菊花賞2着のオーソクレースのレース後コメントです。
21/10/24 久保田厩舎
- 24日の阪神競馬ではややゆっくりとしたスタートになるがすぐに取りつき、縦長の隊列のなか後方馬群につけて進める。2周目の3コーナー付近から徐々に動き出し、直線も最後までしぶとく伸びてくるが勝ち馬との差は詰まらず2着まで。「よく頑張っているんですけれどね…。展開のアヤかなと思いますけれど、今日は勝ち馬が積極的な競馬をした結果なので素直に認めざるを得ません。それにしてもお母さんに続いてまさか子どものオーソも外枠を引くとはね…。3000mと言えど阪神内回りなので枠は気になりましたが、決まったものが変わるわけではないので前向きに捉えて鞍上に託しました。結果的には厳しい要素になってしまい、ルメールも3着馬くらいの位置が理想的なポジションだったと言っていましたね…。それでもこのキャリアで、G1レースで2着に来るのですから、馬を褒めてあげたいですよね。1回使って気配、動きともに違っていましたし、不安明けだったことを考えると立派とも言えます。初めての関西圏への輸送もこなし、美浦にいるときとさほど変わらない体で臨めたことも今後に活きるはずです。勝負どころの姿がどんどんマリアっぽくなっているのには苦笑いしたけれど、お母さんのようにこれから良くなってくれそうとも思えますから今後の成長の期待したいと思います」(久保田師)脚部不安により春のクラシックに参戦できず涙を飲みましたが、何とか最後の一冠に間に合ってくれました。復帰戦そして今回と、一番の願いは無事に走り終えてくれることで、次いで、少しでもいい結果になってくれればと思っていたところ、最良の結果こそ得ることはできませんでしたが、2着に来てくれました。飲み込まれるのではないかと思われたところから交わされず最後まで来るあたりはまさにしぶとく、母親譲りと言ってもいい脚を前走に続いて見せてくれています。父そして母はキャリアを重ねてより一層逞しくなってくれましたので、この馬も両親の成長力を引き継ぎ、さらなる活躍を見せてくれたらと期待しています。まずはレース後の無事を確認し、この2戦の疲れをしっかりと癒してから今後のことについて検討していければと考えています。
お母さんも晩成型でしたし、オーソクレースもこれからが楽しみです(^^♪
そしていつか、アイドルホースのぬいぐるみを作ってもらえると嬉しいです!!