後の課題がクリア出来た形となった。 

<ラスト最終戦>
次回は今期最後のシリーズ戦となる。10月26日石川県一里野温泉スキー場で開催と続きます。是非会場での応援よろしくお願いします!

 

大会関連サイト:http://j.dynoco.jp/index.php?J1xc

大会リザルト:http://wakitasoft.com/Timing/Results/2014/20141013/Result01.pdf



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ジャパンシリーズ第5戦白馬大会レースレポート

2014-09-22 | レースレポート

ジャパンシリーズ第5戦白馬大会レースレポート


©I-nac

期日:2014年9月21日 会場:長野県白馬スノーハープ
天候:晴れ 気温 20度 コース状況:ドライ 
距離:4.8km x 7Laps = 33.6 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700 2015   メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /2015 32FLOAT 100mm CTD ADJ (60psl) コンプレッション+4 (体重61kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/G-crow 27.5x2.25(前後1.6psl&IRCシーラント)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC 2015
サングラス:OAKLEY /Racingjacket/+red&jade Iridium )
ウエアー:
Wave One/Legge FIT,Shortsleeve&Cycle Pants(TEAM Scott Japan Custom)
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lub
サプリメント:
Grico/Powerproduction 
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク

コンディショニング補給:Powerbar/Powerbar,banana/powerjel,GreenAplle(1時間前) 


順位 8位 時間1:36:31 (+5:04)

ジャパンシリーズとしては、1年のブランク開催となる空けての白馬スノーハープ大会。地元MTBを愛する勇姿の会が主体となり、コースの整備からはじまり運営に関する全ての事をかなりのご苦労を得ての大会である事を多くの方々に認知して頂きたいとこだ。そして、今後有料施設として使えるコースとして楽しみでもある。そんな思いを抱きながら参加した。

<セッティング>
来期モデルを受け取り、今期前半戦を終えたバイクを入れ替えるように投入。バイクスペックの変更は無いながらも、オーバーホールという手間からも簡単に解決出来る事は嬉しい事だった。フロントサスは、気圧の高低差を踏まえて計算し、リバウンドを少し強めに、CTDの各モードのトレイルモードがベースになるように設定。
その他、チェーンオイルのコーティングを施し、特にカセットスプロケットに塗りたくって乾かすと言う作業を施した。

<コース確認>
金曜日からの現地入りは、公式練習が無かった。しかしながら、施設利用料さえ手続きすればいいので、準備で途中遮断されるが全てを走り確認出来た。
そして、前日の午後と当日の朝も頭にインプット。流石に当日の朝は夜露であまり参考にならなかったが、国内戦では初のラダーセクションのお披露目大会だったので、そのセクションのチェックを出来た事だけでも無駄にはならなかった。

<レース開始>
2列目の1番コールで整列。スタート前までの緊張感も久々に感じて、良い形で号砲までの時間を過ごす。グランドのアスファルトからスタートの芝と土の入るタイミング伺いながら始めにやってくる太鼓橋の登りへと突入した。リズム良く登り始めるが、先頭とは5m程離されている。次にやって来るシングルでは、フラフラになりながらのラダーセクションのスリルと折り返しのつづらとで棒列に引き伸される集団は更にトップ差を引き離していた。

<課題となる決定打>
実力差と今の現実の課題としての30秒の壁。既にその差が決めつけられるように、第2集団でレースは展開。平林選手とスピードを掛け合いながら、門田、中原との集団までにドッキング。タイミングと呼吸が合わずにうまくスピードを上げる事が出来ず、互いの得意分野で飛び抜ける形から、木の根にペダルをヒットさせてリズムを崩して失速させてしまう。唯一長い太鼓橋での登りで優位に立つ形だったが、現状を打破出来ずに周回を重ねた。

<終盤へ>
更に展開は変わり、後続よりやってくる松尾選手がやってくる。一度パスされるが、隙を突いては前に入り込み、スピードを上げる。失速する前田選手を交わし、ラスト2周回。リア変速機のメカトラブルで失速しはじめた。回避する為の対策を冷静に判断、フロント変速のみで考えるが、ハイスピードコースながらフルにギアを使うコースでは、対応が行き届かない。変速の回数を誤摩化しながら集団から単独走行で現状維持でゴールした。

<8位ゴール>
観衆はハイタッチで迎えてくれ、レースを終える。今回のレースは、淡々とゴールを目指したレースではなく、積極的にスピードを上げてバトルを繰り返し、先週の王滝で痛めつけられた身体では、スタートラインすら立てない不安があったからこそ、最高の喜びだった。満足する事ではないが、今出来る最高のリザルトを刻み、機材にも助けられたレースだった。

<ラスト2戦>
次回はいよいよ地元レースで、最終戦も得意なコースであるので期待が大きい。最高のコンディションで挑み、レースを楽しめるように過ごして行きたい。10月13日長野県富士見パノラマリゾートと10月26日石川県一里野温泉スキー場で開催と続きます。是非会場での応援よろしくお願いします!

 

大会関連サイト:http://hakubamtb.com

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SDA王滝レースレポート

2014-09-16 | レースレポート

セルフディスカバリー王滝レースレポート
期日:2014年9月15日 会場:長野県木曽郡王滝村

天候:晴れ 気温25度 コース状況:ドライ所によりウエット 距離:120km
機材  バイク:SCOTT/SPARK RC700(2015) メインコンポーネント:SHIMANO/XTR  ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:syncros/TRcarbon

サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 110mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (65psl) コンプレッション+5 (体重61kg) (R)FLOAT CTD REMOTE BV LV 7.5-2.0 (140psl)コンプレッション+4

タイヤ:IRC G-crow 27.5x2.25(1.8psl) ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2015 /WHITE Yellow
サングラス:OAKLEY /RacingJacket,Rens(G30)

シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic wet 
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、ワンセコンドHCA(レース中:CCDドリンク,クエン酸&BCAA、ワンセコンドBCAA、ワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar ワイルドベリー味(レース前) PowerGel グリーンアップルx4、ト梅x2(レース中)Gel Blasts レモン( レース前後) 

