3728.~就労に向けて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「メモ学習」(4月2日)
おはようございます。越谷教室の菊地です。
普段何気なくしている“メモ”ですが、聞き取る内容によっては、「何」をメモすべきか変わります。
今日はそれについて勉強している生徒さんについてお話ししたいと思います。
2月より職業教育コースへコース変更され、就労に向け本格的に勉強を始めたK君。
午前中は国分寺本社にて実習し、午後は越谷教室にて就労に必要なデスク・スタディを行っています。
実習する上で大切なことは、一度聞いたことを忘れないようにメモすること。
K君は小さなメモ帳をいつも上着のポケットに入れ、指示されたことを忘れないように記入しています。
しかしメモの内容を確認すると、言われたことをそのまますべて書いています。
ですので、毎回メモは2ページほどに及びます。
そこで、「メモの取り方」を学習課題の一つに加えました。
『箇条書きにすること』
『一行あけて分かりやすく書くこと』
『あれ、これ、といった言葉は使わずに、具体的に明記すること』、…などです。
成果を確認しつつ、就労に向け指導を重ねているところです。
◇ワンポイント・メッセージ
K君、午前中4時間の実習と、それに続けて午後2時間のデスク・スタディとは、本当によく頑張っていますね。この間、遅刻欠席も無し。それだけでも、職業実習において一つの大切な課題は合格ですね。挨拶も、とても大きな元気な声で、クリア。さらにメモ取りが上達すれば、もうひと課題クリアですね。就労のための面接試験まであと2週間。これまでの成果を発揮できるよう、もうひと頑張りです。