どんぐり村小型鉄道運転会

ここの常設線路は３．５in、５in、７inと３種の軌道が用意されている。写真は本日唯一の７in機関車。さすがに大きくなり小型鉄道の名にふさわしい。客車も７inになると安定し多少のことでは脱線したり転覆する事故はまず発生しない。日本では５inまでが主流だがこの種の鉄道が盛んなアメリカでは７inが主流となっている。

この線路には膜で覆われたトンネルが設置されている。本物のようにここを蒸機が通過すると乗客は煙に包まれる。トンネルを前に蒸気圧を上げるためいったん停車中の軽便向けコッペル機関車。機関車は５inだが牽引客車は７in。

私の預かっている元三重交通の黒い軽便電気機関車も活躍中。但しこういったマニア指向の機関車よりも子供たちにはなんといっても新幹線が大人気である。

この鉄道公園を運営するM氏の作である豊橋市内線の車輛。こういったスケール車輛も観賞用でなく実際に線路を走らせるとなると繊細なデテールは不可能なのでどこをどのように簡略化しかつ全体としては違和感なく仕上げるのが腕の見せ所である。本体は設計図通りFRPで型をとり造られており量産も可能とのこと。