結果:5位 5:56:29(トップ差+15分)
 

国内最長コースで過酷なレースに値するセルフディスカバリー王滝村が今年もやってきた。例年のスケジュールだと土曜がファンライド、日曜バイク、翌日ラン。という流れも30年前の震災があっての、復興防災訓練と言う事が重なり、日曜日が空白という前例の無い月曜開催の日程だった。

そして王滝のレースでは、毎年身体のトレーニング課題は違うものの、オフロード故に同条件というコンディションは無いからこそ、優勝する事の難しさを痛感する。天気と雨量によって路面に湧いて出る水の量や轍、気温によっても補給や給水量も違ってくるのでこれはかなりの経験やノウハウが必要となる。

今回は、昨年同様にスコットの来期モデルのスパーク(フルサスモデル)を投入する事が出来た。そして、外見はカラーリング変更のみと思えば?ジオメトリー変更され、FOXracingshoxの機能が更に生かされる形で、乗り味の進化を感じる。当然ながら、モチベーションは高まり、相乗効果をもたらした。

更には、ハイドレーションバックでのストレスからくるショルダーの違和感と軽量化の為に必要荷物は最小限に、ジャージを二枚重ねで対策する。


6ポケットで内側左より、チューブとポンプ。チューブ。チェーンオイル(今回は未使用)マルチツール、パッチキット。外側の左から、ワンセコンドx5。ボトル、ソフトフラスコに入れたパワージェル6個分という装備。

国内のハイレベルな大会はXCが多いので、長い距離の練習が必要となり、時間もそれだけ費やさなければならない。約一ヶ月半から王滝に備えた練習に備えた甲斐があって、調子も良い形で優勝という文字が前日には脳裏を掠めていた。

前日のウエルカムパーティーにはトークショーも開催され、スペシャライズド竹谷選手とアイサンの綾部選手と僕の3名でのトークショー。30分程の今から出来る率先アドバイスという事でペース配分、水分などを自分に言い聞かせながらだったが、ざわめきある会場が静まって聞き入っていたので、余程の関心があったと感じた。

当日の朝は、肌寒くて暗い中からのスタートだったが、睡眠時間は何時もよりも良く寝られ、体調も申し分無い。スタート前には安全祈願が行われ、6時パレード走行からオフロード突入してスタートした。

身体も軽く軽快に登る。池田選手、アダム選手に続き3番手で後続も小野寺選手、松尾選手、山中選手、恩田選手と優勝候補が連なる。第一ピークになる頃には少し離れた形で、恩田選手と山中選手とでグループを形成。特に恩田選手との引き合いには力強さを感じてスピードが上がる。42kmとのコース合流で第一関門を通過した。

再び分岐して、100km本線へと移行し、静まり返る。松尾選手と山中選手と互いに得意不得意なところで進み、一気に突き放す形でリードして進んでいたが、山中選手の得意な平地で一気に追いつかれ、失速しかけていたスピードが加速し始めた。時には山中選手のミブロマラソンと自分の使うGクローとの違いを感じながらも、時にはフルサスで余力と体力温存に備える。コースで一番の難関となる荒れた区間では、スピードを緩めざる得ない。パンクリスクと引き換えなら、いたしか無い方法なのだ。案の定、小野寺選手はパンクによりストップしていた。

無事にクリアして再び3人グループになり、先を急ぐ。既に60kmで半分となるが、足の筋肉の張りが出始めて、水分の補給に点灯ランプが付き始めている。止もう得ずギアをシフトダウンしてケイデンスを上げてクリアしてゆくが、2人からは離れ始めて単独で進んでゆく。ワンセコンドとパワージェルを取りながら、第3関門で2本のボトルに給水。小野寺選手も同時にピットして再スタートし始めた。

徐々に遅れを取り戻したいが、そう簡単には進まない。暫く葛藤がありながらも、再び足が攣りはじめ、沢の天然水で補給した。みるみる回復しはじめ、残りの20kmループへと差し掛かる。周回チェックでストップさせられるのには、リズムを崩されるが淡々と進む。何時に無く奇麗な道と、玉砂利で進まない路面はこれはこれで大変だが、今一度天然水を申し分無く組み、身体にも冷却させて気合いを振り絞る。

努力の甲斐があり、苦戦中のアダム選手をパス。登りって下りはじめて数分で遠くに松尾選手までも見えて、再び力が漲ってきた。42kmの選手をかき分けて、一気に追いつく。自分も辛いが、ココはペース配分で軍敗がある。何とか振り絞りパスするが、下りで再び足が攣り回せなかったり、縦にある丸太に危ない思いした1周目なのにのに、2回目も転びそうで間一髪を真逃れるが、足が攣る・・・。硬直したまま、石を避けたりとかなり身体もキツイ。

やっと、漕ぎ出せたのは最後の平坦の直線で、ゴールが何とか見えあっという間の120kmレースを自己記録よりも10分ほど早い、5時間56分の5位でゴールした。

今回の作戦のノーハイドレーション&フルサスバイクは良かったようで、腰の痛みで走れなくなると言う事は全く無かった。しかしながら、給水による失敗で大失速してしまい、順位に大きく影響してしまった。それでも、1位の恩田選手は29インチのフルサスバイク、大半が29インチリジットバイクの走る中で、27.5インチフルサスバイクでの可能性を証明出来た事は実に嬉しい。

年々記録更新とハイレベルな形で、王滝で勝つと言う事は難しくなってきている。しかしながら、不可能と言う話ではない。来年へと挑戦は続くが、会場での沢山の応援が嬉しい力となりました。ありがとうございました!!
次回は、来週のジャパンシリーズ白馬さのさか戦になります。

TEAM SCOTT 松本駿

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全日本MTB選手権大会レースレポート

2014-07-22 | レースレポート

全日本MTB選手権大会レースレポート

期日:2014年7月20日 会場:静岡県修善寺日本サイクルスポーツセンター
天候:晴れ 気温 30度 コース状況:ほぼドライで一部泥 
距離:4.25km x 7Laps = 29.75 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /2015 32FLOAT 100mm CTD ADJ (75psl) コンプレッション+2 (体重61kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/MYTHOS 27.5x2.25(前後1.6psl&IRCシーラント)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /Racingjacket/GreyVented )
ウエアー:
Wave One/Legge FIT,Shortsleeve&Cycle Pants(TEAM Scott Japan Custom)
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lub
サプリメント:
Grico/Powerproduction 
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク

