1969年作「アリスのレストラン」の監督は「小さな巨人」「俺達に明日はない」で名高いアーサー・ペン。
映画中に何とも歌の上手い俳優さんがと思いきや、彼の父親はアメリカでは名高いフォークソンガーだったウディ・ペンと云う人。息子であるアーロ・ガスリーは随所随所にギター片手にフォークソングを歌います。昔ラジオで聴いたことがあるメロディで懐かしさを覚えました。
放浪の旅のさなか、不治の病の父を訪ねるシーンでバンジョーとギターのハーモニーはさすがと思わせるものがあります。素人っぽい演技に好感が私的には持てたのですが、アーサー・ペンの作品中、評価はさほど高くないようでした。ラスト「アリスのレストラン」を閉鎖する結末はヒッピームーブメントの崩壊を描かれていて寂しさが残りました
ただこの映画の影響で「アリスのレストラン」という名前の喫茶店が日本で多く付けられていたのには驚きました。

bamboo一押しの映画評より
ウディを父に持つアーロ・ガスリーが本人自身として登場。
ベトナム反戦で揺れる世相を背景に、彼が大学をドロップ・アウトしヒッピーとして教会の廃墟に住んで徴兵におののく姿を通して、1969年の苦悩を伝える作品。「いちご白書」などにも言えることだが、当時から四半世紀以上の歳月を経ると、同時代的共感に貫かれた映画ゆえの隔たりを感じざるを得ない。それでも、アーロの朴訥な素人演技が、妙に懐かしくもある。
終盤、放浪の旅のさなか、不治の病の父を訪ねるシーンの、しみじみと、しかし乾いた味わいが忘れ難い。情緒過多の、最近の60年代回顧ものを観るよりは、ずっとお勧めできる。
アーロ自身による歌の数々も、いまだ色あせない魅力を持つ。
映画中に何とも歌の上手い俳優さんがと思いきや、彼の父親はアメリカでは名高いフォークソンガーだったウディ・ペンと云う人。息子であるアーロ・ガスリーは随所随所にギター片手にフォークソングを歌います。昔ラジオで聴いたことがあるメロディで懐かしさを覚えました。
放浪の旅のさなか、不治の病の父を訪ねるシーンでバンジョーとギターのハーモニーはさすがと思わせるものがあります。素人っぽい演技に好感が私的には持てたのですが、アーサー・ペンの作品中、評価はさほど高くないようでした。ラスト「アリスのレストラン」を閉鎖する結末はヒッピームーブメントの崩壊を描かれていて寂しさが残りました
ただこの映画の影響で「アリスのレストラン」という名前の喫茶店が日本で多く付けられていたのには驚きました。

bamboo一押しの映画評より
ウディを父に持つアーロ・ガスリーが本人自身として登場。
ベトナム反戦で揺れる世相を背景に、彼が大学をドロップ・アウトしヒッピーとして教会の廃墟に住んで徴兵におののく姿を通して、1969年の苦悩を伝える作品。「いちご白書」などにも言えることだが、当時から四半世紀以上の歳月を経ると、同時代的共感に貫かれた映画ゆえの隔たりを感じざるを得ない。それでも、アーロの朴訥な素人演技が、妙に懐かしくもある。
終盤、放浪の旅のさなか、不治の病の父を訪ねるシーンの、しみじみと、しかし乾いた味わいが忘れ難い。情緒過多の、最近の60年代回顧ものを観るよりは、ずっとお勧めできる。
アーロ自身による歌の数々も、いまだ色あせない魅力を持つ。
そうですか???皆美人ばっかに見えますが^_^;。原題は「HONKYTONK MAN」で「センチメンタル・アドベンチャー」ですね。興味ありますが、手に入るでしょうか?
午後から消されたヘッドラインを観に行ってきま~す。