3996.~自身を問う3~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「面接を通して」(2月7日)
おはようございます。秋津教室の滝です。
目前に迫る入学試験。
秋津教室ではM君とN君が同じ工業系の高校に挑みます。
ものづくりが好きな2人は、当初から同校を第一志望に決め、課題や面接対策に取り組んできました。
同校の面接には3分間の自己PR(パーソナル・プレゼンテーション)が含まれます。
自分自身を見つめ、性格や長所・短所、得意なこと、苦手なこと、自分に対する周りの評価などをまとめ、
さらに中学校生活を振り返り、その時の自分の気持ちを思い出し、
また高校生活で頑張りたいことや将来何がしたいのか、3分間で語ります。
原稿用紙にして2枚半の内容になります。
授業で自己PRの練習をしていると、これまで気づかなかった2人の愉快でユニークなところがたくさん出てきます。
*M君と
「それは、M君の良いところだよ。」「そうですか?」
「M君のそういうところが、周りを明るくするんだよ。」「そうですね。」
*N君と
「N君、そのエピソードいいね。とってもN君らしいよ。」「そうですか?」
「すごくいいよ。」「はい。」
その度に原稿を修正し、今では自信に満ちた表情で3分間しっかり自分自身を語ることができるようになりました。
本番まであとわずか。初めての受験で緊張するのは当然です。
「貴校で勉強したい!」その気持ちだけで十分です。
がんばれ!
◇ワンポイント・メッセージ
受験対策の一環としての面接学習が、予想以上に自己分析の良い機会となっています。先日の2人の講師のブログにもありました。M君においても、N君においてもそうですね。自己を振り返り、改めて自己を見つめ、自己分析を通して自己肯定へと至る、これは自身を確認する上でとても大切なプロセスです。受験生としてとにかく頑張ってきているこの一年間。しかしこのプロセスを体験することで、なぜ受験するのか、どんな思いで受験に臨むのか、受験や進学への自身にとっての意味づけ、それらを少しずつ確認することができるようになることでしょう。