コンディショニング補給:Powerbar/Powerbar,banana/powerjel,GreenAplle(1時間前) 


順位 8位 時間1:30:46 (+7:30)

日本一を決める大事な大会がやってきた。昨年の色々な事が噛み合なくて、とても悔しい思いをして過ぎ去ってしまった大会だった。それから一年。
今年は金曜からの公式練習が一時間。前日はフリータイムではあるものの、午後から雨予報との事で昼過ぎまでをタイムリミットととして、バイクコントロール、サス、タイヤ、ギヤのトルク感覚をシビヤに尖らせて走行。
フルサスのスパークで走るのか?リジットのスケールで走るか?メインから選択は始まり、天気予報と気候と長年の勘を頼りに機材を決めてゆく。情報量の多さや経験値が多ければ多い程悩む事もあり、最終決定打を決めたのは、前日の夕方になっていた。

<機材セッティング>
活動拠点の富士見と比較すると標高は低い。サスペンションの圧は少し高めに、激しいドロップなどが無い為にリバウンドを早めにセットする。タイヤは来月に発売となる、ミトス27.5x2.25のエアボリュームとブロックが高めのオールコンディションタイヤでプロトのミトスタイヤをチョイス。

 その他、XTRのギア周辺は新品に入れ替え、さらに気持ちは高ぶる。ダッシュを得意とする、リジットのスケールをメインに機材へ魂を注入してゆく。

サングラスは、レーシングジャケットのグレーでシングルトラックから日差しの強いエリアまでプロテクションさせる。

補給類のボトルは、熱さによる消化の悪さと脱水症状緩和対策の為にも、薄めの多めのに作る。ワンセコンドもBCAAを多めに用意。緊張と熱さによる内蔵の消化能力低下を考慮してパワーバーとパワージェルで、出走前の微妙な空腹感を保たせた。

<決戦朝>
現地入りは曇りだった空も晴れ間を覗き始めている。レースは既にマスターズが終了ともあり、路面状況の情報が入り始めていた。数カ所は泥しぶきを上げている現在だが、マッドタイヤの選択は消え、ドライ系までの3パターンがあったが既に確信していたため、スペアまでを同じ仕様に。
また、苦手な海からの湿度とダブルパンチの熱さがある筈の修善寺は、幸いして昨日の雨により涼しく感じる。自分スケジューリングもスムーズに進行し、ブーステントでローラーを漕ぎ身体のコンディションを確認した。
また、スコットクルーにも大幅な人員が2人増え、スタートまでの慌ただしい時間を緩和、集中力が大きく違っていた。 

<13:30整列へ>
ブースからスタートエリアまでは、離れている為に時間がかかる。面倒にも思うが、スペアホイールやフィードサポート用品などはクルーに任せ、招集へと向かう。とても狭いのアップレーンを何度か行き来するうちに招集。2列目からのスタートで、レースは始まった。

<様子見のはじまり>
流れに合わせ、焦る事無くスタートを走り出した。アスファルトのスムーズな路面からの、タイヤが隠れそうな芝路面は負荷もかかり、当然ながらスピードを大失速させる。スタートのみに出てきてリズムを混乱させるライダーも当然いて、なるべくさけるようにペースコントロールしていたが、見事にその先をブロックされ進行。少しづつ順位を上げ、リズムを自分の物にしながら、1周目は15位前後で通過した。

<焦りから自信へ>
 日差しが強まるが日陰の路面は乾く事が無い。特に始めのシングルのバンクは切り返しのアールがキツく、流れに合わせ難い。後輪は滑り、ターンの切り返しの悪さにリズムを整え難く、新設のZカーブのキャンバーつづら折りも、集中力とバランス力を使い消耗させる。リラックスする事を肝に命じ、焦りから自信へと切り替えて前を追った。

<レースも中盤>
ギアの入りと自信への現れであろうペース配分も、次第にラップタイムも上がり始めて最高で一分程までペース上げる事に成功。その分の激しい消耗を、補給によってリカバリーするがそのタイミングがやってきて、かけ水とボトル。ワンセコンドとサングラスと欲張りバリューパック!!緊張の瞬間だ。全てをあの狭いフィードエリア内で完璧にクリアして周回へ。テンションは高まってきている。
そして、現在の順位は10位へと上がってきていた。

<落車による誘導>
倒れる程の追い込みとハイリスクは常に隣り合わせで、練習ではまず転ばないセクションでも、レースでは充分にありえるほど危険と隣り合わせ。フィードから折り返してくダリの区間では救護させるライダーが倒れ、ちらりと見える限り共に戦うライダーである事は間違いなく気がかりだ。実際に2次災害を塞ぐべく誘導と困惑。一時は200メーター程の区間をスタッフのみならず、観戦者までも団結して誘導する形でレースを走る故に複雑な形で2周程を進行した。

<ラストの追い込み>
周囲に見える程の間隔でペースアップして追う事が出来、30秒程まで追いつめた。残り一周を各エリア毎に教えてくれるありがたい言葉を信じて追うが、半周を過ぎても差は縮む事が無い。結果的には残念ながら背中をキャッチするまでで追走は終了。観客とハイタッチでゴール。71名出走中、9名の完走者と言うサバイバルなレースが終了した。 

<リセットして後半戦へ>
スタートまでとてもリラックスした気持ちをコントロール出来たのは、とても良い流れだった。バイクのセッテイングもだいぶ煮詰まってきており、次戦でのレースが楽しみになってきた。
次戦は暫く空白となり、9月15日長野県王滝と9月21日長野県白馬開催と続きます。
是非会場での応援よろしくお願いします!

