晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

地面から蛙の鳴き声が聴こえる

2010年03月14日 | 
時折、お腹の虫が鳴るようなごろごろとした音が沢沿いや陽の射さない湿った常緑樹帯などを歩いていると頻繁に響いてくる山中。啓蟄も過ぎた先週ごろから聴こえ始めました。鳴き声のもとを確かめると大きな石の下に違いありません。ひっぺがえす勇気はありませんが、きっと寝ぼけ眼の蛙が今日出ようか、明日にしようかと迷っているのでしょう。

何が何でも「登りたい」という気持ちが湧かないー、しかし行かないと後悔してしまいそう。近場の多良へ2週続けて出かけました。

コース   黒木~中山越~西岳~西野越
pole-pole&bamboo

ユリワサビは先週よりたくさん白く可憐な姿を見せていました


「早すぎる」何とも気の早いツクシショウジョウバカマ。


立派そうな樹木ですが、裏側は幹が割れてうろになっています
小学生の頃、近くの神社に大きなうろのある神木がありました。足をかければずっとてっぺんまで登れ、放課後何人かでお菓子を持ち寄って食べていたっけ・・・そんな記憶が甦ります。




シロバナネコノメソウのマッチ棒はやや突出し、形の良いブーケになるまでもう一頑張り!


西岳山頂付近、木立の中でランチタイム。
暖かくなってきたので先週からコンロで昼食を作るようにしました。前夜の肉じゃがの残りを温めただけでしたが、やっぱり美味しい!食いしん坊の私たちには、寒さに追いかけられるようなそそくさとすませるランチは物足りなかったのです。コーヒーまで沸かしていたらあっという間に50分は経ってしまいました。


田植えをしたようなオオキツネノカミソリ。先週より数センチは延びています。そういえば、我が家の庭の彼岸花の青い葉も伸び放題です。今までは花壇がみっともなくなるとせっせと刈り取っていましたが、葉で光合成した栄養を球根に送っていたのよね。この緑があっという間に消えて、梅雨半ば、土の下から妖しげな花を咲かせるのですから

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