「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所
夕方、陽が落ちて暗くなった部屋に雨戸を引こうと入ったら、月明かりが窓の形に床をほんのり明るく照らしていました。秋の光にも白さを感じますが、月の光にはまたそれとはちがう白さを感じ、それはなんとも美しいものですね。
しばらく雨戸を引かずにおき、家族を呼んで月明かりを楽しみました。本が読めるほどではありませんが、人の姿はよく判じ得ます。
さてその後、雨戸を引きましたが(雨戸といっても紐で引くシャッターの形のものです)、電動でこそなくとも、今はこんな作業もとても楽に出来ますね。
子どもの頃、雨戸を引く仕事は嫌いなことのひとつでした。だから、夜すっかり暗くなるまで放っておく、すると、すっかり暗い上にすっかり寒く冷え込んでくる、そんな中で立て付けが悪くなって引きにくい雨戸をガタガタといわせながら引く、そして渋い木の鍵をかける・・・。今思えば、木の鍵なんて知恵のあるシャレたものだなと思いますが、立て付けの悪い雨戸と奮闘している時にはそんなゆとりはありません。
やはり、「かんたんに出来る」ということはとても大切だなとつくづく思います。簡単に出来たら、夜まで放っておくようなこともなかったでしょう。すっかり寒く冷え込んでしまうようなこともなかったでしょう。雨戸引きが嫌いな仕事になることもなかったでしょう。
子どもに楽なことばかりさせましょう、というわけではありませんが、取りかかりにくい仕事や課題、習慣化しにくいこと、進んでやるほどにはなれないこと、どうしてもやらせなくてはならないこと、・・・などは、いかに取り組みやすくしてあげるかにかっかっています。
教室のモットーのひとつ、「簡単からのパートナー」にはこんな意味合いもあります。ただただがんばらせるのではなく、がんばる気持ちになれるようにちょっと工夫してあげられるといいですね。
明日は大掃除のご家庭も多いことでしょう。ちょっと努力することによって成果の出るような仕事を与えてあげましょう。
・家族の靴磨き(軽い力でピカピカに光ります)
・床のホコリ取り(面白いほどシートにホコリがつきます)
・最近はやりの白いスポンジを使ってキッチン磨き(これも小さな力で面白いほどきれいになります)
「小さな力で」「短時間で」「成果が目に見えて分かる」、この3点がポイントです。こんな経験はそのまま学習にもつながって生きてきます。
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造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース 公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
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