 

大会関連サイト:http://jcf.or.jp/?p=31414

http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2014/06/2014MTB_20140613.pdf

大会リザルト:http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2014/07/Elite-Men.pdf


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おんたけヒルクライム

2014-06-24 | レースレポート

おんたけヒルクライムレースレポート

©M.Amemiya


期日:2014年6月22日 会場:長野県木曽郡王滝村
天候:雨 気温 11度 コース状況:ウエット 
距離:24 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:カーボンフォーク
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/TR1.0(アルミリム)

タイヤ:IRC/Mythos(前後3.0psl&IRCシーラント)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /RaderLock/PersimmonVented )
ウエアー:
Wave One/Legge FIT,Shortsleeve&Cycle Pants(TEAM Scott Japan Custom)
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lub
サプリメント:
Grico/Powerproduction 
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク

コンディショニング補給:Powerbar/Powerbar,Vanira/powerjel,Banana(1時間前) 


順位 3位 時間1:10:31 (+2:58)

標高890mのスタート地点からゴールの標高は2,180m。標高差は1,290mでつづら折りの上りが続き、随所に平坦が含みロードレーサーに軍杯があるコースレイアウト。天候は小雨で、上を見る限り霧雨である事が予想される。時間差スタートから一斉スタートに変更され、スタートグリットに付くと既にライバル達は前を陣取っており、遅れて整列してしまっていた。

<パレードから始まるが>
案の定スタートのリスクが出てしまい、マイペースで進むライダーに阻まれて前に行く事が出来ない。パレード走行だったのにも関わらず、先導車のペースがとても速くもどかしい状態が続いた。先頭との距離が離され、ポジションは、全体の2/3まで進んだだろうか?幸いして平坦を数回のダッシュをして追いつき、呼吸を整えるタイミングも無く、レースはレッドゾーンへと加速。

<出遅れた!>
前日もレースモードだった為に、気持ちだけは素早く、身体の反応は鈍い。先頭集団は見えているが、集団でのスピードに明らかな違いとMTBで走るリスクに従うしか無かった・・・。先頭より振り落とされた数名のロード選手、山中選手、國井選手、松尾選手と進む。 

<ローテ>
苦しいながらも先頭コントロールに参加しないロード選手。苛立を隠せずにいたが、幸いして理解した彼は、苦しいながらも協力してくれた。平坦が入り交じるココのコースは、明かにMTBには不利で、ロードのスピードでタイムを上げる必要があるのだ。おんたけスキー場が見える頃には、その甲斐があってペースアップ。乱れる呼吸も自分のリズムへとなって行った。

<高地と乳酸>
雨も止み、霧雨の中でのちょうど良い気温になる。普段慣れた標高も既に1500メーター付近。順位を上げる要素の一つがこれなのだ。高地では、スプリントは厳禁で酸素が薄い為に身体能力も低下する。普段からこれを解決すべく環境に住んでいる事もあり、じわじわとペダリングして前との差を詰める事に成功。

<着実に順位アップへ>
 山中選手を抜き去り、次なる見えてきたライダーは小野寺選手。ゲレンデを横切る形で進むコースは、ゲレンデを直登してショートカットしたいほど、もどかしく続く。少しづつ追いつき、すれ違い様に何か言おうとも、互いに苦しく顔を合わせるくらいしかできない・・・。その先にもロード選手が見えていて、残り数キロを出し切れるように進んだ。

<記憶設定とゴールへ>
4度目のココのヒルクライムは晴れた日もあれば、嵐のような日に登った日もあった。その中でも、ペースを上げすぎてしまい失速してしまったレースもあれば、御嶽山がでっかく出迎えてくれたときもあった。コーナーの奥は霧で見えないが、そんな記憶をなぞり、ゴールまでのカウントを始める。もうゴール間近。前の見えるライダーを少しでも追いつき、抜いてやろう!その気持ち一心で登り、最後に振り縛って8番目のゴールを切った。 

 

大会関連サイト:
http://www.powersports.co.jp/sda/14_ontake/index.htm

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ジャパンシリーズ第4戦雫石大会レースレポート

2014-06-16 | レースレポート

ジャパンシリーズ第4戦雫石大会レースレポート

期日:2014年6月14日 会場:岩手県雫石スキー場
天候:雨 気温 19度 コース状況:泥 
距離:4.2km x 5Laps = 21 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /2015 32FLOAT 100mm CTD ADJ (70psl) コンプレッション+3 (体重62kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/Stingo(前後1.3psl&IRCシーラント)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /RaderLock/PersimmonVented )
ウエアー:
Wave One/Legge FIT,Shortsleeve&Cycle Pants(TEAM Scott Japan Custom)
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lub
サプリメント:
Grico/Powerproduction
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク

コンディショニング補給:Powerbar/Powerbar,Vanira/powerjel,ume(1時間前) 


順位 13位 時間1:24:47 (+8:53)

サーキットは東北へと移動し、700キロの遠征から始まった。天気予報は梅雨らしく週間天気予報でも雨。昨年9月には、国内セカンドクラスのJ2大会が同会場で開催され、同じコンディション。前日にコースチェックし泥の様子とコースの路面を伺う。荒れ具合を予想しながらのコースラインチェックなど、体調もいい形で整っていた。
 
<機材セッティング>
ココの会場では、宿泊の隣接したホテルが大変便利で、バイクを保管出来る場所もある。午後からはココでゆっくりとバイクセッテイングをする。特に泥対策のコーティングとしてショールームを塗りたくる。


その他、タイヤを浮力対策で空気圧を低めにし、サスもスペシャルチューンの2015年バージョンへスイッチされ、前傾ポジションから少し後傾出来るように圧を上げる。(この事がレースに苦戦しいいられるとは。)サングラスは、レーシングジャケットからレーダーロックのパーシモンへ。ウエアも今期デザインのニューデザインで一新され機材準備を進めた。

<決戦朝>
雲の流れが激しい場所で、前日の2日間は風も強くてテントすら立てる事も難しかったが、霧雨の朝から始まった。朝食会場から眺める景色はいろいろな意味で外を見つめてしまう。自分の決戦日のスケジューリングも少し遅めに動いているが、ほぼ予定通りに動き、ブーステントで少しローラーを漕ぎ身体のコンディションを確認していた。

