☆ ゴーストペッパー 引退・・・これからだったのに・・・・・・。 ☆
レースは3着でした。 これからだったのに。 残念です。 ご冥福を祈ります。
- 5/10 引退
- 10日の東京競馬ではスタート後から行きっぷりがひと息で後方からの競馬に。直線は遅れながらも伸びを見せて追い上げてくるが届かず3着。ゴール入線後歩様に異常を見せたため経過を観察して検査を行ったところ、右前管骨の骨折が判明しました。「もう少し前で流れに乗りたかったですし、極端な話、積極的に行ってラチに沿わせて走ることも考えていたくらいなのですが、ゲート内で落ち着きがなかったのである程度体勢を固めていたため、あの位置からになりました。口が硬いのは事前に聞いていましたし気を付けてはいたのですが、ゲートに突進しそうな雰囲気がありましたからね。それでも道中に何か悪さをすることはなかったですよ。ただし、直線でジリジリと伸びてきてはいるもののちょうどゴール前くらいのタイミングでフォームが急に小さくなったように感じました。跨がった時から脚捌きの硬さはありましたし、この馬なりの部分はあるのかもしれませんが、入線してから前脚に嫌な感じがあったので馬場で下馬させていただきました。まだ僕も詳しくその後の話を聞いていないのですが、大きな怪我につながっていなければいいのですが…。申し訳ありません」(田辺騎手)「状態はキープできていましたし、まわりに気を取られずに集中して走っていい結果を出してくれればと期待を込めて送り出しました。直線はちょっと遅れを取って3着まで来れていましたし、歯がゆいけれど力は示してくれていました。しかし、道中からちょっとぎこちない走りが気になっていて、レース後、ジョッキーが下馬したのですぐに厩舎に戻って様子を見ていました。歩様が悪くなってきていて検査を行ったところ右前脚の球節から管骨へ向かって螺旋状に骨折線が入っていることがわかりました。体の大きい競走馬ですからその影響が大きいことは間違いなく、骨折線が上まで抜けてしまう可能性がかなり高い状態でした。診療所の診断も厳しいと言わざるを得ないということでしたし、今以上悪化するとさらに苦しめるだけになってしまうことから本当に心苦しい思いですが楽にさせてあげることになりました。入厩当初からヤンチャで子供っぽいところばかりを見せていて頭を悩ませていましたが、まだ幼さを随所に見せるものの徐々にしっかりとはしてきていたんです。今回の当該週の追い切りを終えて上がってきた時も珍しく鳴かないで我慢してくれていましたから大人になってきたかなと微笑ましくも思っていたし、かわいい馬で愛着もあっただけに本当に残念でなりません。このようなことになってしまい誠に申し訳ありません」(杉浦師)子供っぽさが全面に見られて力はあるけれどその力を発揮できない状況に頭を悩ませていましたが、厩舎そして山元トレセンをはじめとする多くのスタッフの方々が辛抱強く接して育ててくれたことから成長の跡が見られるようになり、休養明けからは安定して走れるようになってきていました。あと少しというところまで来れていましたし、何とか勝たせてさらなる成長を促してあげたいと考えていたのですが、回復を見込むことが相当に難しく、いたずらに苦しませてしまう可能性が高い状況にあったため、杉浦宏昭調教師と協議をした結果、苦渋の決断ではありましたが安楽死の処置を取ることとなりました。応援してくださった皆様には大変申し訳なく思っております。なお、本馬に出資されています会員の方へは追って書面をもちましてご案内いたします。