広域基幹林道多良岳横断線水神池駐車場~水神様~五家原岳への林道出会い~五家原岳頂上~中岳~水神池への分岐~おたちめ観音
夏場は負担の少ないコースを取って身体を労わってあげよう・・・と云うけれども初めてのルートだ。先週金泉寺山小屋で女性単独で良く登られているIさんに詳しく聞いていた。前年度台風で水神コースはがたがたになって通れないと誰かから聞いていたが通れるようになっているらしい。
キャンプ場では昨夜キャンプした家族がテントを撤収中、お父さんが孤軍奮闘で騒いでいる子供らに大声で指示を出している。頑張れ父さん!お父さんはがんばるしかないのよ。20分ほど苔むした階段を歩くと水神様の前で高齢者御夫婦がポリタンクに水をくんでいらっしゃった。
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鳥居をくぐり、贅沢にもオオキツネカミソリの群落の中を踏まないように登っていく。五家原~金泉寺山小屋までの縦走路となっているはずの上から冷たい風が吹き降ろしてくるのでしのぎやすい。悪路と表示してあった自然林登山道を目印のテープを頼りに進むと杉植樹林に出た。緩やかな傾斜になり強い日差しが照りつける草地にオトギリソウがこんもりと群れていた。夏到来を思わせる花ー
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地図を取り出して確認するとどうやら仏の辻コースに合流するようだ。曇天だったので林立するテレビ塔がぎらぎら光っていないのは幸いしたが、舗装道路は陽炎がゆらゆら揺れている。夏の花々が暑さの中で健気に咲き誇っていた。
ニガクサと何の花かしら?
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ピンクが濃いシモツケ
五家原頂上には金泉寺から歩いて来られたと思しきカップルと「暑いですね」をやたら連発して挨拶する。
雲が山の陰影を織り成していて、雲が移動すると陰る山も移っていく様子はいつまで見ていても飽きない。
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山頂は暑いので、中岳先の樅の木ルートから登り上がる山頂で昼食をとることにした。春先までぐらいまでしか行かないその山頂は、こんもりと緑に覆われ、暖を取る為に裸木の下で過ごす冬場と違う様相に驚いた。風も吹きぬけハンモックを吊るせばお昼寝に最高かもしれない。BE・PALに紹介してあったハンモックを早く作ろう。
休憩をたっぷりと取ってさあ出発!途中「賑やかな金泉寺山小屋は迂回してこちらに回った」と云われる男性に会い、「我々もそうです」と笑いながらすれ違った。オオキツネが美しい時期にこちらへ周る人はお互いへそ曲がりだからかしら?
分岐に新しい標識が設置されていた
等高線に沿った緩やかなルートは淡々として眠気がおそって来る。手入れが行き届き草が刈り込まれているのに感謝しながら下ったが、果たして一ヵ月持つだろうか・・・。ハグロソウが愛らしい姿を覗かせていた。
ツクシガシワと真珠の粒みたいなヤマノイモ
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アキノタムラソウとハグロソウ
この山並を巡るショットは珍しい。
右端から帆柱岳、一の宮岳、黒木岳
おたちめ観音には昼寝をまどろんでいる車が数台駐車
夏場は負担の少ないコースを取って身体を労わってあげよう・・・と云うけれども初めてのルートだ。先週金泉寺山小屋で女性単独で良く登られているIさんに詳しく聞いていた。前年度台風で水神コースはがたがたになって通れないと誰かから聞いていたが通れるようになっているらしい。
キャンプ場では昨夜キャンプした家族がテントを撤収中、お父さんが孤軍奮闘で騒いでいる子供らに大声で指示を出している。頑張れ父さん!お父さんはがんばるしかないのよ。20分ほど苔むした階段を歩くと水神様の前で高齢者御夫婦がポリタンクに水をくんでいらっしゃった。
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鳥居をくぐり、贅沢にもオオキツネカミソリの群落の中を踏まないように登っていく。五家原~金泉寺山小屋までの縦走路となっているはずの上から冷たい風が吹き降ろしてくるのでしのぎやすい。悪路と表示してあった自然林登山道を目印のテープを頼りに進むと杉植樹林に出た。緩やかな傾斜になり強い日差しが照りつける草地にオトギリソウがこんもりと群れていた。夏到来を思わせる花ー
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地図を取り出して確認するとどうやら仏の辻コースに合流するようだ。曇天だったので林立するテレビ塔がぎらぎら光っていないのは幸いしたが、舗装道路は陽炎がゆらゆら揺れている。夏の花々が暑さの中で健気に咲き誇っていた。
ニガクサと何の花かしら?
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五家原頂上には金泉寺から歩いて来られたと思しきカップルと「暑いですね」をやたら連発して挨拶する。
雲が山の陰影を織り成していて、雲が移動すると陰る山も移っていく様子はいつまで見ていても飽きない。
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山頂は暑いので、中岳先の樅の木ルートから登り上がる山頂で昼食をとることにした。春先までぐらいまでしか行かないその山頂は、こんもりと緑に覆われ、暖を取る為に裸木の下で過ごす冬場と違う様相に驚いた。風も吹きぬけハンモックを吊るせばお昼寝に最高かもしれない。BE・PALに紹介してあったハンモックを早く作ろう。
休憩をたっぷりと取ってさあ出発!途中「賑やかな金泉寺山小屋は迂回してこちらに回った」と云われる男性に会い、「我々もそうです」と笑いながらすれ違った。オオキツネが美しい時期にこちらへ周る人はお互いへそ曲がりだからかしら?
分岐に新しい標識が設置されていた
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等高線に沿った緩やかなルートは淡々として眠気がおそって来る。手入れが行き届き草が刈り込まれているのに感謝しながら下ったが、果たして一ヵ月持つだろうか・・・。ハグロソウが愛らしい姿を覗かせていた。
ツクシガシワと真珠の粒みたいなヤマノイモ
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アキノタムラソウとハグロソウ
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この山並を巡るショットは珍しい。
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おたちめ観音には昼寝をまどろんでいる車が数台駐車
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した。 初めてのコースだったとのこと、いい登山を
されたようですね。
このコースはbambooさんお知合いの引地秀司さんの
「多良岳の休日」でも紹介されていますね。 写真の
「分岐」は中岳~西野越間に設置されているのでし
ょうか? (このコースも未踏なものですので)
「ヘソマガリ」ではなく、「賢い登山者」と思います。
アップされている写真で、経ケ岳登山を昨日のよう
に、思い出しています。
近くにいい山があって、幸せに思っています。できれ
ば2000m級の山があってくれれば、もっといいのですが…。
このコースを歩く時の参考にさせて頂きます。
災害をもたらさない造山活動ならば、歓迎したいので
すが…。
ところで「標高」で思い出しましたが、頂上と三角
点が、必ず同じとは限らないそうですね。
国土地理院の地形図に、記載されている頂上の標高
を示す数字は、三角点のそれだそうですね。
地図も写真撮影なので全面的に信じてはいけないものだと付け加えられました。同じ山系を巡っていると自ずと分かります。
私の場合多良で不可解な箇所を気づきましたよ。