しかしながら、リアブレーキのセッティングを再調整しなくてはならない状態となり、慌ただしい時間を過ごしてしまう。とりあえず解決はした物の、仕上げのアップではどうも気持ちが集中出来ず、足の周りが悪い。切り替えて外へと走り出すが、やはりぱっとしない。一人だけで準備するにはあまりにも多いこの作業量に完全キャパオーバーで、気持ちの焦りだけが過ぎて行った・・・・。
 

<14:00スタート>
何時もよりも遅めのスタートに救われたようで?準備だけは出来たはずが、気分が乗らない。ブースエリアから一段登るスタートエリアに進む足も重く、らしくない展開になっている。どうした物か?疑問と困惑でスタートした。

<サバイバルの混戦>
予想外に晴れだした天気は、コースの滑る箇所を増やし、ランニングせざる終えない。見慣れないライダーが周囲を占め、リズムが悪く乗り降りが激しく後続へと追いやられる。始まったばかりだが、ここから下り区間をこのリズムでは流れは悪くなる一方。何とか1周目は16位で通過した。

<単調なレース展開>
 天気の変化も日差しが強まり、メイン会場から見える長い登りの路面は乾いてきている。2周目で乗れた登りはツルツルで登れなくなり、乗れるはずだと思い込んでいる故にランニングに切り替えられずにタイムを縮められない。DH区間との対面路面は、泥水が引っ切りなしに流れて乗り降りを繰り返す。

続く下り区間も乗り降りを繰り返し、固まりかけた路面と水休み無しに流れる区間と見えない大きな水溜りで、それぞれの路面は縦溝の深いタイヤ溝が続いている。
ブレーキをするより、泥で進み難い為のブーレーキがかかったような進まない状態に身を任せて進む。 

<自分のリズムへ>
走るラインとギア比を気にして、色々試した感覚を頼りにゴールカウントへと導く。微かに聞こえる応援、さっきまで進んでいなかった自分が進み始める。少し前を行く選手が全く見えない訳でもなく、集団で3人ほどいて追いつけない訳でもない。しかし、何時もよりサスのエア圧を上げてしまった為にCTDを有効的に使う事が出来ず、サスの有効性が発揮されていない。
 
<ラストスパート>
淡々と周回を重ねて13位をキープ。前との差は30秒まで迫り、ラスト1kmは前との差は追いつける程まで来ていた。例え一つでも順位を上げる事は重要なので、ペダルを踏む。ゴールは近いがまだ終わりじゃない。残り150mだろうか?過ぐ見えるメリダ・恩田の背中....。全てを出し切るようにダッシュするが、今一歩足りずにそのまま倒れ込んでゴールした。 

<気持ちを切り替え全日本へ>
久しぶりに焦りからバイクセッティングをめちゃめちゃにして、自分をつぶしてしまった。恵まれた機材がある故に、妥協をしてしまわない自分。精神的にゆとりを持てない事が仇となってしまった。久しぶりに落ち込んでいたが、理由は解明し次に気持ちは進み始めてきた。
次戦、7月20日静岡県修善寺日本サイクルスポーツセンターで開催となります。
是非会場での応援よろしくお願いします!

 

大会関連サイト:
http://wakitasoft.com/Timing/846Project/Entry/2014SIZUKU2.pdf
http://main.846.info/?month=201406

大会リザルト:
http://wakitasoft.com/Timing/Results/2014/20140614/Result01.pdf


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ジャパンシリーズ第3戦富士見大会レースレポート

2014-06-03 | レースレポート

ジャパンシリーズ第3戦富士見大会レースレポート


期日:2014年6月1日 会場:長野県富士見パノラマリゾート
天候:晴れ 気温 27度 コース状況:ドライ 
距離:4.64km x 7Laps = 32.48 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 100mm CTD Rimorte 1.5"taper 15QR (60psl) コンプレッション+4 (体重62kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/Mythosxc(前後1.4psl&IRCシーラント)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /RACINGJACET,30year Sports Special Editionレンズ/G40PhotochromicVented )
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lub
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク


順位 9位 時間1:51:44 (+8:52)

2週連戦となった富士見戦。体調のダメージはギリギリまで続き、やっとまともに機能し始めたのは前日の土曜日。そして、重なるように夏のうだるような暑さがここ数日続き、急な気温変化にいかに対応出来るかが課題となるレースだった。

コースレイアウトは、ダートクリテで使用する切り返しのコーナーワークのシングルと、4Xコースのバンクとジャンプ台、スロープと時間稼ぎの最後のリフト下ループがあり、いつものレイアウトにアレンジされ、体力と技量が試される。

<1番暑い時間の13:30にスタート>

連日の猛暑でコースは土埃が巻き上がりやすく、トップで走らない限り土埃の薄ら見えるラインをたどるしか無い。レース直前にはタオルで首元を冷やし、身体のあちこちに冷たい水をかけて冷やす。
スタートは、流れで走り出し冷静に進み20位程の後方へと順位を流されそうになるが、1周目のタイムは15分でまとめて13位。さー始まりだ。
どれだけ同じラインでコーナーを抜け、自分なりのペースで上げられるか?を意識して気持ちを集中させて突き進む。
しかし、数日で上がった夏の猛暑に近い暑さでは、そう簡単に走る事は出来ない。身体の反応は猛暑に対応出来なくて、内蔵機能を低下させていた。胃がもたれる感じと吐き気が来るような形で呼吸は整わない。苦戦を強いられた。

<切り替えのタイミング>
3周目を終えた頃、フィードでは補給とかけ水、ワンセコンドかレーシングジャケットを受け取る。G40とグレーの色替えで、レンズから見える視界を変える事で気持ちを変えた。
巻き上げる埃は次第に無くなり、8位まで順調に順位を上げていた。内蔵の負担も軽減され、心拍が高く動きが良くなってきている。無意識に声が出る程の悪あがきも実は調子良く走れてきている証拠。数カ所で意識が飛びそうになり、下りの簡単なコーナーでも転びそうになる.....。おまけに4x区間のジャンプもプッシュとプル、ジャンプで魅せる事すら出来ずにいた。

