3111.~気持ちを書く~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「愛着・懐かしむ」(3月29日)~
おはようございます。国分寺教室の盛田です。
国分寺教室は、今月より移転をしました。新しい教室はブースが増え、自習スペースや待合も広くなりました。
移転当初、生徒さんたちは新しい教室に興味津々で、「広い」「きれい」と歓声を上げながら、各ブースを見て回っていました。一方で、
「前の教室は電車の音が聞こえたね」
「救急車や消防車もよく通った」
「前の教室はどうなったの?見に行きたい」
「たまには前の教室でも勉強したい」などと、懐かしむ声も多く聞かれました。
生徒さんたちが、毎週通う教室に愛着を持ってくれていたことに改めてきづき、温かい気持ちになりました。
新しい教室も、生徒さんたちにとって、楽しく通える場所、居心地のいい場所になってほしいと願っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「作文を書いても気持ちの表現ができないのです」、という声を教室ではよく耳にします。
でも、今日のblogには生徒さんのすなおな気持ちがたくさん表されています。
生徒さん方がそれぞれに、愛着や懐かしむ気持ちを持ち備えていることが分かります。“移転移転”と準備に追われ前の教室を振り返ることもなかった私達ですが、生徒さん方の言葉にほのぼのとした気持ちになります。
移転にまつわる作文をぜひ書かせておいてあげたいものです。発した言葉をそのまま書けばよいのです。心の柔らかい、優しい子どもたちです。