晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

「じゃあ、どうすればいいの!」

2009年09月09日 | 
と読み終えた後、天に向かって叫びたくなった飯嶋和一作「出星前夜」でした。 新聞評には「島原の乱は天草四郎を中心としたキリシタンたちの蜂起で宗教的な戦いとされているが、彼らが立ちあがった真の理由は当時の支配者松倉家の苛政にあったということを史実に基づいて書かれた秀作」と紹介されていました。 35回大佛次郎を受賞しています。 私の知識ではどこまでが史実でそうでないのか分かりませんが、2章は合戦記 . . . 本文を読む