<限界ギリギリ>
 4周目は、
リズム感を取り戻しさらに加速。トラブルや何らかの後退もあり順位は激しく入れ替わる。脚を攣る寸前が何度も来て、止まりかけそうになるけれど意識的に補給やオフィシャルで受け取る水でをキープさせる。左手はCTDレバーで各区間での対応を変化させ、右手は細かい斜面変化への対応に気を配り続ける。

<フィナーレへカウント>
リフト直登ループも残り2回。今回は短いながらも、遠慮した走りで登れていない。平坦からシフトコントロールを大目に押していたが、少なめにセット。4周目ほどから行けていたが、真が重いギアで走れそうだ。グンと踏ん張り、下る寸前の折り返しまで追い込みはMAXの良い形で最終を迎えた。
ゴールでは応援してくれたファンとの共感するハイタッチ!気持ちよく9位でゴールした。
 

<ネクストステージへ>
終了後、前輪がスムーズに回っていない。中盤にブーレーキを擦る音があったが、まさか!通りで皆早い訳ですね(笑

次戦、6月14日岩手県雫石スキー場で開催となります。しっかりと休養して、体調を整えてバイクも整備して備えます。是非会場での応援よろしくお願いします!

 

大会関連サイト:http://j.dynoco.jp/index.php?J1xc
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リザルトペースグラフ:http://wakitasoft.com/graph/show_graph.php


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J1#2 In't XCO八幡浜レースレポート

2014-05-27 | レースレポート

ジャパンシリーズ第2戦八幡浜レースレポート

期日:2014年5月25日 会場:愛媛県八幡浜市・八幡浜市民スポーツパーク
天候:晴れ 気温 20度 コース状況:ドライ 
距離:5.6 km x 6Laps = 33.6 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 100mm CTD Rimorte 1.5"taper 15QR (70psl) コンプレッション+4 (体重62kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/Mythosxc(前後1.7psl&IRCシーラント)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /RACINGJACET,30year Sports Special Editionレンズ/G40PhotochromicVented )
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lube &Ceramic Wax Lub
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク


順位 16位 時間1:53:10 (+13:22)

開幕戦の改善を見直して、トレーニングを続ける事から3週間。四国の西側に位置し、みかんをはじめ、宇和海に面して漁業とフェリーで栄える街。10年も通いなれた街であるが、道の駅やデパートまでも新設されて年々活気を取り戻してる。また、商店街時折シャッターが下りる店はあるけれど、外食産業も昔ながらの雰囲気。市民の多くは、MTBという異国文化を快く受け入れ、下町的会話で話は常に盛り上がる。

和気あいあいとキャンプ遠征をした遠い過去と、レース以外何も受け入れない頑固な考え方に時代はスイッチしてた。それでも、八幡浜のコースは日本のトップランキングに値するコースでも、街ではMTBを知らない人はいないと思える、フレンドリーな海外的雰囲気は、十数時間かけて遠方だろうが遠征にくる理由にあると確信した。

話は少し外れてしまったが、それほどまでに特別な思入れがあり、レーススタートに向けて準備を整えた。

コースのポイント確認、バイクチェック、補給、そしてコンディショニング。特に意識する事は、現在の拠点を構える富士見は標高が高く、サスのフィーリングは大きく変わる。特にここの八幡浜は、海から近い為に標高も低ければ、湿度もある。1000メータをうろつくとは訳が違うので、普段なれているフィーリングに近づける為に高めのエア圧セッティングした。

湿度がある事で、普段よりも体感気温が高くなるので、フィード用にはかけ水の用意とサングラス交換無しで行けるように、ハイドロフォビックのコーティングスプレーを施した。また、チェーンクリーニングと注油。仕上げには丹念にワックスルブでのコーティングに工夫を凝らし、バイクにも命を授ける。言い訳の出来ない、自分わがまま仕様で機材も完全にセット。レースへ向けてのカウントは順調に進んだ。

コースは、2つに大きく別れ、グラウンドのメイン会場を真ん中に前半の西側と東側に分かれる。西側の前半は、スタートからグラウンド、アスファルト、そしてシングルトラックが森の中で広がり、常設コース特有のハードパックな路面で、フローで流れるバンクとリズムを変えるアップダウンと続く。そして、極めつけには短発でのキツイ登りが2ヵ所。メイン会場へとバックストレートで前半が終わる。

東側の後半は桜坂の激登り、すり抜けるようなスロープバンクと木の根があり、コースの低い位置へとダウンヒル。そこからは、コンクリートの長い登りとワンアクション平坦と緩い登りで激登り。木の根が大きく育つ"ゴジラの背中”へと続き、細かく尾根をかき分け、広いジープロード古道で、〆のバンクコーナーとコブでメイン会場へと戻ってくる。

毎年開催されている大きなコース変更は無く、難しく考える事もない。路面がドライ(時折水ハケが悪く湿っている)と言う事で、ゴジラセクションもスムーズで、気持ちよいイメージのままでいた。

さて、いよいよ当日。少し眠さはある身体の軽さを感じない、適度に緊張した筋肉の度合いは調子の良い証拠。残りは、慎重にスタートまでの時間をコントロールして号砲を待つか?を気にするのみ。UCI(世界大会の競技連盟)ポイントランキング順にコールされ、2列目にスタンバイしてスタートを構えた。

15秒前から直ぐに5秒カウントでフェイントスタートが鳴る。ペダルキャッチに珍しく失敗するものの、埋もれながらにしてゆっくりと加速してゆく・・・・。
しかし、直様にグラウンドを飛び出すその先に落車が発生し、バイクの敷かれる中に流れた。ジャンプして飛び越えようにも、あまりのとっさぶりに完全ストップ。怪我もバイクも問題ないが、180度反対を向き混乱の中では柁すら取れずに、ほぼ最終ポジションの40人目からの再スタートとなった。

