昨日簡単な記事にしたブレーヴストーリーの死を受けて思うことを。
数年前、ゴルトブリッツが腸捻転で亡くなりました。開業間もないNFしがらきで、発見が遅れ手遅れでした。帝王賞を制覇しこれからG1をいくつ取るのだろうと期待してた矢先でした。当時スタッフの半数以上は素人同然とのこと。いくら設備を充実しても、肝心の人材育成が追いつかない状態。完全な人災だと思ってます。
だからといって、NFを否定するわけではありません。『馬作り』にかけては日本一だと思ってますし、実際にキャロット&シルクで一口を続けていく限り、NFの馬を中心に選ばなければならないのも、また現実なのです。
しかしながら、疾病に対する早期発見や治療については、やはり本家の社台Fに一日の長があると思ってます。東サラで敢えて社台Fの馬を選ぶようになったのも、このことがあったからです。ちなみに今年の4頭は、欲しかったNFの仔を切り、すべて社台Fの仔にしています。
リスク軽減…一口ライフを続けていく上での悲しい思いを少しでも少なくすること。
馬選びの時、父&母の血統はモチロン、馬体の良さや厩舎で、選びがちですが、過去の経験等を活かし、しっかりリスクアセスメントをして選ぶことが大事かなって思ってます。特に無茶な使い方をする厩舎は極力出資を控えるなど。それでも生き物なので仕方ない場合もありますが。
たあいもないむーたんの戯れ言で申し訳ありませんでしたが、日頃思っていたことを綴ってみました。
(余談)
最近心がけているお馬さんの選び方。
…リスク軽減のための生産&育成牧場の分散化
ちなみに13年産=14頭の出資馬の育成牧場は、
社台F=4頭、NF空港=4頭、NF早来=2頭、追分リリーバレー=1頭、ケイアイF=2頭、宮崎S=1頭。
馬選びはちゃらんぽらんですが、バランス感覚は、やっぱサラリーマン的思考(笑)