冷静に呼吸を整えつつも、焦る気持ちを押さえられないし、怒りすら感じる出来事にリズムは完全に取り乱されている。オフロードまで数百メートルの、アスファルトの直線はとにかく前に陣取りる事が先決。棒状に続く横を全力でパスし、オフロード区間に入っても僅かの距離も空かさずレースらしさの強引なラインで暴走し、下り区間の一列に続くライダーに続く。呼吸と整えながら、一列に続く背中の走行ラインの隙を狙う。少しでも前に進む闘争心は、世界戦で走った世界舞台での自分が挑戦していたレース姿そのものだった。明かに違う絶対スピードある故だが、違う発想でBラインをなぞり始め、でポジションを奪い取り、ポジションを上げてゆく。ひとまず前半を終え、バックストレート。24位からポジションでも、先頭からのタイム差は既に2分半と告げられた・・・・。

後半が始まる桜坂、フィードエリアで無意識にボトルを捨ててしまう。大きな影響ではないけれど、落ち着いてコントロール出来ていない証。ペースを上げて走らなければならないけれど、慌てては機材トラブルを起こしてしまう可能性だって出てくる。レースはまだ始まったばかりだし、気持ちを集中させる事だけを意識していた。 

コース脇から応援される声、カメラを構える多くの人。自分が走る限りは観客に魅せる走りもプロとしての階級を上げるところでもある。苦しさがこみ上げる時程、意識をして自分自身への力としてポジティブに切り替える。

周回のベースとなる基準は18分。ジュールメーターの表示で確認し、1周目から2周目へと突入した。少し遅めではあるが、これからが本当のレースの始まりだ。我武者らにグランドとアスファルト区間をペダリング。まだまだ乱れたリズム。自分のペース、ペダルのかかる重さ、下りでの力まないコーナーの抜け、スムーズに区間を走る事だけを考え、単発的な激登りをこなして、桜坂を登り始めた。フィードでは、かけ水を浴び、素早くボトルを受け取り、もう一回水をかける。その忙しいリズムがタイミングを自分のリズムに変わり、長い登り区間までを滑りながらダウンヒルする。さっきより重いギア!さっきより強い自分!いつの間にか3周目、4周目には14位。ペースはイーブンでほぼ同じタイムで順調に周回を重ねた。


周囲のペースも同等レベルまでになり、パスするにも難しくなってくる。それでも、次第にペースダウンする選手に追いつき、逆に抜かれたりと油断はならない。

レースは、ラストラップの最終局面。残念ながらの足がつり出し、筋が痛む片足を誤摩化しながら進む。今現在のこの順位を上げる事よりも次のレースに向けての労りと言う考えで、ランニングをする勇気と決断・・・・。

それでも、歓声は多くいた事で集中は出来て、走りきる事が出来ました。最後まで激しい応援のお返しとまでに、観客と一体になりハイタッチで八幡浜のレースを16位で終了しました。


レースにはタラレバは存在しなく、運もそれなりに関わってくる重要な事。今回のスタート直後の落車は大きなタイムロスとなってしまったが、忘れかけた闘争心と精神的コントロールを兼ね備える事が出来た。
レースの中盤より気持ちは既に富士見へ。地元の開催に多くの皆様の応援と、サポート皆様の支えで走ります!次戦、6月1日長野県富士見パノラマリゾートで開催となります。是非会場での応援よろしくお願いします!

 

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アキグリーンカップレースレポート

2014-05-19 | レースレポート

アキグリーンカップレースレポート

期日:2014年5月18日 会場:長野県諏訪郡富士見高原スキー場
天候:晴れ 気温 20度 コース状況:ドライ
距離:20km x 4 Laps = 80km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 100mm CTD Rimorte 1.5"taper 15QR (58psl) コンプレッション+3(体重62kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
グリップ:SYNCROS/Pro Thin Lock-on Small
タイヤ:IRC/Mythosxc
シーラント:IRCチューブレスレディータイヤ用シーラント
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /RACINGJACET,30year Sports Special Editionレンズ/Gray Vented )
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lube 
サ プリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ワンセコンドBCAA ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン


順位 2位 時間4:32:40 (+2:07)

毎年恒例のアキグリーンカップ。過去には、1500名のエントリーまでいた大人気イベントでしたが、今年は少なめ?な感じでの開催に感じましたが2000名エントリーの一大イベントに成長している様ですね。

家から近状と言う事で自走も頭によぎりながらも、結果的にはウオームアップ時間を抜かせばちょうど良い時間。耐久、スラローム、ロングライド。そんな数ある種目の中で80kmロングライドにエントリーした。ゼッケン順位でもなくタグの受け取り順に招集され順次スタートラインに配置。20キロ周回の4周で、20,40,60,80クラスがあり、混走でマラソン大会風の長蛇の列で中間程のエリアからスタートした。

前日の耐久で使ったリフト線下りは、土煙を上げて落車にならないレベルですり抜ける。恒例のアスファルトの長い登りをリズムを整えながら先頭になりペースコントロール。時折見える、パノラマスキー場方面、富士山方面は素晴らしく奇麗に見え、地元に居ながらにして見慣れない景色を堪能出来る。

広葉樹が広がる林道、鹿が駆け抜ける大自然。登りはキツい斜度もあるけれど、メイン会場へ戻る極めつけはご機嫌のシングルトラックがレイアウトされ、日本のマラソンレースにカウントして良いんじゃないかと思った。

ボトル1本とBCAAのみで1周を終え、フィードがあるのでジャストで無くなるタイミング。58分でラップを刻み、順調なペースで快調に進む。XCペースでは少し遅いが、問題は無い。
続く2周目は、パワータップのメーターで確認する限り、3,4分遅れ程で悪くないペースだった。

3周目後半の長い下りで、足にもの凄い痛みと共にストップ。蜂に刺され痛みからがら再スタートした。幸い腫れも無く、問題無いがペースがどうも上げられない。次第にペースは元に戻るが、気温上昇と共に脱水しかけてきていた。

補給不足でハンガーノック寸前!確認出来る範囲の時間は、5分から10分と遅れてゆく。前半の快調な走りとは反対に、力が入らない。最終オフィシャルフィード行ったらゼリー売り切れの、気持ちキレ切れ状態。ひとまず水だけを受け取って、5分程プライベートフィードでも立ち止まる。あるだけのワンセコンドやおいしいアミノ酸等で食いつなぎ、リスタート。

4周目は、まさに地獄の修行状態だった。なるべくパワーを持続させようとするも、ついついペースを上げてしまう。周回遅れで追いつく選手にも次第に付いて行けなくなり、下り区間も視界が定まらない。体も時差ぼけのように動きも悪く、ひたすら時間と距離だけをこなす。それでも10分以上タイム差があった赤塚選手にラスト5キロで追いつかれ、フラフラながらゴールした。

マラソンに向けた練習も出来ていなかったので、当然の結果になった。しかし、XCに対する仕上がりには良い形で確認する事が出来、前半の2周は気持ち良くは走る事が出来た。

来年も開催で、また違うレイアウトにするようで大変楽しみな年一イベント。周回で走れるので、補給ポイントがあるのも嬉しいですね。少しコースアドバイスを来年はさせていただき、盛り上がって行くイベントになりそうです!是非みなさんもエントリーしましょうね。

次は週末のインターナショナル八幡浜大会。引き続き応援宜しくお願いします。


TEAM SCOTT
松本駿

 

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ジャパンシリーズ開幕戦朽木大会レースレポート

2014-05-06 | レースレポート

ジャパンシリーズ開幕戦レースレポート

©joko
期日:2014年5月4日 会場:滋賀県高島市朽木スキー場
天候:晴れ 気温 20度 コース状況:ドライ
距離:StartLoop + 4.2 km x 5 Laps = StartLoop + 21.0 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 100mm CTD Rimorte 1.5"taper 15QR (60psl) コンプレッション+4 (体重62kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/Mythosxc
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /RACINGJACET,30year Sports Special Editionレンズ/Gray Vented&Gade Iridium )
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lube 
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ワンセコンドBCAA ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン


順位 10位 時間1:37:43 (+7:38)

国内最高峰のレースが滋賀県朽木山スキー場にて開催された。今回は初の試みでチームカーで会場入りで、気持ちも新たに引き締まる。会場での雰囲気も変わり、ブーステントとチームカーのセットはライバルチームと引けを取らない雰囲気でイメージが格段に違っていた。

ゴールデンウイークの混雑により、スケジュールを大幅に狂わせられたが、家族とスポンサー様の協力でいつものリズムに軌道修正する事が出来た。ブース設営とバイク準備も整い、今期のゼッケンを取り付ける。いよいよシーズン開幕のキックオフを迎える準備が着々と進行した。

今回のコースは、全体に7割合が登りを占める。下りセクションは斜度があり、不規則に並ぶコーナーとバンクはリズムが取りづらく、時折のドロップオフはスピードがつかない為に飛ぶ事すら出来ない。前日は曇り空と強風が吹き荒れブーステント撤収をせざる得ない状況だったが、当日は晴れ渡りコースコンディションが完全にドライ。斜度のある下りは荒れ具合を増し、シビアなブレーキコントロールを必要とする。近年に無い登りが多く存在するコースレイアウトは、珍しく苦手意識のネガティブな気持ちへと追いやられそうだった。

決戦当日は風も無風で、太陽の光が眩しい程。機材は事前準備で完全に仕上げ、IRCタイヤブースでホイールセットを受け取り、CCDボトルとワンセコンドの補給類準備、ローラーへと切り替えてゆく。いつものレースの仕上げを段取りするリズムで気持ちを高めてゆく。いよいよシーズン幕開けのスタートだ。

最前列でレースをスムーズに乗り出し、ギアコントロールし、FOXサスのCTDレバーを切り替え舗装路と登り&下りと3タイプで切り替え進んで行く。登りでは周囲のライダーが元気よく加速する反面、内蔵への負担と息が苦しもないのにペースが上がらない。おまけにダウンヒル区間でフロントブレーキのローターにオイルが付着していたのか?ブレーキの効きが悪く、リズムが取る事が出来ない。前半はあっという間に20位以降まで順位を落とし、トップから既に3分も差を広げられての近年に無いらしくない走りで最悪なレース展開で前半が終えていた。

コース脇から応援される声が聞こえる度に、自分の気持ちを呼び覚ましてくれる。レーシングジャケット越しに見える視界は、グラス交換のタイミングでレンズの色を変える事で、そのタイミングのキッカケ作りのアクションを呼び起こす。また、FOXサスの来期仕様にチューンナップされた特注使用は、ダウンヒルセクションの絶妙な踏ん張りの粘りがバイクコントロールを容易にさせ、驚く程体力を温存させる。さらには、スコット本来持つべきリアバックのSDSを引き出す走りが自分の身体の中で連動してリンクしてくる。あらゆる路面状況下で身体と機材の一体感が、ブレる事無く機材と共にレースを激変させる走りへと自らが変わり始めた。これぞ、機材スポーツ故の戦い方であり、パフォーマンスを最大限に引き出すやり方はトレーニングと同等の重要項目でスポンサーありきの強みでもある。

小刻みなアップダウンと仕掛けるタイミンングで大きくリズム変化をつける。タイムアップして、20秒から10秒と上がり、順位も21から19、18-14位とランクアップ。白熱する応援と気持ちが、さらに加速をさせた。次第にやってくる筋肉への負担はワンセコンドで全てリカバリーされ、余計に取りすぎたかのような感覚が余裕を生ませる。オフィシャルフィードで受け取る水でのど潤いと、身体の冷却されリセットされた気持ちがさらに前へと前進させた。

ラスト2周となり順位は11番、身体のキレは練習でイメージした新しい進化したパフォーマンスで走り続けた。フォームの意識するポイント、仕掛けるコースのタイミング、面白い様に順位をあげてペースを上げた。結果的に開幕は10番目滑り込み、最後は観客と一体になりハイタッチで終えた。


それなりに得た内容は満足する事、前半のここ数年なかった超スロースタートは反省する点だ。まずは現状からスタートで、残るは上がって行くのみ。多くの皆様の応援と、サポート皆様の支えを胸に秘め、今シーズンも盛り上げて行きます。次戦は、5月25日愛媛県八幡浜となります。応援よろしくお願いします。

 

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